Global Career Guide
「アップ」のところでは書き切れなかったのですが、「~アップ」には他にも「ベースアップ」や「レベルアップ」など多々あります。 ツイッターでは「バージョンアップもあり」とコメントをいただきましたが、これはご指摘のとおり英語ではupgradeですね。 I don’t want to upgrade to Windows 10
前回、「アップ」を取り上げたので、今回は「ダウン」について書きましょう。 「イメージアップ」と反対の「イメージダウン」には、下記のような表現が使えます。 The scandal has damaged the company’s image. The company’s image has been tarnishe
久々に和製英語について書きたいと思います。 このコラムは転職者向けですので、当然キャリアの話をすることが多く、「キャリアアップ」という表現を私も何度か使ってきました。しかし、これは和製英語です。 「キャリアアップ」は、英語では下記のような表現を使います。 Career Advancement/Enhancement T
ホワイトカラー・エグゼンプション(White-Collar Exemption)については、以前、書きました。 日本で審議されている「高度プロフェッショナル制度」では、対象者は年収1075万円以上の高度専門職従事者に限られるようです。アメリカでは、以前、書いたように、年収23,600ドル以上が対象です。 「え~、そんな
前回、休暇中も働くというWorkationについて書きましたが、一方、「旅行しながら働きたい」という若者も世界的に増えているようです。 過去のものとなってしまった安定雇用、いつクビを切られるかもわからないのに休暇もなかなか取れない職場—そうした中、仕事と生活のバランス、柔軟なワークスタイルを求める若い世代が増えているの
日本のバブル全盛期、「24時間働けますか?」という企業戦士(Corporate Warrior)のTVコマーシャルが話題を呼びましたが、テクノロジーが発達した今、いつでもどこでもネットを通じて仕事とつながっていられるため、アメリカでも”I’m available 24/7”みたいな人たちが増えています。 「翌朝、月曜に
アメリカで、企業のカスタマーサービスに電話をすると、英語に訛りのある係員が出てくることが実に多くなりました。多くのアメリカ企業がコールセンターを海外にアウトソースしているのも一因ですが(以前はインドが大半でしたが、今ではフィリピンの方が多いです)、米国内のコールセンターでも、英語が第一言語でない従業員が増えているのです
これまで、英語が通じない要因が、論理やコミュニケーション力など語学力とは別のところにある場合があると書きました。実は、もうひとつ、多くの日本人にとって英語上達の妨げとなっている点があります。 控えめ・Shyな日本人 日本で英語を教えた経験のあるアメリカ人英語教師のフェイスブックのページを見ていると、当初、コメントを書く
前回、「英語でなく、ロジックに問題がある人がいる」と書きましたが、「英語より、コミュニケーション力に問題あり」という人もいます。 先月、書いたように、私はツイッターで、日本の英語学習者の方々と英語でやりとりするためのアカウントを設けて5年になります(@TweetinEng ハッシュタッグ #EngPls)
さらに、ツイッターやEメールの英文でよく見かけるのが論理の飛躍です。皆さん、まったく気づかずに起こしているようです。 英語の向こうに日本語が透けて見える私には、その真意を推し量れるのですが、アメリカ人など日本語が透けて見えない人に見せると「何が言いたいのか、意味がわからない」と言います。 たとえば、下記の文ですが、「日
大学卒業後、外資系企業勤務を経て渡米。MBA取得後、16年にわたり日米企業間の戦略提携コンサルティング業を営む。社員採用の経験を基に経営者、採用者の視点で就活アドバイス。現在は投資家として、投資家希望者のメンタリングを通じ、資産形成、人生設計を視野に入れたキャリアアドバイスも提供。在米30年の後、東南アジアをノマド中。訪問した国は70ヵ国以上。
著書に『英文履歴書の書き方Ver.3.0』『面接の英語』『プレゼンの英語』『ビジネスに対応 英語でソーシャルメディア』『英語でTwitter!』(ジャパンタイムズ)、『ロジカル・イングリッシュ』(ダイヤモンド)、『英語でもっとSNS!どんどん書き込む英語表現』(語研)など30冊。