Global Career Guide
キルギスの後、カザフスタンで2週間ほど過ごし、出国のためにアルマトイ(Almaty)の空港のカフェにいた時です。近くのテーブルに(服装からして)「現地の山ガールが二人いる」と思っていたら、なんと日本語、それも関西弁が聞こえてくるではありませんか。そこで「全然、日本人に見えないね」と話しかけたところ、2人は「今からタジキ
昨夏、訪れた中央アジアの3ヵ国が気に入ったので、また今夏も訪れたのですが、今回は留学の話です。 「えっ、キルギスに留学?!」と思う人もいるかも知れませんが、キルギス(Kyrgyzstan)は、日本から、ロシア語学習の留学先として人気です。ロシアより物価は安いし、親日です。とくにウクライナ侵攻以降は、日本人に限らず、ロシ
前回書いたように、先月、スリランカでは大統領選挙が行われました。1回目の投票では、国民の力(NPP)・人民解放戦線(JVP)党首のディサーナーヤカ氏(通称AKD)が最多の票を獲得しましたが、42%と過半数には達しなかったため、33%を獲得した二位の最大野党、統一人民戦線(SJB)率いるプレマダーサ氏と決選投票となりまし
週末行なわれた自民党の総裁選では、一回目の投票で獲得票が過半数を超える候補者がいなかったため、上位二候補による決選投票が行われました。「決選投票」は、英語では”runoff election”と言いますが、単に”runoff”と表現される場合も多いです。 Mr. Ishiba won to be the leader
前回触れた、住宅に対する各国の満足度ですが、OECD加盟国で最低(17%)だったのがトルコでした。通貨危機を発端とした超インフレで、2022年には住宅価格が200%以上も高騰し、また、一挙に家賃が6割上昇したり、物件を売却したい家主から退去を求められたり、大半の人が住宅事情を不満に思っているのは当然といえるでしょう。
訪日観光客数は、今年に入り毎月、過去最高を記録しており、このペースで行くと、年間ベースでも過去最高の3500万人に達すると予測されています。日本のオーバーツーリズム(overtourism)も、海外で報道されていますし、そろそろ飽きられるのではないかと思いきや、メディアなどで、今も、お勧めの渡航先として日本が取り上げら
今年になり3%まで落ちたものの、2022年に11%超、2023年も7%という激しいインフレに見舞われたイギリスでは、今も「生活費危機」が叫ばれています。昨年の調査では、(労働者階級の)大学生の3割以上が食事の回数を減らしていたのが、今では、最高3日、食事にありつけず、キャンパス内のフードバンクに頼らぜるを得ないという学
前回はアメリカの状況について書きましたが、今回は他の英語圏に目を向けたいと思います。数カ月前に、カナダやオーストラリアなどで学生ビザの発行が厳格化されていることを書きましたが、その背景にあるのが、住宅価格や家賃の高騰による住宅危機(housing crisis)です。 カナダ カナダの住宅価格の高騰はアメリカより激しく
前々回の話に戻り、なぜ、以前より多くのアメリカ人が(イギリス人やカナダ人も)海外移住を望んでいるかという背景について書きたいと思います。 物価高と住宅危機 (とくに海外経験のない)日本の人が「海外の方が給料が高くて稼げる」(世界的にアメリカの一部の業界の給料が突出している)という時、いつも「日本の物価を基に考えてますよ
皆さん、お盆休みは、ゆっくりされましたでしょうか。最長9連休という方もいたようで、「それなら海外へ」という方もいたのではないでしょうか。お盆期間の出国者数は、昨年に比べ大幅に増え、羽田ではコロナ前を超え、関空でもコロナ前の9割に達したようです。ハワイ向け予約は、お盆期間として過去最高の予約数を記録したとのことですが、ド
大学卒業後、外資系企業勤務を経て渡米。MBA取得後、16年にわたり日米企業間の戦略提携コンサルティング業を営む。社員採用の経験を基に経営者、採用者の視点で就活アドバイス。現在は投資家として、投資家希望者のメンタリングを通じ、資産形成、人生設計を視野に入れたキャリアアドバイスも提供。在米30年の後、東南アジアをノマド中。訪問した国は70ヵ国以上。
著書に『英文履歴書の書き方Ver.3.0』『面接の英語』『プレゼンの英語』『ビジネスに対応 英語でソーシャルメディア』『英語でTwitter!』(ジャパンタイムズ)、『ロジカル・イングリッシュ』(ダイヤモンド)、『英語でもっとSNS!どんどん書き込む英語表現』(語研)など30冊。