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タカシの外資系物語

英語で “デザイン・シンキング” しよう!(その1)2016.09.13

研修の連絡アリ!タカシのモチベーションは?!

 

「むむっ!こ、これは・・・?!キターーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!」

 

先日、人事のトレーニング担当から、英語のメールが届きました。すぐに目に入った、“prerequisite” の文字。Prerequisite というのは、「(受講)条件・資格・事前の宿題」という意味で、prerequisite for the course などという感じで使われます。英語では、研修関係のときにしか、まず出てこない単語です。

 

予想通り、海外から外国人講師を招いての研修の誘い。言語は英語!参加者の過半は外国人!!これぞ、典型的な “ザ・外資系研修” ではありませんかっ!!!転職後初の英語研修・・・加えて、テーマは今話題の「デザイン・シンキング」、いやぁ楽しみ、楽しみ・・・ということで、今回から数回にわたって、私が英語で受講したデザイン・シンキング研修のお話をしたいと思います。

 

今回の研修について、受講前の私の “モチベーション” はどうだったのか?私が所属する会社は、世界的に有名な デザイン・シンキングに特化したコンサルティング会社と関係が深く、今回の研修も、その会社のトップ・コンサルタントが、わざわざ海外から駆けつけてくれました。私自身も興味がある分野でしたし、最先端の内容が聞けるのではないかと、ワクワクして当日を待っていました。よって、モチベーションめっちゃ高い! 

 

一方で、仮にテーマが「英語で簿記!会計!」だったとしたら、私個人のモチベーションは、かなり低位置に沈んでいたように思います。簿記や会計が嫌いとか、すでにマスターしているので不要とか、そんな生意気なことを言っているのではないのです。「わざわざ英語で学ばんでもええんやないか・・・(T-T)」という、泣き言なんですよね・・・

 

以前からお話ししているように、外資の研修・トレーニングというのは、座学というのはほとんどなく、基本的に 参加型です。よって、机に突っ伏して寝る!ということは不可能、つまり、かなりガッツリと参加しないといけません。ガッツリ参加する前提に立つと、参加者の多くが外国人で、言語が英語というのは、相当ハードであることは間違いないし、テンションも下がる大きな要因です。

これが海外研修なら、旅行気分のバカンス的な雰囲気でどうにでも自分をごまかせるのですが、国内実施の場合は、ねぇ・・・会場まで、いつも通りの超満員電車で行くわけですから、ねぇ・・・「わざわざ英語で学ばんでもええんやないか・・・(T-T)」という気分になるわけです。

 

研修を乗り切るための処方箋とは?!

 

テーマが自分の興味から離れていて、いまいちテンションが上がらない国内の英語研修の場合、どうやって立ち向かうか?!(実は、外資にいると、このパターンの方が圧倒的に多い・・・)私の場合は、ある作戦にうって出ます。名付けて、

 

『無理やりテンション上げましょう!作戦』

 

楽しいな、楽しいな、楽しいなったら、楽しいな!ってな感じで、無理やりテンションを上げるのです(くれぐれも、変なクスリをやっているわけではないので、誤解なきよう・・・)。英語であろうがなかろうが、研修・トレーニングって、多くの人にとっては、それほど楽しいイベントではないと思います。同じ会社とはいえ、今日初めて会った人とブレストやディスカッションやれといわれたり、ポストイットにいろいろ書いてフリップチャートに貼って発表しろと言われたり・・・、このような責苦に対して「なぜ、私はこんなことをしなければならないのか?」などと、真面目に考えてはいかんのです。

 

バカになる!!

 

これが、参加型研修を受講するにあたって、最も重要かつ基本的なtips(コツ)です。あまり深く考えず、失敗も恐れず、超社交的になって、スポンジのように何でも吸収する。こう考えると気持ちがグッと楽になるし、スキル獲得という本来の目的においても、より効果が上がる方法のように思います。

 

1つ、この方法の欠点を言っておくと、普段はおとなしい人が、研修で超はじけた後、しばらくして再会したときに、

 

「あ、あれ?タカシさんって、こんな恐い感じの人だったっけ?研修では、すごく社交的だったのに・・・」

 

となる可能性があるので、注意してください・・・。私など、研修参加時と平常時のギャップが大きすぎるのか、研修でご一緒した人に後日会っても、ほとんどの人は私だと気づきません。ま、それでいいんです、はい・・・(T-T)

 

宿題と自己紹介は忘れずに!

