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Do you ~? や I don’t ~のように疑問文や否定文で使うdoは助動詞です。『英語は7つの動詞でこんなに話せる』 では一般動詞のdoについて説明します。いくつもの動詞の代わりにdoだけで済ませられる場合も多く、非常に便利な単語です。
下記のように、単純に日本語の「する」と同じ意味でも使われます。深く考えずに日本語で「する」であれば、とりあえずdoを使ってみるといいでしょう。
What did you do yesterday? (昨日は何したの?)
「仕事や宿題をする」のdoも、日本語と同じように使えます。
Did you do your homework? (宿題やった?)
Who did the design? (誰がデザインしたの?)
I have a lot to do before I leave town. (発つ前にやることがたくさんある。)
「家事をする」も、日本語で「洗濯をする」「皿洗いをする」のように「~をする」を使いますが、英語でも同様です。
Can you do the dishes/laundry? (食器を洗ってくれる?洗濯してくれる?)
また、doは「髪や爪などを整える」という意味でも使われます。
I just did my nails/hair. (ネイルケアを終えたところ。髪の毛を整えたところ。)
フォーマルな場では別の動詞が使われるところに、口語でdoが使われることが多々あります。非常に便利なので、よく使われる場面とともにぜひ覚えてください。
Let’s do lunch. (ランチしよう。)
Doの過去分詞doneも、日常会話で非常によく使われます。
日本人に限らず、非ネイティブスピーカーは「終わった、終えた」という意味でfinishedを使う人が多いのですが、ネイティブスピーカーは会話でdoneを非常によく使います。
たとえば、下記のI’m done. は、I’m through.やI’m finished.と同じ意味ですが、アメリカではI’m done.が最もよく使われます。
I’m done. (終わり/終わった。)
〈be done with ~〉で「~を使い終えた、~をやり終えた」という意味になります。
I’m done with the newspapere. (新聞を使い終わった⇒ 新聞は読み終わったので、どうぞ。)
Are you done with the copier?(コピー機は使い終わりました?)
One more copy and I’ll be done.(――あと1枚で終わります。)
『英語は7つの動詞でこんなに話せる』では、Do, Doneの用法について、もっと詳しく説明しています。
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大学卒業後、外資系企業勤務を経て渡米。MBA取得後、16年にわたり日米企業間の戦略提携コンサルティング業を営む。社員採用の経験を基に経営者、採用者の視点で就活アドバイス。現在は投資家として、投資家希望者のメンタリングを通じ、資産形成、人生設計を視野に入れたキャリアアドバイスも提供。在米30年の後、東南アジアをノマド中。訪問した国は70ヵ国以上。
著書に『英文履歴書の書き方Ver.3.0』『面接の英語』『プレゼンの英語』『ビジネスに対応 英語でソーシャルメディア』『英語でTwitter!』(ジャパンタイムズ)、『ロジカル・イングリッシュ』(ダイヤモンド)、『英語でもっとSNS!どんどん書き込む英語表現』(語研)など30冊。