グローバル転職NAVI

キービジュアル キービジュアル

横浜リサのもっと輝け!日本人女性

あなたはどのレベル?(2) 2015.03.31

  

さて、前回はお風呂場の電球が切れていたら自分がどう対応するかで、自分がどのレベルにいるのかを見てもらいました。みなさん、自分がどのレベルだったか覚えていますか?忘れてしまった方、もしくは今日初めてこのコラムを読み始めて自分のレベルクイズをまだ受けてない方は、ぜひ前回のコラムに戻ってクイズを受けてみてください。とっても簡単で、ものの2-3分でできるクイズなので、ぜひ試してみてください。

 

クイズの結果がわかったところで、次に進みましょう。それでは各レベルの意味すること、これから自分がどう対応していったらよいかなどをレベルごとに詳しく書いていきますね。

 

Level 1: 電球が切れていることに気がつかない。

 

社会人として出直しましょう。お給料をいただいている限り、問題があるならば気がつくように自分を常に鍛えていることが基本、自分の知識や経験を深めていく努力をしましょう。ちょっと待って、横浜さん。異動したばかりだったり、仕事始めたばかりだったりしたら、問題に気が付くのは大変じゃないですかぁ?確かに、そうですよね。知識を深める努力は常に行うに加えて、わからないのなら人に聞く、上司に相談する、もしくはチーム全体でキャッチできるような体制づくりをするなどして問題に気が付くような体質作りがしていけたら良いかと思います。

 

Level 2: 気がつくが何もしない。

 

問題に気がついているのに何もしないというのは、この中で一番やってはいけないことです。せめて周りに相談する、上司に報告する。何か行動を起こしましょう。管理職ならば、問題があったら自分に言って来いと、常日ごろからチームに伝えるようにしましょうね。問題は抱え込まれてしまっては、後で大惨事になる可能性があります。問題は大きくなる前に、出来る限り小さいうちに消してしまえるチーム作りを心がけましょう。

 

Level 3: 上司に報告する。

 

 やっと社会人として最低レベルに達しました。その調子です。これからもっともっと自分を磨いていきましょう。あなたが管理職で、部下が問題を報告してきたら、褒めてあげることを忘れないようにしてくださいね。「問題発見して報告することなんか、当たりまえ!」って言ってしまっては問題を報告しなくなる部下がでてくるかもしれません。報告してくれたことで「いちいちそんな事言ってくるな!」とか「どうやったら解決できるか考えから来い!」とか言っていたら、問題を報告しない文化ができてしまうかも。

 

Level 4: 電球を取り替えておく。

 

問題解決できるほど能力があがってきたんですね。すばらしいです。この頃になると仕事がおもしろくなってきている頃でしょう。バリバリこなして、周りにも頼られる。「もしかして私できる?」なんて思ったりして・・・でもこのレベル、実は女性が陥りやすい落とし穴です。女性は静かに問題解決をしてしまい何も言わない傾向にあります。誰にもアピールしないので、昇給も昇格もしにくい現象を作り出してしまっている・・・

 

なんで自分より仕事しない周りが昇格(つまり昇給)しているのに、自分はしないんだ?と疑問に思っている人がいるのでは?もしかしたらあなたがアピールができていないのかも?!です。女性は控え目なので、多めにアピールして大丈夫!男性は小さな小さな問題を解決したとたん、母親に言うかのごとく「見て見て!僕すごいでしょう?!」ってアピールします。女性は大げさに思うくらい言ってみてください。そして、もしあなたが管理職だったら、静かに何も言わずに問題解決をしている女性社員を見つけて彼女の貢献を公に認めてあげましょう。

 

Level 5: 電球を取り替えておき、変えた旨を上司に報告する

 

このレベルまで来られれば、かなり良い感じ。問題解決ができるだけではなく、上司への報告もできています。通常の業務をしっかりとこなせる。この人になら仕事を任せられるって思ってもらえる事でしょう。管理職になれる準備完了ってところでしょうか。あなたが管理職ならば、こういった人をどんどん育てていきましょう。自分の後継者として独り立ちできるようにして、自分のステップアップも視野にいれて行きましょう。

 

さて、ここまでのレベルの説明や対応を読んでいただき、いかが感じられましたか?少し長くなってしまったので、レベル6以上に関しては次回に書かせていただきますね。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

外資・グローバル企業の求人1万件以上。今すぐ検索!

この記事の筆者

横浜 リサ

某米国リベラルアーツ大学卒業後、某外資系金融にて、業務畑で20年以上勤める。入社4年目にして管理職に抜擢されてからは、管理職道まっしぐら、日本・NY・アジアでのビジネス経験を持つ。「脱サラして、起業!」という思いをひっそり暖めており、リーマンショック時を機に、香港で自身の会社経営を実現。4年間の起業人生活の後、「50代の金融復帰・転職なんてまず無理でしょう!」と言われているこのご時世に、畑を飛び越えて(業務畑からコンプライアンス畑に)めでたく転職を成功させた珍しい人種でもある。中学3年で親の仕事の関係上、初めて海外デビューをした頃まったく話せなかった英語が今では日本語よりも得意になるほど。休日は山歩きを楽しむどこにでもいる山おばさん(山ガールと言いたいとこだが。。。)。七転び八起きをモットーに、2児のシングルマザーとして家庭と管理職の両立をしながら、女性が女性らしく働けるようリアルな現場を暴露、管理職道ノウハウを発信中。

合わせて読みたい

---