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元・外資系人事部長のグローバル人材塾

「英語ではロジカルに」が意味することは?2015.08.04

 

元・外資系人事部長、現グローバル人材プロデューサーの鈴木美加子です。

 

ロジカル・シンキングという言葉が世に出て久しく経ちますが、今だに日本人が英語で話すと、「ロジカルでないため通じない」という現象は頻繁に起きています。

 

日本語で話している時はロジカルな方が、英語だとわかりにくくなってしまう例は、主宰しているグローバル人材塾・世人(せじん)塾の生徒さんにも多数お見かけしますので、理由と改善方法を常に考えています。

 

一番わかりやすいのは、流れが自然でないケースです。

 

例えば英文履歴書を拝見していて、転職理由として”I wanted to explore my specialist career.”と書いてあるのに、次の職場にジェネラリストして就職、その後、”The reason for leaving was I wanted to try out a new field.” と書いてあるのに、同じ業界で大企業に安定を求めて就職したかに見えるという場合、ロジカル思考は大丈夫かな?という評価になってしまいます。

 

この場合、ご自分の転職の流れに合わせた離職理由にするか、全く何も書かないで面接で聞かれたときには、気をつけるようにした方がよいかと思われます。

 

次に多いのは、日本語が持つ「曖昧さ」をそのまま英語に持ち込んでしまうでしょうか。

 

「曖昧さ」とは、「はっきり言わないで、行間を読むことを相手に無意識に期待する」などを含みます。

 

具体例を挙げてみますと、”Why didn`t you notice the winery?” という質問があったとして、

 

答えが以下のようだったとします。

 

”Firstly, I was under age when I lived in my home town.  Secondly,

I was not much interested in winery although I loved to drink some wine. Thirdly, I didn`t have any friends who liked to drink at a winery.”

 

どこの繋ぎが自然でないか、気づかれましたか?

 

最初に「未成年で飲めなかった」から始まっていて、2番目に「ワインは好きだったけれど、ワイナリーに興味がなかった」と、突然、ワインを飲まれていますが、英語ではここに、”Even after growing up,”(大人になって、お酒を飲めるようになってからも”という説明が入らないと聞き手は驚いてしまうことになります。

 

日本語ではいちいち言わなくても通じるところを、いちいち明確に言わないといけないわけです。

 

代名詞のことにも触れておきたいと思います。

 

日本語では、「私はXXXと思います」と言う必要がありません。「XXXと思います」で通じて、話し手は”I”だとわかります。

 

英語は、「誰が」を指す代名詞が必ず必要です。特に初めて登場する人物・物は、限定できないとダメな言語なのです。エッセイの課題が返ってきて、突然 ”We”が出現する方が多いことに驚きますが、その”We”は誰のことを指すのでしょうか? 「私とAさんとBさん」と、誰が読んでも想像できないのであれば、突然現れすぎているので、誰のことを指しているのか書き出す必要があります。2回めからやっと”We”でいいわけです。

 

ロジカル・コミュニケーション力をあげるには、鉄板のルールを覚えてしまうのも手かと思います。

 

英語圏で仕事をするにあたって必須のロジカル・コミュニケーション力。もっと深く知りたい方は、ぜひ世人(せじん)塾オープンセミナーにお越しください。ソラ・アメ・カサの法則や、ピラミッド構造についてご説明し、一緒にエクササイズにも取り組んでいただきます。

 

2時間の凝縮バージョンで、「多様性を受け入れ、ロジカルに発表・主張できるグローバル人材」のためのコミュニケーションについてお話しします。

 

 

グローバル人材になるための必須スキルを習得「世人塾」オープンセミナー

 

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この記事の筆者

鈴木美加子
グローバル人材プロデューサー/(株)AT Globe 代表取締役

日本GEに入社して人事のキャリアをスタートさせ、モルガンスタンレーなどを経て、日本DHL人事本部長を務める。帰国子女でも海外赴任経験者でも無いが、TOEIC960点をマークし外資系でキャリアアップした自身の経験から、「なぜ」を細かく説明出来るところを強みとする。世人塾の他、グローバル・コミュニケーション、異文化マネジメント、リーダーシップ、組織分析など企業研修を行っている。

株式会社AT Globe http://atglobe.jp/

英語でロジカルに発表・主張できるグローバル人材を一人でも増やし母国を元気にすることをミッションとし、世界で活躍する人材を育てる塾(世人塾)を中心に、法人・個人向けのグローバル人材育成事業を行う。

 

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