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元・外資系人事部長のグローバル人材塾

日本語でも必要なロジカル・コミュニケーション2015.03.24

 

先日、世界しごと博というイベントで、キャリア・カウンセリングのボランティアをさせて頂きました。

 

5分にお一人くらいの割合で、キャリアのお悩みに答えさせて頂くという内容です。

 

進路に悩んでいる大学生や、転職すべきか考えている社会人や、自分が海外向きかどうかを知りたいベテランなど、いろんな方のご相談に乗らせて頂きました。

 

その流れの中で、ひとつ気になったことがあります。

 

6人にお一人くらい、つまり1時間にお一人くらい、私に何を相談されたいのかがわかりにくい方がいらしたという事実。

 

5分くらいのお時間しか一人に割けないので、質問の内容がわからないのは、本当に時間のロスで勿体なかったです。

 

それ以降、つらつら何でかという原因を考えていました。

 

最初は、ただ単に地頭の問題かなとも思ったのですが、違いますね。

 

要は、「日本語で、ロジカルに説明できない」が、原因です。

 

日本語には、あ・うんの呼吸や、行間を読む文化があり、漠然としてても何とか通じますが、物事を説明する時には、やはりロジカルであることが必須と思います。

 

わかりにくかった方々のパターンは、大きく二つ、

 

前置きが長い、そのわりにボディ(本体)で言いたいことに必ずしもスムーズに繋がっていない

前置きは短いが、ボディ(本体)の説明がぐるぐるしていてわかりにくい 

 

でした。

 

逆にわかりやすいのは、結論、「私に何を聞きたいのか」が最初に来ている話し方でした。

 

例えば、「今、社会人5年生です。仕事にも慣れ、このまま今の職場にいて自分が成長できるものか、また適性にも少し悩んでいます」と切り出してくだされば、何を聞きたいかすぐにわかるので、私の耳もマインドもそちらの方向に自然とギアチェンジします。

 

こちらも、その方向に合わせて、もっと情報を引き出すような質問をする事ができます。

 

職場で英語のコミュニケーションが必要な方は、日本語でも、この結論を前に出す話し方をよくよく心がけ、練習した方がいいと思います。

 

日本語であれだけ非論理的な方の英語が、途端に論理的に切り替わるとは、とても思えないからです。

 

何語でもロジカルな方は、ロジカルだろうと思われるかもしれませんが、そうでもないのです。

 

英語力がある程度のレベルになるまでは、ちょっと気をつけないと、日本語では非常に論理的なのに、英語になるとわかりにくいという現象が起きます。

 

最終目標が英語でロジカルに話すことであるなら、母国語のときも気を抜かないで(笑)、しばらく練習してみることをお勧めします。

 

結論を先に言うことを是非心がけてください。

 

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この記事の筆者

鈴木美加子
グローバル人材プロデューサー/(株)AT Globe 代表取締役

日本GEに入社して人事のキャリアをスタートさせ、モルガンスタンレーなどを経て、日本DHL人事本部長を務める。帰国子女でも海外赴任経験者でも無いが、TOEIC960点をマークし外資系でキャリアアップした自身の経験から、「なぜ」を細かく説明出来るところを強みとする。世人塾の他、グローバル・コミュニケーション、異文化マネジメント、リーダーシップ、組織分析など企業研修を行っている。

株式会社AT Globe http://atglobe.jp/

英語でロジカルに発表・主張できるグローバル人材を一人でも増やし母国を元気にすることをミッションとし、世界で活躍する人材を育てる塾(世人塾)を中心に、法人・個人向けのグローバル人材育成事業を行う。

 

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