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タカシの外資系物語

Excelente ! タカシのヨーロッパ紀行(その4)2017.03.21

サッカーを知らないタカシで、良かった・・・?!


(前回の続き)タカシ、初のヨーロッパ大陸への出張は、スペインのマドリードから始まりました。空港からマドリード市内へ車を走らせると、そこに見えてきたのは、伝統と革新の織り交ざった、まさに国際都市の姿そのものだったのです!

 

スペインには2日間滞在しました。クライアントは1日遅れで到着する予定だったので、初日に弊社マドリード・オフィスの同僚と、事前に打ち合わせを実施しました。

 

で、仕事の話は後で述べるとして・・・初日に少し時間があったので、速攻でマドリード観光をしちゃいました。まずは、その話から・・・(結局、遊びの話かいっ!)

 

  • ● まずは、サッカー!

スペインのプロサッカー “リーガ・エスパニョーラ” は、レベル・人気とも世界最高と言われています。レアル・マドリード、バルセロナ・・・というクラブ名は、みなさんも耳にしたことがあるのではないでしょうか。ということで!行ってきましたよ、レアル・マドリードのホーム・スタジアムであるサンティアゴ ベルナベウ スタジアム に!!日中に行っても、1,000円ほど払うと、スタジアム内のツアーをしてくれます。ロッカールームにも入って、「あれが、クリスチアーノ・ロナウドのロッカーです!」てな感じで、案内を受けることができます。

残念ながら、滞在期間中に試合はなかったんですが、先週はバレンシア戦、今週末はアドレチコ・マドリード戦ということで、めっちゃ盛り上がるカードとのこと。帰国後、サッカー好きの同僚にそのことを話したら、「出張旅程を変更してでも観てくるべきだったのに、アホかっ!!」と、涙ながらに言われたので、そんなにスゴイことなのか、と実感。ま、いいや、なまじサッカーファンじゃなくて、良かったのかも。知らぬは恥だが、役に立つ、ということで・・・。

スペインで最も流行っているファースト・フードのお店とは?!


  • ● Excelente !
    スペイン料理

スペインの食べ物は、とにかく何を食べてもおいしいのですが、私が印象に残った点を2つ。まず、スペインで一番流行っているファースト・フードのお店は何だと思いますか?正解は、ハム屋さんです!このお店は、マドリード市内だけで数店舗あるのですが、とにかく安くておいしい。お皿にいっぱいのイベリコ豚ハムで1ユーロ、ビール一杯で0.8ユーロ・・・とかなので、ほんの数ユーロで、軽く酔っ払うことができます。ハムもうまい!さすが、本場です。マックやケンタッキーなどのアメリカ資本ファースト・フードも存在するのですが、それほど流行っていません。ま、このハム屋には量・質ともに勝てないのもあるのでしょうが、そこには スペイン人の矜持のようなものがあるように思われて、快哉を叫びたくなりました。日本は・・・、完全にアメリカ資本にやられちゃってますよねぇ、がっくし・・・。

2つ目は、夜遅くまでやってるし、飲んでる・・・。人気店に予約を入れようとしたら、「夜10時からなら、何とかなりますが・・・」って、遅いし!ラストオーダーやんけーーー!!

 

  • ● 美術館へ行こう!

ヨーロッパの主要都市には、必ずと言っていいほど、世界的に有名な美術館が存在するのですが、マドリードも例外ではありません。マドリードに行ったからには、どうしても はずせない 美術館が2つあります。

①    プラド美術館 ・・・ 世界三大美術館の1つ。歴代のスペイン王家のコレクションを展示している。ベラスケス、ゴヤ、エルグレコの巨匠作品が有名

②    ソフィア王妃美術センター ・・・ ピカソの「ゲルニカ」ほか、ダリなどの現代美術が豊富に展示されている

私はこう見えても、美術館マニアを自称しておりまして、そういう意味では、非常に面白かったです!①などは、どうしても行きたかったので、本当に感動しました・・・(T-T)ま、要は、スペイン王家 ≒ フェリペ3世から続く系統の美術倉庫みたいなもんでして、この種類の美術館に展示されている絵画は、以下の3種類に分別できます。

