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日本人だけじゃない ― 英語学習者に共通する間違い(7)2019.09.24

 

      前回、NormalとRegularの違いについて書きましたが、同じように、日本人を含む非英語ネイティブが「普通」という意味で乱用するのが”ordinary”です。

 Ordinaryとは、「平凡な、何の変哲もない」という意味で、あまりいい意味ではありません。 

I’m just an ordinary person. (私は、ただの凡人です。)
[自分のことを自虐的に言うのはいいですが、他人に対しては使わないほうがいいです。] 

It was another ordinary day  (また変哲もない平凡な日だった)

The restaurant was nothing special., just a very ordinary place.
(そのレストランは、何ら特別ではなく、ごくフツウの店だった。)

She is far from ordinary.  She became financially independent in her 40s.
(彼女は、決して普通の人ではない。40代で経済的自由を得た。)

 

Average


たとえば、「おいしかった?」「味、どうだった?」と聞かれて、「フツウ」というときには、“Average” “Nondescript” といった表現が一般的です。 

How was the new restaurant? (新しいレストラン、どうだった?)
Just average. (ごくフツウ。)
Pretty nondescript.(いたってフツウ。) 

 Nondescriptとはvery ordinaryという意味で、やはり「何の特徴もない、変哲もない、まったく目立たない」という意味です。 

The store is located in a nondescript building.(その店は目立たないビルの中にある。) 

 日本の大学では、「優、良、可、不可」という成績のつけ方が多いと思うのですが、Averageは、この「可」にあたります。 

He had average grades in college. (彼の大学での成績は普通だった。)
She was an above-average student. (彼女は平均以上の学生だった。) 

 ビジネススクール時代に、アメリカ人のクラスメートに下記のように言われたことがあります。 

 The Japanese are all pretty average, right?  (日本人って皆、だいたいフツウだよね?) 

  これは、あいまいで明確な表現ではないのですが、「日本人は、すごく優秀な人もいなければ、すごくダメな人もいない」「どんぐりの背比べ」みたいな感じで、決していい意味ではありません。

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この記事の筆者

有元美津世

大学卒業後、外資系企業勤務を経て渡米。MBA取得後、16年にわたり日米企業間の戦略提携コンサルティング業を営む。社員採用の経験を基に経営者、採用者の視点で就活アドバイス。現在は投資家として、投資家希望者のメンタリングを通じ、資産形成、人生設計を視野に入れたキャリアアドバイスも提供。在米30年の後、東南アジアをノマド中。
著書に『英文履歴書の書き方Ver.3.0』『面接の英語』『プレゼンの英語』『ビジネスに対応 英語でソーシャルメディア』『英語でTwitter!』(ジャパンタイムズ)、『ロジカル・イングリッシュ』(ダイヤモンド)、『英語でもっとSNS!どんどん書き込む英語表現』(語研)など多数。

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