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有元美津世のGet Global!

アイスランドでワーキングホリデー2018.10.16


 アイスランドで滞在したゲストハウスで、働いていたフランス人青年とおしゃべりしたのですが、昨年、アイスランドを旅したときに魅せられて、冬のアイスランドを見てみたいと思って働きに来たそうです。

 アイスランドで働く各国からの若者を見て、「私も若いときにアイスランドで働いてみたかったなあ」と思い、ちょっと調べたところ、「EU・EEA諸国以外の人たちが就労ビザを得るのは、不可能に近そう」と思っていたら...

 なんと、今年9月から日本とアイスランドの間でワーキングホリデーが始まりました!

Working Holidayって?


 まず、「ワーキングホリデーって何?」という人のために、簡単に説明を。

   通称「ワーホリ」とは、「二国・地域間の取決め等に基づき、各々が相手国・地域の青少年に対し、休暇目的の入国及び滞在期間中における旅行・滞在資金を補うための付随的な就労を認める制度」です。目的は就労や勉強ではなく、相手国の文化や生活様式を体験し(現地で生活をしながらアルバイト的に働き)、相互理解を深めることです。

 今年、アイスランドが加わり、計22ヵ国が日本と協定を交わしています。日本からは、1980年代に協定を交わしたオーストラリアやニュージーランド、カナダに行く人が多いですが、ヨーロッパ14ヵ国以外に、韓国や台湾、香港も参加しています。

 渡航には、ワーホリ用ビザを取得することが必要で、アイスランドの場合、申請時に年齢18~26歳であること、帰国のための航空券または資金、滞在当初の生活資金を有すること、これまでにワーホリビザを取得したことがないことなどの申請条件があります。

良好な治安、バカ高い物価

 さて、アイスランドの大自然については、すでに語りましたが、生活面について。

 まず、治安は非常にいいです。(他国では見かけない)ヒッチハイカーをよく見かけましたが、女性一人のヒッチハイカーもいるくらい。*

 街は、日本以上にゴミが落ちておらず、きれいです。(というと、いろんな国の友人知人に「え~、日本よりきれいな国があるの?!」と言われた。)

 寒いことは寒いのですが、暖流のおかげで冬でもマイナス数度にしかならず(風が強いので体感温度は実際より低い)、もっと緯度の低い米中西部(マイナス20~30度)などに比べればマシです。屋内は、火山活動による地熱エネルギーを使った暖房で暖かいです。(9月頭に、すでに暖房が入っていた。)

 最大の問題は、バカ高い物価でしょうか。私も「ハンバーガーが3500円もする」と聞いていたのですが、ハンバーガー3500円は、まあまあのレストランで食べた場合。Hard Rock Cafeのハンバーガーが2500円、カジュアルな飲食店のスープが1500円。コンビニの冷蔵庫に入っているサンドイッチが500~1200円、コーヒー(日本のSサイズ)300円。コンビニ内のQuiznoのsubが1200~1500円(アメリカでは800~1000円)。**

 ガソリンは1リットル220円以上、家賃はルームシェアで月10万円くらいします。(ニューヨークやサンフランシスコでも、それくらいするけど。)

 アイスランドで生活してみたいという人は、まずは貯金?

 



* 滞在中に、農家を回って空巣を働いていた外国人父子がニュースになっていたが、もちろん、犯罪は起こる。世界各国から観光客が来ているし。クレジットカードも使える有料のトイレのゲートを潜り抜けて、無銭利用していた白人観光客もいた。

 

** 高級レストランになると、日米の大都市と変わらず(アメリカは20%以上のチップ要)。ただし、グラス一杯2000円の地産ビールもあった。

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この記事の筆者

有元美津世

大学卒業後、外資系企業勤務を経て渡米。MBA取得後、16年にわたり日米企業間の戦略提携コンサルティング業を営む。社員採用の経験を基に経営者、採用者の視点で就活アドバイス。現在は投資家として、投資家希望者のメンタリングを通じ、資産形成、人生設計を視野に入れたキャリアアドバイスも提供。在米30年の後、東南アジアをノマド中。
著書に『英文履歴書の書き方Ver.3.0』『面接の英語』『プレゼンの英語』『ビジネスに対応 英語でソーシャルメディア』『英語でTwitter!』(ジャパンタイムズ)、『ロジカル・イングリッシュ』(ダイヤモンド)、『英語でもっとSNS!どんどん書き込む英語表現』(語研)など多数。

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