グローバル転職NAVI

キービジュアル キービジュアル

クロスカルチャー 人気記事ランキング

日本で英語力を活かして働く!求人募集の国内事情2013.09.12

英語力を仕事で活かしたいと望んでいる方は、少なくないでしょう。昨今では日本企業にもグローバル展開を進めるケースが増え、そうした英語を活かせる求人募集も変化を見せています。そこで今回は、日本国内の求人募集の事情についてご紹介したいと思います。

■知っておきたい!仕事で英語を必要とする職種


英語力を活かす仕事といえば、「外資系」の企業を思い浮かべる人が多いでしょう。中でもどのような職種で英語力が活かせるのか、その点も知っておきたいものです。
とある機関調査では、仕事上で英語を使用している人の割合は全体の4分の1程度であるという結果が出ています。その中でどのような職種が多いのか、順位をつけてみると以下のようになりました。

 

1位:翻訳/通訳/貿易事務
2位:ITコンサルタント
3位:商品企画/商品開発
4位:法務/知的財産
5位:人事
6位:投資銀行業務/ファンドマネジャー
7位:スーパーバイザー
8位:マーケティング/リサーチ
9位:経営企画/事業企画
10位:購買

 

1位の翻訳/通訳/貿易事務は、日常的に英語を使う仕事で当然ともいえます。しかし、2位のITコンサルタントや5位の人事は、意外に感じる人もいるかもしれません。

 

IT関連では海外から大手企業が参入しているような業界が多く、海外顧客との対応や海外展開を目指すことも多いため、ITコンサルタントは英語を使うことが頻繁になっています。また人事については、海外へ進出する企業や外資系の企業において、海外の人材確保のため様々な場面で英語が必須となります。

 

全体的に組織体制を構築するために、管理部門は英語を使用することが多いことがわかるでしょう。その点では、7位のスーパーバイザーも、サービス業の小売や外食業が海外進出をする際に英語を使用する機会が増えると考えられます。

■知っておきたい!仕事で英語を必要とする職種
■英語を使う仕事の見つけ方


それほど英語力に自信があるわけではないという人や、どうしても英語を使う仕事をしたいという人は、そうした仕事の見つけ方もしっかりと心得ておきたいものです。実際に英語を使う仕事へ転職できた人の声からは、夢を叶えるためにいろいろな工夫をしたというものが多く聞かれます。

 

1)転職サイト、人材紹介サイトを利用する
今や、転職サイトや人材紹介サイトは、利用しない人はいないと言われるほど、多くの方に利用されています。転職をすることを決めたら、できるだけ早く自分に合った転職サイトや人材紹介サイトに登録しましょう。求人情報だけでなく、転職に役立つ情報も得ることができますので非常に有効です。
これらのサイトを運営しているエージェントには、毎日のように求人の情報が入ってきます。特に優良企業の求人は

 

非公開求人となることが多く、登録した人でないと求人情報を紹介してもらうことができません。良い仕事を見つけたい人は、迅速に転職エージェントに登録しましょう。

 

2)英字新聞、ニュースサイトで探す
英字新聞を読んでいる人ならご存知のことと思いますが、英字新聞やニュースサイトには外資系企業や英語力が必要な求人が掲載されています。これらの求人は転職サイトなどには掲載されないものが多いので、定期的にチェックしておきたいところです。

 

3)外国人向けフリーペーパーの求人を探す
日本で発行されている外国人向けフリーペーパーには、求人情報が掲載されています。日本在住の外国人向けの求人なので、英語力はレベルの高いものが求められるでしょう。しかし、中には日本人の募集も行われていることがあります。

■英語を使う仕事の見つけ方
■英語を使わざるを得ない環境

在日米軍基地が近くにあるという人ならば、英語を使って仕事ができる良い職場の1つとなるでしょう。日本にありながらも限りなく英語圏に近い環境ですので、どうしても英語力を活かして仕事をしたいという人にピッタリです。

 

米軍基地内の求人は、以下2つのサイトで掲載されています。

 

1)在日米陸軍基地管理本部
在日米陸軍の基地で募集している求人を閲覧できます。求人情報は、英語または日本語で記載されています。

 

2)駐留軍等労働者労務管理機構
通称「エルモ」と呼ばれる独立行政法人で、在日米軍で募集されている仕事を斡旋しています。求人情報は日本語です。

 

在日米軍基地といっても職種によっては高い英語力を求めない仕事もありますので、興味がある人はチェックしてみてください。

■英語力が求められる仕事の需要と供給の実態


近年の日本企業におけるグローバル化の動きとして、2007年頃までは海外に生産拠点を設けるという動きが中心でした。しかし、リーマンショックがあった2008年秋以降には、販路や拠点を海外に移す動きが中心となっています。国内マーケットの需要が増えず、販路を海外に求める企業が増えているのです。各企業は自社にふさわしい販路、生産拠点となる海外拠点を求めて、機能を分散させる活動を行っています。

 

そんな動きの中で、英語力が高い人材を求める動きは加速しており、英語力が必要な求人は増えています。しかし、企業が求めているレベルに達していないビジネスパーソンが多く、本当に英語力を武器にできる人は少ないといわれています。企業が本当に必要としている人材は、不足していると言えるでしょう。

 

とはいっても、誰もがそれだけの高い英語力を持っているわけではありません。英語力に少しでも不安がある方は、語学力不足を補う他の能力を持っていると有利になります。その能力は、応募する企業の業界や職種によっても異なります。求人情報を探す際に、企業から何が求められるのかをしっかりチェックしておきましょう。

■英語力が求められる仕事の需要と供給の実態
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

合わせて読みたい

---