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有元美津世のGet Global!

フィリピンの英語(1)2019.04.02

 
  フィリピンの英語がアジアでは一番上手く、インドやマレーシアのように独特の表現は少ない、と言っても、やはりネイティブではないので、首をかしげるような表現に出会うことがあります。

Take One

 デパートなどの店頭でよく見かけたのが、”Buy One, Take One”の表示。

「ひとつ買えば、ひとつ無料」という意味ですが、英語圏では”Buy One, Get One (Free)”が使われます。 

Take advantage of our “Buy One Get One” offer now!
(今なら「ひとつ買うと、ひとつプレゼント」キャンペーン実施中!)

 以前、「英語は7つの動詞でこんなに話せる」で取り上げたように、take には「許可を得ずに取る」というニュアンスがあるので、”Take One”を見て、ドキっとしたのですが、日本の「持ってけ、泥棒」に似ていますね。

 実は、アメリカでも、”Buy One, Take One”キャンペーンで知られるレストランチェーンがあります。しかし、これは「ひとつ買えば、ひとつは家に持って帰って」という意味で使われています。

   “Get one free”(無料でゲット)に対し、”Take one free home”(家に無料で持ち帰る)ということなのです。フィリピンの”Take One”も、こう考えれば腑に落ちます。It makes sense!

Load


 私は、各国でプリペードのSIMカードを買いますが、長期滞在なので、何度か追加チャージすることになります。マレーシアでは、追加チャージすることを”top up”と言うので(イギリス英語)、フィリピンでも下記のように言ってみたところ、通じませんでした...

Can I top up my SIM card here?
(ここでSIMカードのチャージできますか?) 

 フィリピンでは、”(re)load”が使われるのでした。 

I want to reload my SIM (card).
(SIMのチャージがしたいんですが。)

 Reloadの代わりにrefill やrechargeも使えます。(フィリピンで通じるかどうかは分かりませんが…)

 ”Load”とは、元々、「車などに荷物を積み込む」という意味ですが、「アップロード/ダウンロード(upload/download)」のように日本語でも「データなどを読み込む」という意味でコンピューター用語として使われていますね。 

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(ページは、まだ読み込み中。非常に遅い。)

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この記事の筆者

有元美津世

大学卒業後、外資系企業勤務を経て渡米。MBA取得後、16年にわたり日米企業間の戦略提携コンサルティング業を営む。社員採用の経験を基に経営者、採用者の視点で就活アドバイス。現在は投資家として、投資家希望者のメンタリングを通じ、資産形成、人生設計を視野に入れたキャリアアドバイスも提供。在米30年の後、東南アジアをノマド中。
著書に『英文履歴書の書き方Ver.3.0』『面接の英語』『プレゼンの英語』『ビジネスに対応 英語でソーシャルメディア』『英語でTwitter!』(ジャパンタイムズ)、『ロジカル・イングリッシュ』(ダイヤモンド)、『英語でもっとSNS!どんどん書き込む英語表現』(語研)など多数。

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