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有元美津世のGet Global!

和製英語に気をつけよう(36)ー シェイプアップ2017.09.05


 In good shape, in bad shape, out of shapeを説明したところで、「シェイプ」が使われた和製英語を取り上げたいと思います。

 「運動などで体型を整える」という意味で使われるシェイプアップ。でも、英語のshape upは、そうした意味では使われないのです。

 

 「夏に向けてシェイプアップしないと」

 I need to firm up my body for the summer.

 I need to get in shape for the summer.

 

 「お尻をシェイプアップしたい」 I want to firm up my butt.

 

 動詞のfirmは「強固にする、硬くなる」という意味で、firm upで「体を引き締める」という意味になります。

 

 「彼女はシェイプアップされたボディを取り戻した」 She got back in shape.

 

 「シェイプアップ器具」  Exercise/Workout/Fitness Equipment

Shape Up

 
 一方、英語のshape upは「進展する、うまく行く」といった意味で使われ、身体とは無関係です。

 How are the plans shaping up?(計画の進み具合は、どう?)

   Things are shaping up well for him.(彼にとって、事はうまく行っている。)

 It’s shaping up to be a wonderful year for the company.

 (当社にとって、すばらしい年になりそうだ。)

 

    Shape upには「行いを改める、襟を正す」という意味もあり、下記のような形で使われます。

   If I don’t shape up, I’ll lose my job.(ちゃんとしないとクビになる。)

   Shape up or ship out.(ちゃんとしないなら、辞めろ。)最終通告として使われる成句

 

 英語のshapeは「形作る」という意味で、「shape=体型」と覚えていてはshapeを使いこなせません。

 The Bank of Japan shapes monetary policy. (日銀が金融政策を担う。)

   These inventions have shaped the industry. (これらの発明が業界を形作った。)

 

 なお、上記で紹介したfirm upも「(計画などを)固める、具体化する」という意味で、よく使われます。

 Let’s meet and firm up the strategy. (会って戦略を固めよう。)

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この記事の筆者

有元美津世

大学卒業後、外資系企業勤務を経て渡米。MBA取得後、16年にわたり日米企業間の戦略提携コンサルティング業を営む。社員採用の経験を基に経営者、採用者の視点で就活アドバイス。現在は投資家として、投資家希望者のメンタリングを通じ、資産形成、人生設計を視野に入れたキャリアアドバイスも提供。在米30年の後、東南アジアをノマド中。
著書に『英文履歴書の書き方Ver.3.0』『面接の英語』『プレゼンの英語』『ビジネスに対応 英語でソーシャルメディア』『英語でTwitter!』(ジャパンタイムズ)、『ロジカル・イングリッシュ』(ダイヤモンド)、『英語でもっとSNS!どんどん書き込む英語表現』(語研)など多数。

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