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外資系転職
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海外勤務から日本のグループ企業へ契約社員として転籍
30-39歳| 男性 | 日系企業 | アウトソーシング | 財務/会計 - 経理
現在、米国の日系企業にて経理アウトソーシング業務に従事しております。
OPTで仕事をしておりますが、就労ビザの取得ができなかったため、日本のグループ企業への転籍という話を会社から頂きました。 しかしながら契約形態は契約社員となると打診されている状況です。
米国では、契約形態よりも職務経歴や実務能力が評価されるという認識ですが、日本では契約社員に一度なってしまうと、その後の正社員採用が難しくなるという記事をいくつか目にしました。 日本オフィスの仕事内容も自分が続けていきたい領域の仕事であるため、日本へ正社員のまま転籍できるのが理想ですが、現状では難しい状況です。
今後のキャリアを考えると契約社員になるという選択肢はやはり避けるべきでしょうか。

無料キャリア相談 回答
回答数: 2件
リクルーターズ(株)代表 小松俊明
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キャリアの継続性を考慮した場合、ご指摘のように正社員と契約社員との間には、会社からの期待や諸待遇に開きがあるという現実があると思います。 できれば、正社員の転職を実現することが望ましいのですが、今回のように、海外からの帰国を伴う場合、話は少し別になります。 というのも、正社員への転職をするにも、海外在住の方が日本で働くための転職活動をすること自体が、かなりハードルがあります。つまり、仮に転職活動を始めたとしても、帰国予定日までに転職先が決まらず、時間切れとなって日本に 帰国することになる可能性もあるということです。
こうした状況を考慮すれば、結局はいったん契約社員に切りかわって帰国することも十分想定しておく必要があります。

もちろん、契約社員になることを避けて、次の転職先が決まらなくても今の会社を退職するという選択肢はありますが、あまりお勧めはできません。 というのも、仮に退職した場合、そのまま海外で再就職活動をするにしても、もしくは帰国して同活動をするにしても、 失業状態で行う転職活動は、現職にありながら行う転職活動とは、いろいろな意味で状況は異なります。

今回起きている出来事は、望ましくないことであると思いますが、今の会社を退職せず、まずは海外にいながらにして転職活動をはじめ、仮に決まらない場合は、 いったん契約社員にきりかわっても日本に帰国して今の仕事を続け、引き続き 転職活動を続けつつ、同時に日本でご自身の働きぶりを認めてもらうことで、 正社員への切り替えの道を模索してみてはいかがでしょうか。

株式会社メイツ 中島 靖友氏
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今回のお話は悪い話ではないと思います。
まず、海外で採用になった方でビザのために雇用できなくなる場合、大半が それまでで解雇になります。それ以上の日本での就労も認められないのが大半です。 日本での継続就労が 可能な分、ご自身の仕事内容が評価されて、かつ、日本でも需要があると いうことで良いお話しだと思います。

さらに、その際には契約社員として採用になるのが通例パターンです。 海外支店で採用になった方が、そのまま日本の採用基準に適すると判断して 正社員で迎えることは稀です。 また、契約社員から正社員の転職は難しいとのことですが、これはあり得ます。 しかし、ご自身の場合は、1、海外からの転籍のため契約社員 2、海外支店 のある大手企業のポジション出身 とのことであれば雇用形態よりも仕事内容 をみて判断できますので心配するほど正社員への転身は難しくないと思われます。

今後の展開としては、まずは契約社員として日本での就労経験を積んで、その 実績を認めてもらえばその会社で正社員へ雇用形態変更が可能か否かを確認して 判断するのも良いと思います。

いずれにしても、「続けていきたい領域の仕事」を今後も継続できることを願っています。
頑張ってください。

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