(1)   キリストが生まれた瞬間・・・マリアに抱かれ、羊飼いが取り囲む中に、神々しい赤ちゃんがいる構図 = 全体の30%

(2)   キリストが亡くなった瞬間・・・ぐったりしたキリストの周りに、嘆き悲しむ人々がいる構図 = 全体の30%

(3)   王家の肖像画・・・スペイン王家のみなさんの肖像画。要は、記念写真ですわな。男性は強く、カッコよく。女性は気品があって、美しく。子どもはりりしく、かわいく。ま、現代でいうと、スタジオ・アリスみたいな、流行の写真館と同じです = 全体の40%

当然、絵画の芸術性には大満足だったわけですが、私がそれ以上に感動したのは、夕方になると美術館を無料で開放すること。おそらく、プラド美術館にある絵画のほとんどは、日本でいうと、国宝級なのでしょう。スペイン国家が、国の宝を、自らの負担で、広く大衆に公開しているわけで、その姿勢というか、覚悟に感銘を受けます。なんとなく、日本って、お金をかけるべきところと、そうでないところが、ずれているような感じがするのは、私だけでしょうかねぇ・・・。

世界史の中のスペインと現実のスペイン


  • ● スペインの人はみなさん、やさしい!

マドリードの観光をしていて気付くのは、スペインの人はみなさん、超やさしい!ということ。これは、世界有数だと思います。ネイティブ・スパニッシュは、有色人種でありまして、その部分だけでも、日本人は親しみが持てるのは確かでしょう。道を尋ねると、めっちゃ丁寧に教えてくれるし、常に笑顔で接してくれる。対照的に、白人社会というのは、やっぱりキツイです・・・

正直言うと、この出張の前まで、私のスペインに対する印象は、世界史としてのスペインであって、無敵艦隊を盾に南米等で無茶苦茶をやった国・・・というものでしかなかった。だから、結構身構えていたんです。いきなり、殴られるんじゃないかって・・・(んなわけねぇだろ!)。でも、この感覚というか、無意識のバイアスというか、世界史で習った、過去の出来事に全てを当てはめてしまう発想は、みんなが持っている。もしかしたら、日本という国も、第二次大戦時に太平洋地域でめちゃくちゃなことをした国、戦後はお金のことしか考えない守銭奴のような国 だと、誤解されているのかもしれません。私たちを含め、若い世代が積極的に、日本という国を海外に発信し、正しい理解を深めていく必要が、まだまだあるのではないでしょうか、なーーんてことを思った次第です!

 

次回は、スペインで体験した、ビジネスのお話をしましょう。キーワードは、英語と人工知能(?!)です。

(次回続く)

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この記事の筆者

奈良タカシ

1968年7月 奈良県生まれ。

大学卒業後、某大手銀行に入行したものの、「愛想が悪く、顔がこわい」という理由から、お客様と接する仕事に就かせてもらえず、銀行システム部門のエンジニアとして社会人生活スタート。その後、マーケット部門に異動。金利デリバティブのトレーダーとして、外資系銀行への出向も経験。銀行の海外撤退に伴い退職し、外資系コンサルティング会社に入社。10年前に同業のライバル企業に転職し、現在に至る ( 外資系2社目 )。肩書きは、パートナー(役員クラス)。 昨年、うつ病にて半年の休職に至るも、奇跡の復活を遂げる。

みなさん、こんにちは ! 奈良タカシです。あさ出版より『外資流 ! 「タカシの外資系物語」』という本が出版されています。
出版のお話をいただいた当初は、ダイジョブのコラムを編集して掲載すればいいんだろう ・・・ などと安易に考えていたのですが、編集のご担当がそりゃもう厳しい方でして、「半分以上は書き下ろしじゃ ! 」なんて条件が出されたものですから、ヒィヒィ泣きながら(T-T)執筆していました。
結果的には、半分が書き下ろし、すでにコラムとして発表している残りの分についても、発表後にいただいた意見や質問を踏まえ、大幅に加筆・修正しています。 ま、そんな苦労 ( ? ) の甲斐あって、外資系企業に対する自分の考え方を体系化できたと満足しています。

書店にてお手にとっていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
奈良タカシ

「タカシの外資系物語」の作者、奈良タカシさんへメッセージをお寄せください。

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