Global Career Guide
私が勤める会社では、2 月と 8 月の年 2 回、「期末評価カウンセリング」というのが実施されます。このカウンセリングでは各自の評価を告げるとともに、改善すべき点を評価者と話し合います。とは言うものの、社員にとって気になるのはボーナスの支給額に直結する評価以外の何物でもありません。 私の会社のボーナスは、2 月と 8
特に大きな失敗をしているわけではないのに、仕事が思うようにいかないとき、みなさんはどのように対処していますか ? いわゆる「スランプ」のときの過ごし方は、外資系企業に勤める上で非常に重要です。 私の場合も学生時代から幾度となくスランプを経験してきました ( いまだにずーーっと、スランプという説もありますが )。勉強して
「なーんか、やる気出ないし、モチベーション下がってるなぁ ……」 みなさんは仕事をしていて、なんとなくやる気がなくなってしまうときはありませんか ? え、野暮なこと聞くなって ? いつもやる気ない ? まぁまぁ、そんなことを言わずに、しばしの間お付き合いのほどを。 つい先日のこと、私はあるセミナーに参加したのです。 [
「突然ですが、当社名を変更いたします。週明けより新社名で業務遂行のこと。」 東京オフィスの Administration ( 総務部 ) からのメール。いつものように、内容を確認せずに「削除済ファイル」に捨てようとしていた私はびっくり ! 「こりゃ大変なことになったわい ……」 などと口では言っていますが、実はそんなに
先日のこと、同僚 Kim との会話。 Kim 「Takashi, do you know “Conductorless Orchestra”? ( タカシ、「指揮者のいないオーケストラ」って知ってるかい ? )」 確か「題名のない音楽会」っていう番組はあったような気がするのですが、指揮者がいない
「タカシさん、相談があるのですが ……」 スタッフのユウジ君が、突然私の前にやってきました。何やら真剣な顔つきです。 私 「どうしたの ? 」 ユウジ 「実は … 今やっている仕事が面白くありません。本当に自分がやりたい仕事は別にあるような気がして、将来を考えると不安でならないのです」 私 「で、どうしたいの ?」 ユ
みなさん、明けましておめでとうございます。本年も「タカシの外資系物語」を、どうぞよろしくお願いいたします。 さて、みなさんは『インプロ』という言葉をご存知でしょうか ? インプロというのは、「インプロビゼーション (Improvisation)」の略で、「その瞬間のできごとに即興で対応していくこと」という意味です。私は
“It is FIRE in the cabinet of the port side ! It’s a drill!” ( 左舷側のキャビネットで火災発生 ! ちなみにこれは訓練である ) これはハリソン・フォード主演の、旧ソビエト原子力潜水艦の悲劇を描いた「K-19」という映画で
外資系企業に入って苦労することのひとつに、外国人とのコミュニケーションがあげられます。私の場合も、そもそも英語に自信も実力もありませんでしたから、入社当時は非常に苦労しました。一方で、これが外資系企業で最も苦労することかというと、私はそうは思いません。ある「コツ」さえつかめば、外国人とのコミュニケーション能力は格段に上
( 前回の続き )「コンサルタントは付加価値で勝負 ! 」なんてことをよく言われます。そもそもコンサルタントは目に見える商品を売っているわけではありません。また通常のサービス業のように、すぐにその成果が現れるようなことをしているわけでもありません。 自分で言うのも何なのですが、「コンサルタントって、なんてヤクザな仕事な
1968年7月 奈良県生まれ。
大学卒業後、某大手銀行に入行したものの、「愛想が悪く、顔がこわい」という理由から、お客様と接する仕事に就かせてもらえず、銀行システム部門のエンジニアとして社会人生活スタート。その後、マーケット部門に異動。金利デリバティブのトレーダーとして、外資系銀行への出向も経験。銀行の海外撤退に伴い退職し、外資系コンサルティング会社に入社。10年前に同業のライバル企業に転職し、現在に至る ( 外資系2社目 )。肩書きは、パートナー(役員クラス)。 昨年、うつ病にて半年の休職に至るも、奇跡の復活を遂げる。
みなさん、こんにちは ! 奈良タカシです。あさ出版より『外資流 ! 「タカシの外資系物語」』という本が出版されています。
出版のお話をいただいた当初は、ダイジョブのコラムを編集して掲載すればいいんだろう ・・・ などと安易に考えていたのですが、編集のご担当がそりゃもう厳しい方でして、「半分以上は書き下ろしじゃ ! 」なんて条件が出されたものですから、ヒィヒィ泣きながら(T-T)執筆していました。
結果的には、半分が書き下ろし、すでにコラムとして発表している残りの分についても、発表後にいただいた意見や質問を踏まえ、大幅に加筆・修正しています。 ま、そんな苦労 ( ? ) の甲斐あって、外資系企業に対する自分の考え方を体系化できたと満足しています。
書店にてお手にとっていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
奈良タカシ