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元・外資系人事部長のグローバル人材塾

転職目的は明確ですか?2016.10.11

 

元・外資系人事部長、現・グローバル人材プロデューサーの鈴木美加子です。

最近のキャリアカウンセリングで、次の転職に何を求めるかの優先順位がしっかりしていない方にお目にかかる機会が多く、今日はそのことを記事にします。

 

この記事を読んでくださってる皆さんは、すでに転職活動中かもしれませんし、これからスタートしようとしていらっしゃるかもしれません。いづれにしても、自分の中で「次の転職に求めるものの優先順位」「これだけは外せない」という要素をしっかり持っておくことが大事だと感じます。そうでないと、本来の転職目的からそれて新しい仕事に就いてしまい、結局同じことが不満となってまた転職することになるからです。

 

そもそも、年収が高くあんまり忙しくもなく、ほとんど経験がない人材にやりがいがある仕事を任せてくれる、楽しい職場なんて存在するわけがありません。面接の際、Perfect Jobに聞こえたらもうその時点で、かなり実態が怪しいです。

全てを手に入れるのが無理なら、自分が譲ることができないのは何でしょう。しっかり考えてみたいものです。

 

転職目的を幾つか挙げてみましょう。

 

  1. 年収アップ

 

わかりやすい理由です。人事・経理・法務など業界をあまり選ばない「つぶしのきく」職種のステップ・アップ転職や、同じ職種で同じ業界に移る場合は、これまでの経験を加味して年収アップになるのが自然なので、ここはスタートの給与をしっかり交渉したいところです。現在は売り手市場なので、15-20%の年収アップも可能でしょう。

 

2. Work-Life-Balance を取り戻したい

 

残念ながら近頃多い理由ですね。このまま行くと過労死になるんじゃないかと感じるほど、追い詰められている方もいらっしゃいます。大きくは2パターンあって、業界的に長時間労働が当たり前な場合と上司がひとえに長時間労働を良しとしていて、長く働く社員を仕事ができる社員だと時代錯誤してらっしゃる場合に分かれます。会社が好調で好きな仕事をバリバリやっている場合に発生する、長時間労働はあまりこたえないのが人間の面白いところです。

 

業界的に長時間労働になる場合は、制作する業者さん側ではなく業者さんの力を借りながら仕事を進める企業サイドに入るという手があります。PR会社やWEB制作会社などはこの展開的な例だと思います。

 

自分の時間を作ることを優先させたいと決めるのですから、年収にあまりこだわらないことが肝心です。また、面接の際に、他の社員がどのくらいの残業をしているのか探りを入れた方がいいでしょう。今度こそWork-Life-Balanceを達成できると喜んで転職したら、また同じような環境だったのでは転職失敗になってしまいます。

 

3.  経験を積みたい

 

経験がまだ足りないと感じていて、今の職場では前進できないと感じる時、他社で少し自分にとってストレッチな仕事をしてみようという転職が成立します。

この場合は、経験を得ることが優先なのであまり給与に固執しないで、「実力に必ずお金は付いてくる」と信じて、目の前の仕事に全力を尽くしとにかく経験を積むことを大切にしてください。経験を積み実力が伴った段階で、必ず収入は追いついてきます。

 

4.  キャリア・チェンジしたい

 

企業はこの場合、あなたのポテンシャルに賭けてみようとしてくれています。花開くかどうか確約がない経験がない人材を育てようとしてくれているのです。ラッキーなご自分の運の強さに感謝して、なるべく早くキャッチアップできるように、仕事に邁進してください。年収は大幅ダウンになる可能性がありますが、本来の目的を思い出しぶれることなく進んでくださいね。

 

10月21日(金)16:30 – 21:00、大手町サンケイプラザでキャリア・フェアがあります。出店企業一覧を拝見しましたが、多彩な顔ぶれで面接の勉強になりそうですよ。私も19:35-20:25 に 毎回立ち見が出る「パワフルな英文履歴書の書き方」についてお話しさせていただきますので、ぜひお越しください。

 

グローバル人材転職フェア

 

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この記事の筆者

鈴木美加子
グローバル人材プロデューサー/(株)AT Globe 代表取締役

日本GEに入社して人事のキャリアをスタートさせ、モルガンスタンレーなどを経て、日本DHL人事本部長を務める。帰国子女でも海外赴任経験者でも無いが、TOEIC960点をマークし外資系でキャリアアップした自身の経験から、「なぜ」を細かく説明出来るところを強みとする。世人塾の他、グローバル・コミュニケーション、異文化マネジメント、リーダーシップ、組織分析など企業研修を行っている。

株式会社AT Globe http://atglobe.jp/

英語でロジカルに発表・主張できるグローバル人材を一人でも増やし母国を元気にすることをミッションとし、世界で活躍する人材を育てる塾(世人塾)を中心に、法人・個人向けのグローバル人材育成事業を行う。

 

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