Global Career Guide
コンプラ違反の記者会見、ありがちな失敗とは?! (前回の続き)危機対応融資の不正、品質改ざん問題、無資格担当者による新品検査等々、日本の大手企業によるコンプライアンス違反が頻発しています。コンプラ違反を出してしまったことは真摯に反省すべきことですが、過度に委縮してしまうのはよろしくない。トラブルを契機に、大きな企業改革
コンプラ違反を整理しよう! 最近、企業の大規模な “コンプライアンス違反” が話題になっています。コンプラ違反を犯した企業は、社会的信用を失うばかりでなく、取引の激減・株価急落などの事態を招き、一気に経営危機に直結する場合も多く見られます。 一方で、外資系企業に勤務していると、日本企業や日本社会における「コンプライアン
シンガポールでは働けない?! (前回の続き)英語・日本語バイリンガルで、IT業界では引く手あまたのフィリピン人材。欧米やシンガポールに渡って、さらなる飛躍を狙う人が多いのでは・・・? と考えたところ、フィリピンを離れる人はほとんどいないのだとか。その理由とは?! Taoさん 「フィリピン人は、相当なスキルを持った人材で
フィリピン人材のスキルの特長とは?! (前回の続き) フィリピンの “オフショア・センター”(先進国企業のIT関連業務を請け負うアウトソース組織)を訪問しているタカシ。苛烈な人材の引き抜き合戦が繰り広げられるマニラにおいて、最も有効なリテンション(引き留め)策とは、何なのでしょうか? 前回のコラムでもお話ししたように、
Taoさんは何語を話しているか?! (前回の続き)アプリの開発・保守をアウトソースとして請け負う、“オフショア” 大国としてのフィリピン。フィリピンがオフショア大国になりえたその理由とは? 私 「Hi, Tao !」 Taoさん 「Hi, Takashi ! はじめまして、よろしくお願いします!」 今回の出張において、
フィリピンに流入する人材、流出する人材 (前回の続き)今、フィリピンのITビジネスが熱い! 日系にとっても、外資にとっても、超熱い! さて、その理由とは・・・?! 前回のコラムで、フィリピン航空はじめ、フィリピン行のエアラインが苦戦していることをお話ししました。その後、フィリピン航空の経営が厳しく、例えば、空港使用料の
国際線の楽しみって、なーーんだ?! (前回の続き)海外出張といえば、楽しみの1つが国際線のエアラインに乗るということです。さて、タカシが初めて乗った、フィリピン行エアラインの満足度は、果たしていかなるものだったのでしょうか? 今回のフィリピン出張では、フィリピン航空で往復する予定だったのですが、直前にどうしてもはずせな
フィリピン人の英語は聞き取りやすい・・・、って誰が?! 先日、出張でフィリピンに行ってきました。 これまで、アジア出張といえば、大半がシンガポールで、ときどきマレーシア、ごくまれにタイ・・・って感じで、フィリピンに行く機会がなかったんですよねぇ・・・。ただ、フィリピンのシステム・エンジニアやスタッフとは一緒に仕事をする
早帰りの後、どこに行く?! (前回の続き)なぜ、早帰りするのか? - それは“目的”があるからだ!・・・ 至極当たり前のこの論理、とかく日本では忘れられているように思います。結果、人事部や担当役員におもねる形で、早く退社すること、その行為そのものが目的となって、せっかくの空き時間を無為に過ごしてしまうビジネスパーソンが
“プレミアム・フライデー”の実態 (前回の続き)今年2月から、鳴り物入りで導入された“プレミアム・フライデー”。しかし、ひいき目に見ても、全く定着していないこと甚だしい現状なわけですが、諸外国では同様の制度をどのように運用しているのでしょうか? 前回のコラムでも述べたように、私は記念すべきプレミアム・フライデーの第一回
1968年7月 奈良県生まれ。
大学卒業後、某大手銀行に入行したものの、「愛想が悪く、顔がこわい」という理由から、お客様と接する仕事に就かせてもらえず、銀行システム部門のエンジニアとして社会人生活スタート。その後、マーケット部門に異動。金利デリバティブのトレーダーとして、外資系銀行への出向も経験。銀行の海外撤退に伴い退職し、外資系コンサルティング会社に入社。10年前に同業のライバル企業に転職し、現在に至る ( 外資系2社目 )。肩書きは、パートナー(役員クラス)。 昨年、うつ病にて半年の休職に至るも、奇跡の復活を遂げる。
みなさん、こんにちは ! 奈良タカシです。あさ出版より『外資流 ! 「タカシの外資系物語」』という本が出版されています。
出版のお話をいただいた当初は、ダイジョブのコラムを編集して掲載すればいいんだろう ・・・ などと安易に考えていたのですが、編集のご担当がそりゃもう厳しい方でして、「半分以上は書き下ろしじゃ ! 」なんて条件が出されたものですから、ヒィヒィ泣きながら(T-T)執筆していました。
結果的には、半分が書き下ろし、すでにコラムとして発表している残りの分についても、発表後にいただいた意見や質問を踏まえ、大幅に加筆・修正しています。 ま、そんな苦労 ( ? ) の甲斐あって、外資系企業に対する自分の考え方を体系化できたと満足しています。
書店にてお手にとっていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
奈良タカシ