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日本とインドネシア

1945年8月15日は日本の終戦記念日。その2日後、1945年8月16日にインドネシアは独立宣言を交付しました。この日付は、日本とインドネシアの友好関係を大きく意味付けています。インドネシアは350年にもおよぶオランダの植民支配にありました。当時、日本軍によるインドネシア侵攻によって、インドネシアはオランダの植民地支配から解放されたのです。このような歴史的背景からも、日本とインドネシアは今もなお経済面、政治面においてお互いに緊密な関係を結んでいます。また、1954年、スカルノ大統領時代に開始されたODA(政府開発援助、Official Development Assistanceの略)で、日本がエネルギー、運輸、農林水産、保険、衛生、情報通信などさまざまな分野において経済協力を行ってきたことも、両国の友好関係に大いに寄与し親日感情が培われてきたといえます。

インドネシアはアジア随一の親日国

インドネシアは、日本と友好関係がある親日国です。日本人がインドネシアで働く環境としては大変相性が良いといえます。就職先が決まり、現地での暮らしが始まると、親日国であるかないかによって、生活環境は大きく変わってきます。治安面では日本人を狙ったスリや窃盗などの犯罪はいまだにありますが、人種差別などの大きな弊害は少ないといえるでしょう。就職先も日本人であることで優遇される企業も多いようです。だからといって、上から目線で偉そうにふるまうことは避けましょう。そんなとき、地元の人たちは大変シビアに外国人社員の態度、マナー、実力を見ています。地元に敬意をもって、インドネシアで働く上でのマナーや対応には十分気を配りましょう。

2015年3月、インドネシアのジョコ・ウィドド大統領は日本を訪問し、東京都内でインドネシアのインフラ開発計画の講演、三井不動産、トヨタ自動車などとの会談、経済団体や企業との会合を行うなど、インドネシアの産業の高度化のために、インドネシア側は日本との関係をさらに深いものにしようという動きもあります。

日本カルチャーの浸透と流行

ビジネスだけでなく、インドネシア人たちのライフスタイルのなかで、アニメやJ-POPなど日本のポップカルチャー、日本食文化への関心も昨今非常に高くなっています。ラーメン店や日本食レストランには行列ができる繁盛ぶりです。2014年、インドネシアIC旅券を所持するインドネシア国民に対する事前登録制によるビザ免除が実施され、日本政府観光局(JNTO)のジャカルタ事務所もオープンし、インドネシアから日本への旅行者も今後急増する傾向があります。

日本語学習者数は東南アジア第1位

また教育面においても、日本へ留学するインドネシア人学生数やインドネシアにおける日本語学習者は近年大幅に増加しています。2012年度に国際交流基金(ジャパンファウンデーション)が実施した「日本語教育機関調査」の結果報告書によると、世界で日本語学習者が多い国の1位が中国(1,046,490人)、2位がインドネシア(872,406人)です。上位5位までの国・地域で世界の全日本語学習者の6割を占めているといわれています。東南アジアにおいては、インドネシアが1位です。インドネシアへ行くと、日本語が話せるインドネシア人に出会うことも多く、これらは現地で仕事をする上でも日本人にとっても大きなメリットです。日本語ができる現地の人たちは観光業で働く人も多いですが、日系企業での就職を夢や目標にしている場合もあります。インドネシアと日本の国交間の強い友好関係、ビジネス関係が地元の人たちに日本語学習の意欲を高めているきっかけになっているともいえます。