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インドネシアで暮らす 〜交通事情編〜

インドネシアの暮らし

公共交通機関が導入され、発展を続けている東南アジアですが、インドネシアはシンガポール、マレーシア、バンコクなどに比べて少し遅れをとっています。日本では、定刻通りに、運行本数も多く、どこに行くにも便利な公共交通機関に恵まれていますが、東南アジアに住むと、そうはいきません。特に、インドネシアの首都圏ジャカルタ・バンドン・スラバヤなどは、地方から都市部へ働きに来る人口が増加するにも関わらず、公共交通機関の整備が伴わず劣悪な交通渋滞が起きています。日本人が働く企業も集中しているインドネシアの首都圏。2015年、日本のニュースでもジャカルタ-バンドン間の日本の新幹線の導入が話題になっていました。こちらも一旦白紙になってしまったインドネシア。どんな交通機関での移動手段があるのかを一部紹介します。

専用ドライバーと専用車

ジャカルタやスラバヤなどの都市部で日本人が外資系の企業に就職した場合、大抵は車・ドライバー付きが入社条件に含まれています。毎朝、毎晩、専用ドライバーの送り迎え付きの生活です。万が一含まれていない場合は、雇用契約時にできる限りリクエストするようにしましょう。出張ではなく移住して暮らす場合、バス・電車などを不便な環境の中、自分で車を借りて運転したり、いつもタクシーで移動したり、という選択はお勧めできません。 インドネシアの中でも、バリ島は他の島に比べて比較的移動手段の自由度が高まります。外国人がマイカーを自分で運転したり、バイクを乗り回したりしています 。

BRT高速バス交通のバスウェイ「トランスジャカルタ」

2004年、JICAによる首都圏総合交通計画調査において、ジャカルタの市内道路に専用バスレーンを作り、渋滞を回避する公共交通機関が導入されました。主に、地元の人達が利用しています。しかし、一般車がバスレーンへ進入したり、車両不足だったり、問題は山積みで、外国人の利用率はほとんどなく、まだまだ利便性は高くありません。

インドネシア初となるMRT(地下鉄)の登場

2018年オープンを予定として、インドネシア共和国ジャカルタ特別州傘下のジャカルタ都市高速鉄道会社のよる地下鉄The Jakarta Mass Rapid Transit (Jakarta MRT)計画が進んでいます。このMRTが開通すると、ジャカルタ中心部から南部にかけての渋滞軽減が期待されるとともに、ジャカルタ市内の移動が便利になります。外国人にとっても、安心して利用できる地下鉄になると、さらに良いですね。

バイク便・バイクタクシーのようなサービス「GOJEK」

インドネシアと言えば、スマートフォンの利用者とバイクの利用者がアジア屈指といわれています。そんな中、スマートフォンにアプリをダウンロードしてバイクタクシー・バイク便の予約をするサービスが人気上昇中です。車を利用するよりも移動時間も早く、利用代が安いこともありますが、インドネシアの経済成長とともに、人々が時間をお金で買う時代が到来している、ということなのでしょう。

http://www.go-jek.com/

ジャカルタの交通渋滞実態

エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)によると、英国カストロール社が調査した世界78カ国の渋滞事情の調査で、ジャカルタが世界で最悪の渋滞の都市として、スラバヤも4位にランク付けされてしました。

1位:ジャカルタ、インドネシア 33.240回

2位:イスタンブール、トルコ 32.520回

3位:メキシコシティ、メキシコ 30.840回

4位:スラバヤ、インドネシア 29.880回

5位:セントサンクトペテルブルク、ロシア 29.040回

*カーナビのユーザーが1キロメートルあたりに停止した回数に年間移動距離をかけた数値
この背景には、やはり鉄道などの導入の遅れが影響しています。特に、平日の出社・帰宅時間がひどくなるため、出社・帰宅時間をずらして行動する人たちも少なくありません。車で外出する時は、渋滞する時間を理解して行動するように心がけないと予定していた時間に到着できない、ということもおきかねません。重要なアポイントメントがある時、フライトのために空港へ向かう時など、十分気をつけましょう。