 

参加型研修、特に、英語による研修・トレーニングにうまく対応するために、事前に取り組み可能な おススメしたいアクションを、いくつかお話しすることにいたしましょう。

 

  • ● 事前課題(prerequisite for the course)は必ずやっておく ・・・ 忙しいのはわかります・・・、が、事前課題は必ずやっておきましょう。英語でやる研修の場合は特に・・・。 日本語の研修であれば、事前課題など眼中にないとばかりに、一切何もやらずに参加する輩が相当数いると思います。日本語の場合は何とかなったかもしれませんが、英語では何とかならんでしょう? だったら、前日の睡眠時間を削ってでも、やらないといけません。事前課題(宿題)というのは、やった方がいい(had better)ではなく、やらなければならない(must)のです。学生時代なら、宿題忘れは廊下に立たされていたはずです。宿題をやることで、研修の全体像がおぼろげながらも理解できますし、開始当初から前のめりにテンション高く参加することが可能になります。これ、必須です!

 

  • ● 日本語でいいので、自己紹介の練習をしておく ・・・ 英語を使うべき場面で、英語が話せない最大の理由は何でしょうか? それは、話すべき英語に対応する日本語が思いついていないからなんですよ、実は!多くの日本人にとって、英語を聞いて、英語で解釈して、英語で答える・・・というプロセスは、絵に描いた餅です。言うなれば、神業レベル。無理をせず、逐次、日本語を介在して考えればいいのだと思います。しかし、話せない瞬間というのは、それに対応する日本語自体が思いついていない状態 = 頭が真っ白な状態なのです。だから、少なくとも、日本語だけはスムーズに出るようにしておく。日本語が出たら、あとは何とかなります。対面なら、筆談やジェスチャーも使えるし。あと、英語講師の場合は、個人的な趣味等、仕事に関係のないことを質問されることがあるので、そういうつもりで準備した方がいいと思います。

 

案の定というか、なんちゅうか・・・「デザイン・シンキング」には一切触れずに、初回が終わっていました。申し訳ありません! 次回より、世界最先端の講義内容をお伝えする予定・・・です。ご期待ください!

(次回続く)

 

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この記事の筆者

奈良タカシ

1968年7月 奈良県生まれ。

大学卒業後、某大手銀行に入行したものの、「愛想が悪く、顔がこわい」という理由から、お客様と接する仕事に就かせてもらえず、銀行システム部門のエンジニアとして社会人生活スタート。その後、マーケット部門に異動。金利デリバティブのトレーダーとして、外資系銀行への出向も経験。銀行の海外撤退に伴い退職し、外資系コンサルティング会社に入社。10年前に同業のライバル企業に転職し、現在に至る ( 外資系2社目 )。肩書きは、パートナー(役員クラス)。 昨年、うつ病にて半年の休職に至るも、奇跡の復活を遂げる。

みなさん、こんにちは ! 奈良タカシです。あさ出版より『外資流 ! 「タカシの外資系物語」』という本が出版されています。
出版のお話をいただいた当初は、ダイジョブのコラムを編集して掲載すればいいんだろう ・・・ などと安易に考えていたのですが、編集のご担当がそりゃもう厳しい方でして、「半分以上は書き下ろしじゃ ! 」なんて条件が出されたものですから、ヒィヒィ泣きながら(T-T)執筆していました。
結果的には、半分が書き下ろし、すでにコラムとして発表している残りの分についても、発表後にいただいた意見や質問を踏まえ、大幅に加筆・修正しています。 ま、そんな苦労 ( ? ) の甲斐あって、外資系企業に対する自分の考え方を体系化できたと満足しています。

書店にてお手にとっていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
奈良タカシ

「タカシの外資系物語」の作者、奈良タカシさんへメッセージをお寄せください。

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