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鈴木美加子のグローバル人材塾

グローバル人材の必須スキルとは?2014.02.25

    帰国してから、グローバル人材育成のための塾をやりたいという想いが強くなりました。

    まずは、グローバル人材に必要なスキルは何かの、リストアップを始めました。

    最初のリストには、

    Presentation

    Assertiveness

    Negotiation 

    が、並びました。

    発表・主張・交渉できるグローバル人材! ゴロもいいし、ご満悦でしたが、このリストは少し違うと判明する出来事が。

    ある企業のグローバル人材育成プロジェクトに、少し関わらせて頂き、海外の現地法人の様々な階層の方とインタビューをさせて頂きました。

    交渉力(Negotiation)を挙げるのは、マネジャー以上、ある程度、上の役職にいらっしゃる方々です。

    代わって、階層に関わりなく多くの方が必要とおっしゃったのが、Logical Thinking。

    確かに、日本人が日本語を直訳したような英語で話し、何が言いたいのかわからない場面に何度も遭遇しました。日本語は非論理的な言語ですし、あいまいでも通じるのですが、英語は論理的でないと通じない言語なので、ロジカルに考えられるかどうかは重要です。

    もうひとつ挙ったのが、多様性を受け入れる力です。

    私は多様であることが当たり前の外資系企業にずっといたので、当たり前だと思ってしまっていました。確かに、性別・年齢・人種・肌の色・宗教・環境・思想の違いを受容できるかどうかは、グローバルに通用する人材になれるかどうかの大きな鍵になります。グローバル人材の絶対条件のひとつです。

    その後も、すでにグローバル人材である友人達に聞き回り、自分の経験と照らし合わせて、最終的に固まったのが、以下のリストです。

    Acceptance of Diversity

    Assertiveness

    Logical Thinking

    Presentation

    多様性を受け入れ、ロジカルに発表・主張できてこそ、グローバル人材!  が結論です。

    定義が固まれば、あとは方法論。

    こうして、世人塾(世界で活躍する人材を育成する塾)が誕生することになります。

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    この記事の筆者

    鈴木美加子
    グローバル・キャリア・カウンセラー /(株)AT Globe 代表取締役

    日本GEに入社して人事のキャリアをスタートさせ、モルガン・スタンレーなどを経て、日本DHL人事本部長を務める。帰国子女でも海外赴任経験者でもないが、TOEIC960点をマークし外資系企業でキャリアアップした経験を元に、個人のキャリアアップを支援している。2011年から18か月、オーストラリアに居住し、海外勤務・海外からの帰国希望者のキャリア相談にも乗ることができる。
    個人向けのキャリア相談の他、企業向けに、リーダーシップ研修、チームビルディング、組織分析、異文化マネジメント、グローバルコミュニケーション研修を行っている。ルミナスパーク、ルミナリーダー公認講師、ホフステード異文化モデル公認講師、STAR面接法・認定講師

    株式会社AT Globe http://atglobe.jp/

    強みを最大限に活かし、個の力を発揮出来る人材を一人でも増やすことで、母国を元気にすることをミッションとする。ルミナというアセスメント・ツールを使い、個人・法人向けの人材育成事業を行う。

     

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