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中国就職・業界の傾向を知ろう2013.10.29

中国での海外就職が人気

海外就職と言えば、欧米の次に人気があるのが中国です。中国語学習人口が多いことや日本からの距離が近い点などが、中国での就労を目指す人が多い理由だと考えられます。
また、欧米に比べるとビザが比較的発給されやすいため、海外就職のハードルとしては低めと言えます。

いろいろな業界、どの辺に需要がありそう?

中国での採用にはどのような職種が多いのでしょうか?また、それぞれの職種に望まれる人材とは、どのようなものなのでしょうか?

中国での日本人採用でまず多いのは製造業での仕事です。これは、中国に多数ある日系企業の工場において、日本の仕事のやり方やビジネスマナーを熟知している日本人スタッフの需要が高いためです。バラバラになりがちな現地スタッフを取りまとめたり、日本人として営業に回ったり・・と様々な役割が与えられるでしょう。

中国語力も必要ですが、それ以上に同業での経験や専門知識を有した即戦力となる人材が求められます。

製造業に関連して、物流企業や商社での求人も多いです。2001年のWTO加盟により規制緩和が進み、日本を含むさまざまな外資系物流会社が中国に参入してきました。

中国系の物流会社も質・規模共に発展過程にあり、活気のある業界だと言えます。物流企業では、管理職からコールセンターでの顧客対応まで多様な職種の採用があります。経験を生かしてキャリアアップを図りたい方から経験をこれから積みたい方まで、チャンスが幅広い業種と言えますね。現場や顧客のやり取りが多い仕事なので、語学力のみならず、相手と上手くやっていける対人コミュニケーションスキルがあることが望まれます。

商社に関しては、実際に取引先に赴いて商談をしなくてはならない営業職の採用が多いようです。営業経験者やビジネスレベルの中国語能力のある人材が求められるでしょう。

日本人居住者が増えている中国で、今成長中なのは広告業界。現在、北京や上海などの大都市では7社ほどの広告代理店が日本人向けフリーペーパーを発行しています。これらの雑誌に広告を掲載するのは日系企業や日本人向け店舗がほとんどなので、日本人営業職として活躍できる場面がありそうです。

また、現在では日系企業や日本人顧客向けにインターネット広告業務を強化する企業が増えてきています。営業やWebデザインの経験があれば、この業界でも採用される可能性があります。

また、特に上海など日本人居住者の多い地域では日本語サービスの需要が高いです。大都市に行くと「日本語の通じる」美容院、病院、レストランなど・・日本語サービスを提供しているところが多いことにとても驚かされます。日本人向けサービス業界では、日本語以外にも日本式の対応やサービスマナーが期待されるため、日本人であることが有利に働き、採用に結びつくことが多いのです。

どうやって仕事を探す?

中国にもさまざまな業界や職種に日本人採用のチャンスがあることをお話してきました。
では、実際にどうやって仕事を探せばいいのでしょうか?現地に行けば、フリーペーパーなどが簡単に手に入るので情報収集も簡単ですが、日本にいるとなかなか難しいですよね。
日本でできる海外転職活動には、Webサイトの活用がとても便利。daijob.comでは、中国勤務の案件も数多く紹介しています。中国での仕事に興味のある方は、一度のぞいてみては如何でしょうか?

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