グローバル転職NAVI
元・外資系人事部長、現グローバル人材プロデューサーの鈴木美加子です。本日は、キャリアの方向性を考えている方のご相談について、アセスメントツール・ルミナを使って解説します。
*この記事は本人の了承の下に書かれています。
今回の相談者・甲斐さん(仮称)は、33歳の女性です。大学卒業後、PRの代理店に2社、その後大手の一般消費財メーカーでPRプランナーをしています。職種を変えるつもりはありませんが、大手企業であまり充足感を感じられずに仕事をしています。転職にあたり、どのような企業を選んだらよいかがご相談内容です。
まず甲斐さんの4つの色を見ます。 |
甲斐さんのマンダラの特徴は、人間重視の緑と、結果重視の赤が両方ある事です。結果を出しながらも、職場の人間関係のハーモニーが崩れないことを気にかけることができる、どちらかに偏らないバランスがとれた人材です。 |
それでは24のクオリティに移ります。
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それでは、転職先にどういう企業を選ぶべきかです。緑80%の甲斐さんは、緑のスコアがかなり高いので、業界が緑であることが重要です。緑の業界とは、人材・教育・ SDGsなどになります。自分が勤務している企業が、社会に貢献できるサービス・商品を扱っていることが、彼女にとっては大切なのです。
会社の規模ですが、現在大手企業に勤めていて89%もある革新性を使えないでいることがわかります。ご本人が漠然と感じているように、大手で保守的な企業では、自分の持ち味を生かせないということです。かといってスタートアップやベンチャーは、社長の器に左右され将来性を見極めるのも非常に難しいので、社員数200人以上位で、創業してから7〜 8年経っているような企業が理想と言う結論になりました。
自分が活かせる職種・職場を得てこそ、人は輝いて充足感に満ちた日々を送ることができます。どんな職種・業界・職場が自分に合っているかを知りたかったら、こちらをご覧ください。
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日本GEに入社して人事のキャリアをスタートさせ、モルガン・スタンレーなどを経て、日本DHL人事本部長を務める。帰国子女でも海外赴任経験者でもないが、TOEIC960点をマークし外資系企業でキャリアアップした経験を元に、個人のキャリアアップを支援している。2011年から18か月、オーストラリアに居住し、海外勤務・海外からの帰国希望者のキャリア相談にも乗ることができる。
個人向けのキャリア相談の他、企業向けに、リーダーシップ研修、チームビルディング、組織分析、異文化マネジメント、グローバルコミュニケーション研修を行っている。ルミナスパーク、ルミナリーダー公認講師、ホフステード異文化モデル公認講師、STAR面接法・認定講師
株式会社AT Globe http://atglobe.jp/
強みを最大限に活かし、個の力を発揮出来る人材を一人でも増やすことで、母国を元気にすることをミッションとする。ルミナというアセスメント・ツールを使い、個人・法人向けの人材育成事業を行う。