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コロナウイルス関連英語表現集(8)基本再生産数、防護服、人工呼吸器2020.06.09


 コロナウイルス関連英語表現集は、今回で最後になります。最終回では、これまでカバーできなかった表現を集めました。

基本再生産数・実効再生産数


  「基本再生産数」は、英語では”basic reproduction number”で “R0”と書かれますが、”R naught/naught”と発音されます。”Naught/nought”は、「nothing」「ゼロ」という意味です。* 


 一方、「実効再生産数」は”effective reproduction number”で、”Re”と表現されます。一般メディアでは、”R number”と表現されることが多いです。

The R-naught, RO, refers to the number of new infections one infected person can cause when no immunity exists.
(基本再生産数とは、免疫が得られていない状態で、一人の感染者が起こす新たな感染数のこと。)

If one person, on average, infects one other person, R is one.
(平均して一人の人が一人の人に感染させた場合、Rは1である。)

An epidemic is curbed when R number drops below 1.
(感染症の流行は、再生産数のRが1を切ると収まる。)

防護具・防護服


 「防護具」は、英語では”Personal protective equipment”ですが、通常、”PPE”と略語が使われます。PPEには、マスクや手袋も含まれますが、「防護服」という意味で使われる場合もあります。

Some hospitals ran out of PPEs during the Covid-19 peak.
(コロナウイルスのピーク時には、防護具が不足した病院があった。)

Flight attendants on some airlines are wearing PPEs now.
(今では、客室乗務員が防護服を着ている航空会社もある。)

人工呼吸器


 「人工呼吸器」は、英語では”ventilator”です。”Mechanical ventilator”という表現が使われる場合もあります。

Some countries experienced a shortage of ventilators during the peak of infections.
(感染ピーク時には、人口呼吸器が不足する国もあった。)

Patients over 80 have a low survival rate on a ventilator.
(80を超えた患者では、人口呼吸器を使った場合の生存率は低い。)

ECMO


 ECMOは”extracorporeal membrane oxygenation”(体外式模型人工肺)の略です。日本では、早くからメディアで「エクモ」が語られていましたが、アメリカでは主流メディアがエクモについて報じ始めたのは、つい最近のことで、「ECMO」と言って通じる相手は一般人では稀です。下記のように「ECMOとは何か」を説明する必要があるでしょう。

ECMO is a form of life support that takes place of the heart and lungs by oxygenating a patient’s blood and returning it to the body.
(ECMOとは、患者の血液に酸素を加えて体に戻すことで心臓と肺に置き換わる一種の生命維持装置のことだ。) 

ECMO life support may be a coronavirus patient’s last hope for recovery.
(ECMO生命維持器は、コロナウイルス患者の回復において最後の頼みの綱かもしれない。)

 

 



* 数理の世界では”nought”が使われ、それ以外では”naught”が一般的だが、どちらを使っても間違いではない。

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この記事の筆者

有元美津世

大学卒業後、外資系企業勤務を経て渡米。MBA取得後、16年にわたり日米企業間の戦略提携コンサルティング業を営む。社員採用の経験を基に経営者、採用者の視点で就活アドバイス。現在は投資家として、投資家希望者のメンタリングを通じ、資産形成、人生設計を視野に入れたキャリアアドバイスも提供。在米30年の後、東南アジアをノマド中。
著書に『英文履歴書の書き方Ver.3.0』『面接の英語』『プレゼンの英語』『ビジネスに対応 英語でソーシャルメディア』『英語でTwitter!』(ジャパンタイムズ)、『ロジカル・イングリッシュ』(ダイヤモンド)、『英語でもっとSNS!どんどん書き込む英語表現』(語研)など多数。

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