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横浜リサのもっと輝け!日本人女性

あなたはどのレベル?(3) 2015.04.07

  

4月に突入しましたね。外資系に勤めている私は4月だからといって特に特別なことはないのですが、日本の会社だと、新入社員がドバーっと入ってきて、社内が浮足立っていたりするのでしょうか???

 

今回のシリーズは自分が社会人としてどのあたりのレベルにいるのかレベル別の対応方法などを書かせてもらっています。新年度になり、新たに社会人になった方もいるでしょう。管理職に就いた方もいるかも?異動になった方もいるかもしれませんね。ぜひ自分のレベルを見て、これからの仕事に生かしていただけたらうれしいです。

 

おっと、そういえば最初の5レベルの説明はしたものの、残りの6レベルの説明をしていませんでしたね。今日はそのお話しをしましょう。

 

実はレベル6以上は、ほとんど変わらないのです。(え?じゃぁなんで話をひっぱった?とつっこまれそうですが・・・)再度レベル6以上の部分を読んでいただくとわかると思うのですが、このレベルになってくると、言われた仕事のみをこなしている自分から、仕事を作り出していく自分に代わっていっていることがおわかりでしょう。

 

このレベルで働いている人は、きっとすでに管理職についており、仕事が楽しくなってきている人だと思います。自分で提案して、自分のやりたい仕事を作り出しているわけだから、楽しくてしょうがないでしょうね。このレベルに行けると仕事の醍醐味っていうのが感じられるのかもしれません。行ってみませんか?あなたも?

 

ここでちょっと話はそれますが、Level 11のケースはリスク管理能力が高い人ができる技です。リスクを事前に察知して、起こらないように手当しておく、もしくは起こった時にすぐ対応できる体制づくりをしておく。もしあなたがリスク察知ができているとしたら、あなたは相当上級者と言えるでしょうね。その分野ではかなりのベテランのはんちゅうに入ってきているかも!(すばらしい!)

 

そしてここで更に話はそれますが、Level 8は英語で言われるThink out of the boxの提案です。外資系の会議で問題を話し合う場になると、Think out of the boxって発言を良く耳にします。どういう意味かというと、「既存の枠組みや考えに縛られずに、想像力を駆使して新しい解決策や方法などを考える」ことです。

 

電球が切れた例をとってみると、天井の電球が切れたことに対して、電球を交換することが正しい問題解決方法に思われるだろうけれども(既存の枠組みで考えた解決方法)、実は天井の電球なんていらない、床にスタンドを置くのがいい(枠組みを外れて出した解決方法)と、発想の転換をやってのけられることが、まさにThink out of the boxであり、外資系では好まれる解決方法です。

 

話がそれたついでに、もう少しこのまま脱線状態を続けさせていただくとして・・・(ご容赦をぉ~)

 

私のある経験をシェアさせていただきますね。とあるプロジェクトのお話しです。ファイルを1というシステムから2というシステムへ送る際、中に無駄な文字が含まれているため、どうしても2が受け取れないという問題が発生しました。

 

誰もが「無駄な文字がいけない」→「無駄な文字が入らないようにシステム変更をしよう」と考えて、黙々とプロジェクトを遂行しました。が、何ヶ月たってもプロジェクトは終わらない。なぜなら「無駄な文字を入れないようにする」のは不可能に近かったからです。システム的に直せないならば、人海戦術だ!と言い出し、人を採用するとか、トレーニングをどうするなどと話しは発展していきました。

 

本当にそれでいいの?人海戦術なんて本来したくないよね?「素朴な質問だけど、そのファイルって本当に1から2に送る必要あるの?送らないって選択肢はないの?」

 

「確かに!送らないってオプションもあるかも!」となり、確認した結果、ファイルは送る必要無し!「無駄な文字を消すプロジェクト」から「ファイルを送らないプロジェクト」に変更して、1ヵ月後には無事完了!これぞまさにThink out of the box!

 

なんか今日は話がそれまくってしまいました。(お付き合いいただき、ありがとうございました!)

 

って、ことで、かなり無理やり〆に入りますが、クイズを受けてみて、あなたはどのあたりのレベルにいましたか?これから社会人となっていく方も、初めて管理職になって頑張っていく方も、レベル別の対応を読んでいただいて、少しでも日々の仕事に役にたってくれたらうれしいです。

 

そして、できたら自分で仕事を生み出せるような、仕事人になれたらきっと楽しくなる!少しでも多くの人がそうなってくれると私もこのコラムを書いた甲斐があるってぇもんです。

 

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この記事の筆者

横浜 リサ

某米国リベラルアーツ大学卒業後、某外資系金融にて、業務畑で20年以上勤める。入社4年目にして管理職に抜擢されてからは、管理職道まっしぐら、日本・NY・アジアでのビジネス経験を持つ。「脱サラして、起業!」という思いをひっそり暖めており、リーマンショック時を機に、香港で自身の会社経営を実現。4年間の起業人生活の後、「50代の金融復帰・転職なんてまず無理でしょう!」と言われているこのご時世に、畑を飛び越えて(業務畑からコンプライアンス畑に)めでたく転職を成功させた珍しい人種でもある。中学3年で親の仕事の関係上、初めて海外デビューをした頃まったく話せなかった英語が今では日本語よりも得意になるほど。休日は山歩きを楽しむどこにでもいる山おばさん(山ガールと言いたいとこだが。。。)。七転び八起きをモットーに、2児のシングルマザーとして家庭と管理職の両立をしながら、女性が女性らしく働けるようリアルな現場を暴露、管理職道ノウハウを発信中。

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