Global Career Guide
最近、「会議のやり方」を説明した本が売れています。確かに日本では、トヨタ生産方式に代表されるような、「生産現場におけるムダとり」には成功してきました。しかし、現場を離れた部分、いわゆるホワイトカラーにおける合理化は進んでおらず、特に会議のやり方についてはあまり議論されることがなかったように思います。 そもそも、会議の生
「あなたの仕事は何ですか ?」 私の場合は、外資系コンサルティング会社の IT コンサルタントです。 「あなたの職務は何ですか ?」 …… 職務と言われると答えづらいですね。私の職位は「マネージャー」なのですが、ではマネージャーって何をする人なのか、きちんと答えられるマネージャーは、わが社にもほとんどいないのではないで
みなさんの会社では、「営業活動」を行う上で、どのようなツールを使っていますか ? ひとくちに「営業活動」といっても、以下のように様々な業務があります。 - 潜在顧客を発掘する(マーケティング) - 実際に、顧客に対して提案活動を行う(プレゼンテーション) - 進捗管理や旅費・経費などの精算(管理事務) これら営業担当者
皆さんは「チャーリーズ・エンジェル」という映画をご存知ですか ? この 7 月にも「チャーリーズ・エンジェル -フル・スロットル-」という新作が公開されます。 で、実は映画の話はどうでもよく、先日映画館でこの映画の予告編を見た私はあることに愕然としてしまいました。何にショックを受けたかというと、副題の「フル・スロットル
( 前回の続き )今回は、ヘッドハンティングや人材紹介会社との付き合い方についてお話しましょう。これらの会社は、いくつかのタイプに分かれます。 ( タイプ 1 ) 「一本釣り型」 ヘッドハンティング会社 この手のタイプは、ターゲットを特定個人に絞って、いわゆる「一本釣り」を仕掛けます。「ある企業があなたを欲しがっていま
「拝啓 益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。 さて、この度は弊社にご応募いただきありがとうございました。 お送りいただいた書類は慎重に検討させていただきましたが、残念ながら、現時点では弊社として、貴方に相応しいポジションをご用意するのは難しいという結論になりました。( 中略 ) 貴方の今後一層のご活躍をお祈り申し上げ
最近、企業のメンタルヘルス相談窓口に「パワー・ハラスメント」の被害届け出が急増しているようです。「パワー・ハラスメント」( 略して「パワハラ」 ) というのは、上司が部下に言葉や態度による暴力をふるったり、できもしない要求で精神的に苦痛を与えることを指します。 パワハラの厄介なところは、業務上の命令や指導育成という名目
『Would like to speak with you…』 先日、私の会社のメールボックスにこんなタイトルのメールがきました。 「うーーぬぅぅぅ……」実はこの手のメールが一番困るのです。何が困るかというと「メールを開けるかどうか ?」ということ。文面からすると「あなたと話したい」と言っているわけですから
“Takashi, You are Concierge !” ……なんじゃこりゃ ! 先日、NY 本社から私のところにこのようなタイトルのメールが来ました。 「コ、コンシャーゲ ? よ、読めん…(T-T)」 “Concierge” の語源はフランス語で「コンシェルジュ」と
「…… ということで、以上が今後 3 年間の経営方針である。OK! 何か質問があれば受け付けるが ……」 今日は当社のマネージャー・ミーティングです。当社は 5 月末というわけのわからない時期に決算をするのですが、マネージャー・ミーティングに関してはそれに合わせるわけでもなく、社長の気まぐれ ( ? ) で不定期に実施
1968年7月 奈良県生まれ。
大学卒業後、某大手銀行に入行したものの、「愛想が悪く、顔がこわい」という理由から、お客様と接する仕事に就かせてもらえず、銀行システム部門のエンジニアとして社会人生活スタート。その後、マーケット部門に異動。金利デリバティブのトレーダーとして、外資系銀行への出向も経験。銀行の海外撤退に伴い退職し、外資系コンサルティング会社に入社。10年前に同業のライバル企業に転職し、現在に至る ( 外資系2社目 )。肩書きは、パートナー(役員クラス)。 昨年、うつ病にて半年の休職に至るも、奇跡の復活を遂げる。
みなさん、こんにちは ! 奈良タカシです。あさ出版より『外資流 ! 「タカシの外資系物語」』という本が出版されています。
出版のお話をいただいた当初は、ダイジョブのコラムを編集して掲載すればいいんだろう ・・・ などと安易に考えていたのですが、編集のご担当がそりゃもう厳しい方でして、「半分以上は書き下ろしじゃ ! 」なんて条件が出されたものですから、ヒィヒィ泣きながら(T-T)執筆していました。
結果的には、半分が書き下ろし、すでにコラムとして発表している残りの分についても、発表後にいただいた意見や質問を踏まえ、大幅に加筆・修正しています。 ま、そんな苦労 ( ? ) の甲斐あって、外資系企業に対する自分の考え方を体系化できたと満足しています。
書店にてお手にとっていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
奈良タカシ