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横浜リサのもっと輝け!日本人女性

そのキャリアあなたに合っている?2014.09.16

私の働く外資系金融はダイバーシティーにかなり力をいれています。ダイバーシティーといえば女性活用でしょ!ってことで女性関連のイベントがよくあります。今回のイベントは、組織の上(そうとう上です、はっきり言って雲の上の方なので私からは見えません・・・)に立っている女性のお話を聞くというもので、ニューヨークから来ていた女性幹部がアジア全域で働く女性に対して話しをしました。ざっくばらんに、そして明快に話をしてくれ、私とっても感動しちゃいました(ウルウル)。彼女がどうやって今までのキャリアを築いてきたか関係の話しが多かったのですが、私が共感した話を一つご紹介↓。

自分に合ったキャリア形成をしよう!

自分に合ったキャリア形成をするためには、まず自分を知らなくてはいけないと強く語ってくれました。まぁ確かにそうよね。自分が何やりたいのか、何に向いているのか、わからないと、どんな仕事がしたいのかなんてわからないものねぇ。

じゃぁ自分を知るってどうやればいいの?
雲の上の方曰く、こんな↓質問を自分に問いかけると、いいらしいですよ。

・ 自分の価値観って何?
・ 自分にとってどんな事が大切?
・ 仕事上のゴールって何?
・ パーソナルなゴールって何?
・ 自分の強みは?
・ 自分の弱みは?

こういった問いかけをすることにより、自分がどういう人間かがわかって、どんな仕事をしたらよいのかがわかるんですって。確かに、そうよね。家庭に時間を割きたいと思っている人がものすご~く長時間労働を強いられる仕事についていたら、おかしいし、接客が得意!なのに一日中デスクワークっていうのもどうかと思うからねぇ・・・・

そして、私ってどうだったかしら???こういった問いかけしてきた?うん、うん。してきた、したきた!私の場合、今振り返ってみると、その時々でやりたい事が変わっていたなぁ。最初は自分の意向というよりも会社の命令でオペレーションに配属されました。一つの事を深く学ぶ(例えば私はコーポレートアクションのプロになる!)よりも広く浅く学ぶ方が得意だし、人を管理することが強みと考えた私はオペレーションの中でスペシャリストの道を選ぶよりも、マネージャーのような、人を管理するポジションに就こうと考え始めました。キャリアの途中では、オペレーションよりももっとマーケットを見るトレーダー(数字が好きなもんで)や、お客さんと接する営業(人と接することが得意なもんで)などフロント業務をやってみたいと思うようにもなり、転職も視野にいれながらキャリアの方向転換を試みてみました。結果、オペレーションの知識を活かした、オペレーションを売る営業の仕事を同じ会社内でやってみました。そしてその後オペレーションで管理職をがっつりやる方向で私のキャリアは一旦落ち着いたわけです。

キャリアを考える時、えてして仕事のことばかり考えがちだけど、やっぱり自分が何したいかも押さえておくべきだと、雲の上の人は熱弁していました。自分が何をしたいか??あれれ?いったいどういうこと?それって?って思う人がいるかもしれませんが、人生形成って考えればいいかと思います。

私の場合、結婚して子供産んじゃったので、子育てに時間をかなり割かなくてはという状況になっちゃいましたけどね(苦笑)結果、子供が小さいときは、キャリアは“続けること”のみに集中することを決意。(実は、この決断、自分の中でものすご~く葛藤があって、大変だったよぉ)そして、子育てが落ち着いた後は、思いっきり仕事に打ち込むようにして、昇格も視野にいれて頑張っちゃいました。最近はというと、子育ても終わりかけてきたので、自分自身のことのみを考えればいいようになっています。正直、これがいっぱいあってそりゃまぁ大変(汗)行きつけのバーを作る(飲まないのに、どうして?と自問自答しながら・・・)、社交ダンスを始める(始めましたよ、でも踊る相手がいないと気が付いた・・・)、xxキロ瘠せる(って毎年いっているような・・・)、最近ではハイキングクラブを発足させる(やっとまともなゴール達成か?!)などなど。。。

そういったパーソナルゴールも同時に満足できるようなキャリア形成を考えるべし!ってことですよね、とどのつまりは。

雲の上の人曰く、自分への問いかけは3か月毎にしてみると、更に効果覿面!だそう。かなり頻繁!じゃない?まぁ、それだけ頻繁にしていたら、軌道修正もすぐできて微調整で済むってことですかね。なんやかんやいっても一日の大部分を費やす仕事だからこそ、自分に合った仕事、自分の好きな仕事、自分の納得した仕事をしたいですよね。今まで私はどちらかというと1年に一度ぐらいもしくは何か大きな変化があった時とかぐらいしか自分のゴールというものを考えていませんでした。でもそれだと足らない。これからはもっともっと頻繁に自分に問いかけてみようと思った次第です。

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この記事の筆者

横浜 リサ

某米国リベラルアーツ大学卒業後、某外資系金融にて、業務畑で20年以上勤める。入社4年目にして管理職に抜擢されてからは、管理職道まっしぐら、日本・NY・アジアでのビジネス経験を持つ。「脱サラして、起業!」という思いをひっそり暖めており、リーマンショック時を機に、香港で自身の会社経営を実現。4年間の起業人生活の後、「50代の金融復帰・転職なんてまず無理でしょう!」と言われているこのご時世に、畑を飛び越えて(業務畑からコンプライアンス畑に)めでたく転職を成功させた珍しい人種でもある。中学3年で親の仕事の関係上、初めて海外デビューをした頃まったく話せなかった英語が今では日本語よりも得意になるほど。休日は山歩きを楽しむどこにでもいる山おばさん(山ガールと言いたいとこだが。。。)。七転び八起きをモットーに、2児のシングルマザーとして家庭と管理職の両立をしながら、女性が女性らしく働けるようリアルな現場を暴露、管理職道ノウハウを発信中。

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