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元・外資系人事部長のグローバル人材塾

履歴書が通らない・一次面接で落ちてしまうのはなぜ?2016.12.27


元・外資系人事部長、現グローバル人材プロデューサーの鈴木美加子です。

クリスマスが終わり、年末年始に向けて慌ただしい時期を迎えています。本日は、新しい年を迎えた時、転職活動をモチベーション高く再開できるように幾つかヒントをお伝えしたいと思います。

 

今年の初めに「転職希望者に必要なのは、強みを知ること」という記事を書きました。転職希望者に必要なことはもう一つ、「自信があること」もしくは「自信があるように見せられること」だと思っています。

 

転職活動をスタートして最初の3か月くらいは、気力もあり頑張るぞーのテンションで日々を過ごせると思うのですが、3か月を超えて決まらないとこのテンションが下がって来ることが多いのです。書類が通らなかったり、面接にこぎつけても一次で落ちることが続くと、自信をなくして当然です。肝心なのはここからです。ここで気持ちを切り替えられないとネガティブサイクルに入ってしまいます。

 

第一次面接官は人事であることが多いですが、この方々の仕事は人を見抜くことです。もちろん、可能ならスキルや経験があるだけでなく、モチベーションの高い、やる気がある候補者を採用したいと思っています。何らかの理由で、気力が下がっていたり自分に自信がない候補者は、面接していてすぐわかるものなのです。見抜くためのわかりやすいサインは、声のトーンが弱い、アイコンタクトがない、何となく暗い、質問に対する返事の仕方が弱いなどです。

 

新しい年を迎えたら転職活動を再開したい方は、このホリデーシーズンにご自分の気力を持ち直す努力が必要ですね。それには、なぜ今までの転職活動がうまくいってないのかを客観的に考えてみることも大切です。

 

まず、人事から見て書類選考に通らない候補者の履歴書は以下の通りです。

 

a) 求人の内容と職歴がマッチしない

求められている理想の候補者の経験値・スキルをよく読んで、履歴書をそれに合わせるようにできるといいです。完全なキャリアチェンジを望む場合は、30歳前ならやる気と適性があれば可能ですが、それ以上の場合は少し難しく、35歳を過ぎるとかなり難しいのが年齢に偏見ある日本の労働市場です。人脈を駆使して入り込めないかを考えるのが早いと思います。

b) 何を達成したのかがよく見えない

解決策は、それぞれの職場で自分が達成したものを「見える化」することです。セールスなら数字を、マーケティングならイベント数を、ITならプロジェクトの多様性や数を、人事なら導入した制度など、できるだけ具体的に記載してください。

 

c) 転職歴が多い

極端に人手不足の時代を除き、やはり不利になるのは事実です。我慢ができないタイプで、いづれ辞めるんだろうと思われてしまうのは仕方ないかもしれません。それぞれの職をなぜ辞めたのかを履歴書に書くのも一手です。

 

一次面接で落ちてしまう候補者に多いパターンは以下の通りです。

 

a)  志望動機がはっきりしない

面接をしていると、「どうしてもこの会社に入りたいという熱意が伝わらないなぁ。幾つか受けている会社の一つで、滑り止めにされているかな」と感じることがあります。これでは勿体無いので、なぜその企業に入りたいのかを、明確にロジカルに応えられるようにしておいてください。

 

b)  質問の答えになっていない受け答えをする

これは、「地頭が良く無いのかな」という印象を与えます。特に外資の場合、ロジカルであることは大切なので、想定質問を考えて、どう答えればロジカルに聞こえるか事前練習しておくといいように思います。

 

c)  経験・スキルが足りない

この理由で落ちていることが多い場合は、受けているポジションがストレッチしすぎていることになるので、転職活動の方針を見直す必要があると思います。「かなり背伸びしないとやっていけないだろう」と感じる候補者を、採用する企業はありません。

 

d) コミュニケーション能力が弱い

面接官の目を見て話す、ボソボソではなくはっきり受け答えするなどが付け焼刃ながらの改善策です。性別に関係なく、できれば面接の最初に一回で良いので笑顔を見せておくと好印象になりますよ。第一印象は非常に大切なので。

 

新しい年を迎えて転職市場が元のペースに戻ったら、すぐ動けるように、ご自分の状況を振り返ると同時に、気力を戻す・自信を取り戻すことにこのホリデーシーズンを当ててみてください。

 

皆様、どうぞよいお年をお迎えください。

 

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この記事の筆者

鈴木美加子
グローバル人材プロデューサー/(株)AT Globe 代表取締役

日本GEに入社して人事のキャリアをスタートさせ、モルガンスタンレーなどを経て、日本DHL人事本部長を務める。帰国子女でも海外赴任経験者でも無いが、TOEIC960点をマークし外資系でキャリアアップした自身の経験から、「なぜ」を細かく説明出来るところを強みとする。世人塾の他、グローバル・コミュニケーション、異文化マネジメント、リーダーシップ、組織分析など企業研修を行っている。

株式会社AT Globe http://atglobe.jp/

英語でロジカルに発表・主張できるグローバル人材を一人でも増やし母国を元気にすることをミッションとし、世界で活躍する人材を育てる塾(世人塾)を中心に、法人・個人向けのグローバル人材育成事業を行う。

 

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