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語学を活かせる仕事求人特集

語学力が仕事の年収に与える影響について

1.語学力調査の趣旨

日本国内の仕事場で、語学力が重要になるグローバル人材の育成が課題となる昨今経済産業省「グローバル人材育成に関するアンケート調査」によれば、企業がグローバル人材確保に当たって重視する能力は3つあり、1.「外国語でのコミュニケーション能力」、2.「異文化理解・活用力」そして3.「社会人基礎力」である。その中でコミュニケーションの際に共通の言語となりうるのが英語であり、実際TOEIC(R)プログラムを実施・運営する、国際ビジネスコミュニケーション協会が実施した『2013年上場企業における英語活用実態調査』では中途採用社員に期待するスコアが600点から710点に大幅に上昇という結果になっていることからも、今後さらに語学、特に英語力に対する需要が高まってくると予想される。実際、2013年3月～5月の全求人数のうちビジネス会話レベル以上の英語力を必須としているのは3,492件で、今回の調査対象となったDaijob.com登録ユーザー（下記参照）のうち、ビジネス会話レベル以上の英語力を持ち且つ企業からスカウトを受け取ったユーザーは3,283人、これを日本国籍のみで見てみると2,150人であり、そのDaijob.com内での求人倍率は1.62倍であった。これは厚生労働省の一般職業紹介状況（平成25年5月分）の中で発表している有効求人倍率（パート除く）と比較すると倍近くであり、募集している仕事先のポジションに対して、要求される語学スキルを持つ人材が不足していることを表している。こういった状況の中で、ある一定以上の英語力を持つ求職者は希少として重宝されるのでないかという仮説から、実際の採用側のニーズと求職者側の転職活動における英語力の影響、さらに年収に与える影響を検証した。 ※TOEICはエデュケーショナル・テスティング・サービス（ETS）の登録商標です。この（制作物）はETSの検討を受けまたその承認を得たものではありません。

2.語学調査の対象

スカウト（※２）を受けた＝（イコール）企業の採用ニーズがあったという前提のもと、その採用ニーズに語学力、特に英語力が関係しているのかを明らかにするためDaijob.com（※１）に登録しており、自社採用企業や人材紹介会社からスカウトを受けた求職者17,231人を対象とした。また同時期に掲載されていた掲載求人9,711件についても、そこでの英語力のニーズ、想定年収を検証の対象とした。 ※１：Daijob.comとはバイリンガル人材専門の就転職情報サイト（登録会員39万人。内バイリンガル以上96%） ※２：ここで言うスカウトとはDaijob.comに会員登録をした求職者が匿名履歴書を公開し、同サイトに求人を掲載している企業がその匿名履歴書を閲覧し、関心を持った求職者に対してアプローチするサービスのこと。

語学調査の期間

2013年3月～5月の3ヶ月間

語学調査項目

語学調査対象者の属性を単純あるいはクロス集計

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