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横浜リサのもっと輝け!日本人女性

しくったぁ‐女子よ、もっと自分を宣伝せよ!(2) 2015.10.20

 

ニューヨークにいるプロジェクト責任者のSさんから、本部長あてに人材採用が遅れている問題を危惧するメールが飛び込んだプロジェクトY。Sさんにどう対応するかを話し合うミーティグを数回持った様子が前回のコラムを読んでおわかりになっていただけたと思います。

 

さて、それがいったいどうやって今回のテーマ「女子よ、自分を宣伝せよ!」につながっていくのでしょうか?しかも「しくった」って題名に書いてあるけど、何をどうしくった、横浜リサ?

 

実は私もプロジェクトYの前にプロジェクトXを担当したんですよ。その時も同じように人材採用するための予算がグローバルからもらえたんですよね(しかもプロジェクトYより1人多い4人!)。ってことで、私もAさん、Bさんと同じようにプロジェクト遂行するために人を採用しなくてはいけなかったんですよぉ。

 

プロジェクトXもプロジェクトYのように当初の予定よりも採用が遅れていたんですけど(まぁそれもいろいろ事情があってなんですけどね)、プロジェクト責任者のSさんからは本部長に問題危惧メールが飛ぶようなことは一度も無く、無事プロジェクトは終了したんです。

 

ではどうしてSさんは、Aさん・Bさん担当のプロジェクトYの時には本部長に問題危惧メールを出して、私が担当だったプロジェクトXの時にはそのようなメールを出さなかったのでしょう?

 

大きな理由の一つとして考えられるのは、私が気を利かせて裏で動いた事があげられます。

 

どういう事かというと、↓のような考えを持ち行動していたのです。

 

● プロジェクトXを進めるに当たり、採用が遅れている現実を認識した。

● Sさんが気にするだろうから、採用に関する状況を電話で連絡をいれていた。例えば、日本のマーケットでは現在、バイリンガルのプロジェクト・マネージャーが不足している事、人材不足に対応するため、バイリンガルではなく、英語しか話せない人でも良いと条件を下げていかなければならない事、正社員ではすぐに雇えないので、コンサルタントで探してみるなどです。

● 電話に加えてメールでも詳細連絡をしていた。例えばコンサルタント採用に関して、コンサルタント会社何社と連絡をしている、具体名をあげてこういったコンサルタント会社と連絡をとっており、候補者が何人上がってきているなどです。

● そして何よりも肝だったのは、実際に採用が遅れていても、プロジェクトは期日通り進められている状況を説明することで安心してもらっていたことでしょうか。

 

正式な場とは報告会とは別に、裏で動いて情報を流していた事で、Sさんは安心感を持ち、「プロジェクト完了に問題ない」と判断してもらえたわけです。よって、採用が遅れていたにも関わらず、プロジェクトXでは本部長に連絡いれることはなかったわけです。

 

横浜リサやるじゃん!

 

って、いえいえ、私はそんな事を、皆さんにわかってもらいたくてコラムを書いているのではありません。皆さんに今回お伝えしたいのは、女性が陥りやすい落とし穴についてです(現に私もすっぽり落ちていたので・・・)。

 

え?どんな落とし穴かって?それは次回のお楽しみ。女性が何故かすっぽり落ちてしまう落とし穴なので、できる限りたくさんの女子に読んでもらいたいです。そして、もしあなたが周りの男性を見て、「ちょっと出来ただけで偉そうにしているわ」って思った事があるのだとしたら、きっとあなたも同じ落とし穴にはまっている事でしょう!ぜひ次週読んで落とし穴に落ちないようにしてみませんか?

 

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この記事の筆者

横浜 リサ

某米国リベラルアーツ大学卒業後、某外資系金融にて、業務畑で20年以上勤める。入社4年目にして管理職に抜擢されてからは、管理職道まっしぐら、日本・NY・アジアでのビジネス経験を持つ。「脱サラして、起業!」という思いをひっそり暖めており、リーマンショック時を機に、香港で自身の会社経営を実現。4年間の起業人生活の後、「50代の金融復帰・転職なんてまず無理でしょう!」と言われているこのご時世に、畑を飛び越えて(業務畑からコンプライアンス畑に)めでたく転職を成功させた珍しい人種でもある。中学3年で親の仕事の関係上、初めて海外デビューをした頃まったく話せなかった英語が今では日本語よりも得意になるほど。休日は山歩きを楽しむどこにでもいる山おばさん(山ガールと言いたいとこだが。。。)。七転び八起きをモットーに、2児のシングルマザーとして家庭と管理職の両立をしながら、女性が女性らしく働けるようリアルな現場を暴露、管理職道ノウハウを発信中。

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