Global Career Guide

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2/15(金)キャリアフェアに向けて準備したいこと

元・外資系人事部長、10,000人を面接した鈴木美加子です。いよいよ、Daijob.comのグローバル人材転職フェア(キャリアフェア)が、今週の金曜日に開催されます。

キャリアフェアでは、企業の担当者と直接お話できるので、求人広告には載っていない情報がわかることもあります。面接と言っても、会社を訪れ、会議室に通されるのとは違うので、緊張しないで話をすることができます。なんと言っても、たくさんの企業が一堂に会するので、時間効率良く転職活動ができます。ぜひ積極的に活用できると良いと思います。

面接での注意点は、以前にもお話しましたが、キャリアフェア直前なので繰り返してお話します。

1. 訪問するブースの優先順位を決める

会場に何時に到着されるかによって、どのくらいの時間を会場で過ごせるかが変わりますので、プランニングが重要です。出展企業のリストをまず見て、どこを重点的に初めに訪れるのかなどの順番を考えましょう。もちろん、その場の雰囲気で、順序を変える柔軟性も大切です。

2. 面接での自己紹介


自分の経歴を簡単に述べることになったら、端的にロジカルに、短く話します。自己紹介のパートでは、地頭のレベルが出やすいので、慣れていない方や不安な方は、練習して本番に臨んでください。限られた時間ですし、同じことをぐるぐる何回も話してしまわないように、気をつけましょう。

3. 面接で重要なアイコンタクト


外国人の面接官も多いです。英語でのコミュニケーションになったら、相手の目を見て、つまりは、アイコンタクトを取って、会話をしましょう。英語圏での基本のマナーで、これができないと、英語に慣れていないことが露呈してしまいます。英語はできるけれど、会話しながら相手の目を見ることに慣れていない方は、こちらも練習して臨んだ方がいいでしょう。

4. フランクに質問を


公の面接ではないので、面接の場では聞きにくい質問も、臆せず聞くことができます。正式な応募前に確認するような気持ちで大丈夫です。

6. パーソナリティをPR


経験・スキル・英語力が足りないと思っている方には、担当者と直接会える場で「人柄」をアピールできる、絶好のチャンスです。通常の採用のプロセスですと、まず書類選考があるので、文字で書かれているものだけを頼りに、次のステップに進むかどうかが決まってしまいます。キャリアフェアの場合は、直接、担当者に会えるので、「少し経験が足りないけれど、非常に良い人なので、もう少しジュニアなポジションはなかっただろうか」「チームに一人いると、楽しいキャラなので、チームが盛り上がるかもしれない」など、ポジティブに捉えてもらえる可能性が高いです。

17:30 – 18:20の時間帯で 「元・外資人事部長が語る パワフルな英文履歴書の書き方」セミナーを行います。一定規模以上の外資系企業には人事部があり、第一次面接官は、人事担当者の可能性が高いです。人事が履歴書のどんなところを見ているか、それはなぜかをお伝えします。

*このセミナーは英語で行います

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鈴木美加子

グローバル・キャリア・カウンセラー /(株)AT Globe 代表取締役

日本GEの人事でキャリアをスタートさせ、モルガン・スタンレー、イートンのアジア・パシフィック本部などを経て、日本DHLの人事本部長に就任。1万人を面接した自身の転職経験と英語や異文化と格闘した体験を元に、外資への転職を希望する方・外資でキャリア・アップしたい方を全力でサポート。
英検1級、TOEIC960点。iU情報経営イノベーション大学・客員教授。ルミナスパーク・リーダー認定講師、STAR面接技法・認定講師、ホフステード異文化モデル公認講師

NY生まれでオーストラリア居住経験あり。映画とコーヒーが大好き。
著書「やっぱり外資系がいい人のAtoZ」(青春出版社)
「英文履歴書の書き方・英語面接の受け方」(日本実業出版社)

株式会社AT Globe

強みを活かし個の力を最大限に発揮できるグローバル人材を、一人でも増やすことで母国の発展に寄与することをミッションとする。 企業向けには異文化理解・海外赴任前研修を、個人向けには外資への転職サポートを提供。

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