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元・外資系人事部長のグローバル人材塾

転職は現職があるうちにしましょう2015.12.22

 

元・外資系人事部長、現グローバル人材プロデューサーの鈴木美加子です。

 

主宰するグローバル人材育成塾・世人(せじん)塾も卒業生が増え、転職したい方のレベルも上がってきました。そこで、先日、友人が務める人材紹介会社に伺ってきました。卒業生が転職を考えるときに、お仕事を探してもらえるようお願いしてきたのです。

 

そのとき、受付で待っていて気がついたことを今日の記事にします。

 

私の他に受付には4人の人がいらっしゃいました。全員スーツでいかにも候補者という雰囲気です。私は会社員を5年前にやめていますが、元・人事の職業病で、人がいるとなんとなく観察してしまう癖が抜けず4人を拝見していました。

 

たぶん、4人のうちお二人は現職、お二人はすでに前職を離れていらっしゃると思いました。なぜそんなことがわかるのかです。私が現在お仕事をされていないと思ったお二人は、性別・年齢に関係なく、なんとなく自信がない印象だからです。

 

これは実は非常に大事なことです。

 

お仕事を離れて3ヶ月くらいはまだいいのですがそれ以上長くなると、人間だんだん自分に自信を失くします。それが言動に現れるようになります。企業は、自信を失くしているような方をわざわざ採ろうとはしません。選択肢があるのなら、転職は現職があるうちにするのがベストです。足元を見られることもなく、年収交渉もやりやすいです。

 

そうは言っても世の中には、望んだわけではないけれど前職を離れなければいけないケースが多々あります。M&Aで買われた会社サイドにいた、自分の仕事が外注されることになった、仕えていた社長が帰国し後任の社長が自分の前の秘書を使いたいと言っているなど、理由はさまざまながら意図せず仕事を失うことはありえます。

 

この場合注意すべきなのは、自信を失くさないようにメンタル面をしっかりケアすることです。

 

仕事をしていないことを人に言いたくない・お金を使いたくないと交流を断つようになると、だんだん家に引っ込むようになってしまいます。イコール情報が入りづらくなるわけで転職の話に繋がるようなネタも入らなくなり、悪循環が生まれブランクが長くなる可能性があります。

 

確かに仕事をしていないときに、華々しく活躍している人ばかりが集まっている同窓会に出席する必要はないと思います。自信を失くして帰宅するだけになりそうです。でも、自分のことを昔から知っている友人たちの集まりとかには顔を出したほうがいいと思いますよ。笑うということは大きなストレス発散法なので、くだらない話をできる友は大事です。

 

転職サイトや人材紹介会社に複数登録してもお話が来なかったら、自分からリマインドの意味でメールを書く勇気を持ちましょう。ダメ元という言葉があるではないですか。それでもお話がうまく回らなかったら、転職サイト、人材紹介会社でまだ自分が登録していないところはないかをレビューして、どんどん登録しましょう。転職には自分の主体性が大切ですが、とくに現職がない足元を見られやすい方々には、さらなる主体性が求められます。道を切り開くのは自分だからです。

 

お仕事をしていないということは、そのぶん時間はあるのですから、焦ったり不安になったりしないように、学校に通うのも手です。新しい人脈が出来た所からお仕事の話につながることもありますし、何もしないでぼーっとしているわけではなく、向上心を持って自分を磨こうとするタイプの人間だと、企業に思わせることができます。

 

自分の専門分野でこの際、スキルアップできることはありませんか?英語力は十分ですか? 授業の日に面接が重なったらどうしようとか、仕事をしていないのに費用が発生することをして大丈夫かとか、途中で仕事が決まったらとか考えすぎないで、とにかく行動することです。

 

どんな企業も明るく前向きな人材を好みます。転職にはエネルギーがいります。しょげることもあるでしょう、不安になることもあるでしょう。必ずなんとかなるので前を向いて明るくいられるよう努力してください。

 

応援しています!

 

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この記事の筆者

鈴木美加子
グローバル人材プロデューサー/(株)AT Globe 代表取締役

日本GEに入社して人事のキャリアをスタートさせ、モルガンスタンレーなどを経て、日本DHL人事本部長を務める。帰国子女でも海外赴任経験者でも無いが、TOEIC960点をマークし外資系でキャリアアップした自身の経験から、「なぜ」を細かく説明出来るところを強みとする。世人塾の他、グローバル・コミュニケーション、異文化マネジメント、リーダーシップ、組織分析など企業研修を行っている。

株式会社AT Globe http://atglobe.jp/

英語でロジカルに発表・主張できるグローバル人材を一人でも増やし母国を元気にすることをミッションとし、世界で活躍する人材を育てる塾(世人塾)を中心に、法人・個人向けのグローバル人材育成事業を行う。

 

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