Global Career Guide
先日、南青山にあるイタリアンレストランに行ってきました。南青山 …… この、おしゃれで上品かつ芳醇な響きは何なのでしょう ? 西麻布、代官山 …… なんてのも、同じ種類の響きですね。田舎者の私にとっては、憧れがある一方、なんとも近寄りがたいイメージがあるのも事実。神田や新橋の赤ちょうちんの方が、肌に合っているような気も
私は現在の会社で、金融事業部というセクションに所属しています。業務内容は、お客様である金融機関に対して、業務改善やシステム構築のコンサルティングを行っています。この構図は転職前と全く変わりません。要するに、会社の名前は変わりましたが、やっていること自体は外資系企業に転職して以来 7 年間ほとんど同じということです。 唯
みなさんにとって、「不可能」というのはどのくらいのレベルを指しますか ? 「自力で空を飛べ !」とか、「100 メートルを 5 秒で走れ !」と言われたら、これは間違いなく「不可能」でしょう。では、「年収を 2 倍にしてみろ !」ならどうでしょう ? 何となくできそうな気もするけど、でも難しいな …… やっぱ不可能 …
「契約に伴う申請は、今週金曜 24:00 が締め切りです。みなさん、忘れないように !」 私が転職した会社では、社員は毎年 1 月の初めに契約を更改します。そして 2 月からは、晴れて新しい契約 (= 給料 ) のもとで仕事をすることになります。 では、そもそも「契約更改」とは何なのでしょう ? 例えば私の場合は、現在
先日、わが家の掃除機がこわれてしまいました。実は、2 年半前に購入してから、今回で 3 度目の故障です。「 2 年半で故障 3 回って、何かおかしいんじゃない ?」と思われるかもしれません。私もそう思います。ただ、わが家の掃除機って、コードレスなのです ( 実はちょっと自慢 )。2 年半前、海外の某有名メーカー F 社
( 前回の続き )銀行員時代の後輩であるマサルと久しぶりに連絡を取ったところ、彼は銀行を辞めて外資系企業に転職を考えているとのこと。彼が転職を決意した理由は、「今の銀行で仕事を与えてもらえず、干されている」というものでした。 私 「干されてるって言うけどさ、どんな感じなの ?」 マサル 「去年の 6 月に、証券のディー
みなさん、新年明けましておめでとうございます。今年も 『タカシの外資系物語』 をよろしくお願いいたします。 さて、私は今、ある銀行のプロジェクトに参加しています。そのプロジェクトとは、人件費削減を目的としたもので、はっきり言えば「リストラ」のお手伝いをしています。プロジェクトにおける私の役割は、ある手法を使って、どの部
先日、トム・クルーズ主演の「ラスト・サムライ」という映画を見てきました。実は「ファインディング・ニモ」というアニメを見るために映画館に出かけたのですが、あいにく満員だったため、仕方なくトム・クルーズの方に変えたのです。 正直言うと、あまり気が進まなかったんですよ、トム・クルーズの方。何となくタイトルからして、また例のご
「数字は人格である」みなさんはこの言葉から、何を想像しますか ? 私は外資系企業に転職して 6 年余り、現在 2 社目の外資系に在籍しています。そして、外資系に転職する前と後で比較して、いったい自分の中で何が変わったかというと、「数字は人格である」ということを理解したか否か、それに尽きると思っています。 ここで言う「数
( 前回の続き )うーーーむ …… 会議室はさっきから重苦しい沈黙が漂っています。急遽、アメリカ本部から出張で東京に来ることになったホワイト氏。われら日本支社の重要な顧客である A 銀行で、彼に何を話させるか、それがこの会議の議題です。 「こうなったら、われわれの考えを、正直に話してみるか …… 」 A 銀行の担当営業
1968年7月 奈良県生まれ。
大学卒業後、某大手銀行に入行したものの、「愛想が悪く、顔がこわい」という理由から、お客様と接する仕事に就かせてもらえず、銀行システム部門のエンジニアとして社会人生活スタート。その後、マーケット部門に異動。金利デリバティブのトレーダーとして、外資系銀行への出向も経験。銀行の海外撤退に伴い退職し、外資系コンサルティング会社に入社。10年前に同業のライバル企業に転職し、現在に至る ( 外資系2社目 )。肩書きは、パートナー(役員クラス)。 昨年、うつ病にて半年の休職に至るも、奇跡の復活を遂げる。
みなさん、こんにちは ! 奈良タカシです。あさ出版より『外資流 ! 「タカシの外資系物語」』という本が出版されています。
出版のお話をいただいた当初は、ダイジョブのコラムを編集して掲載すればいいんだろう ・・・ などと安易に考えていたのですが、編集のご担当がそりゃもう厳しい方でして、「半分以上は書き下ろしじゃ ! 」なんて条件が出されたものですから、ヒィヒィ泣きながら(T-T)執筆していました。
結果的には、半分が書き下ろし、すでにコラムとして発表している残りの分についても、発表後にいただいた意見や質問を踏まえ、大幅に加筆・修正しています。 ま、そんな苦労 ( ? ) の甲斐あって、外資系企業に対する自分の考え方を体系化できたと満足しています。
書店にてお手にとっていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
奈良タカシ