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横浜リサのもっと輝け!日本人女性

しくったぁ‐女子よ、もっと自分を宣伝せよ!(1) 2015.10.13

 

またこの件でミーティング?何度同じ件でミーティングするんだろう?しかも本部長、部長、副部長まで巻き込んで・・・・

 

今度行うプロジェクトYに関して日本で3人採用する予算がグローバルから与えられたのですが、採用が遅れているんです。そのため、グローバルプロジェクトYの責任者のSさんから本部長のところに現状を危惧するメールが舞い込みました。

 

「Mr. T

 

  We have given you three headcounts to Japan in order to proceed with Project Y.  According to our project plan, they were supposed to be hired by June.  Now it is August and as I understand, no hiring has been made so far.  Please explain your situation. 

 

Thank you and regards,

Global S」

 

「T本部長

 

プロジェクトYを行うために、3人採用すべき予算を日本にあげました。プロジェクト計画によると、6月までに3人採用する予定でしたが、8月になっても、いまだに採用されていないようです。現状を説明してください。

 

グローバルS」

 

ってな内容のメッセージです。

 

本部長はすぐさま、このプロジェクトを担当しているAさんとBさん(二人とも男性)に連絡をとり、現状把握するためと、Sさんにどう返事するのかを話し合いをする場を設けるように指示。その会議に本部長の他に部長、副部長、そして私も呼ばれたわけです・・・

 

この会議でAさん、Bさんからプロジェクトの現状報告と、問題点として採用が遅れていることが説明されました。その説明を聞いて、本部長から↓のような指示が出ました。

 

「Aさん、Bさんから、現状説明として人材採用中である旨Sさんに伝えてください。すぐに正社員として採用するのではなく、まずコンサルタントを雇って、実力のある人だったら社員化する戦略だと説明してください。メールだと話が通じにくいかもしれないので、電話で会議をしてください。東京からの参加者はAさんとBさん、両名でお願いします。」

 

↑の指示を出すために、30分近く本部長はお話をされました。

 

本部長から指示を受けたAさんとBさんは、Sさんと電話会議をして上記のことを伝えたそうです。そうしたらなんと今度はSさんは、採用するにあたり、「候補者の履歴書を見せてほしい」とか、「面接もしたい」などとリクエストを出してきたそうです。

 

そんなリクエストが来るとは予想もしていなかったAさん、Bさんは、もうびっくり仰天、すぐさま本部長に報告、そして更なる指示を煽ったのでした。そして、またまた本部長はAさん、BさんにSさんが何を言ってきたかの把握と、更なる指示を出すためのミーティング設定を要求。そこへ本部長の他にまた部長、副部長、私も呼ばれたのでした。

 

そして、またまた30分ぐらいの会議が・・・

 

「なんでSさんは面接をしたいなどと言ってきているんでしょうね?」

「履歴書を見せることぐらいは、許容範囲かもしれませんね?」

「面接をするのは避けたいですね。コンサルタントの面接にニューヨークの人間が入ってきたらコンサルタント会社だって、候補者だってびっくりしちゃいますからね。面接はSには遠慮していただきましょう。」

 

などなどなど・・・・

 

いろいろと話した結果、「履歴書は見せるけれども面接は丁寧にお断りという方向性」に決まりました。再度、本部長の指示のものと、AさんとBさんはSさんに返事をしたわけです。

 

って、ここまで読んでみて、読者の方はいったい今日のテーマとどう関係しているんだ?って思っていることでしょう。

 

決して、私の会社で起こっている事をわかってもらいたいわけでもなく、ニューヨークとのやりとりでどんな事があるのか知ってもらいたいわけでもないんです。今回のテーマはずばり

 

女子よ、自分を宣伝せよ!

 

です。

 

人材採用が遅れている事がどう自分の宣伝と関係するかって?それはもう少し現状を説明してからのお楽しみということで、次週に続く・・・

 

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この記事の筆者

横浜 リサ

某米国リベラルアーツ大学卒業後、某外資系金融にて、業務畑で20年以上勤める。入社4年目にして管理職に抜擢されてからは、管理職道まっしぐら、日本・NY・アジアでのビジネス経験を持つ。「脱サラして、起業!」という思いをひっそり暖めており、リーマンショック時を機に、香港で自身の会社経営を実現。4年間の起業人生活の後、「50代の金融復帰・転職なんてまず無理でしょう!」と言われているこのご時世に、畑を飛び越えて(業務畑からコンプライアンス畑に)めでたく転職を成功させた珍しい人種でもある。中学3年で親の仕事の関係上、初めて海外デビューをした頃まったく話せなかった英語が今では日本語よりも得意になるほど。休日は山歩きを楽しむどこにでもいる山おばさん(山ガールと言いたいとこだが。。。)。七転び八起きをモットーに、2児のシングルマザーとして家庭と管理職の両立をしながら、女性が女性らしく働けるようリアルな現場を暴露、管理職道ノウハウを発信中。

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