Global Career Guide
“悪” とは何か?! (前回の続き)グローバル標準の考え方を身に着けるため、“五十の手習い” よろしく、世界史の学びなおしを始めたタカシ(今年、マジに50歳!)。日本人が弱い分野であるナチスドイツやホロコーストの知識を得るため、『否定と肯定』という映画を観たのでした・・・ ナチスドイツやホロコースト関連の映画には、以下
世界史を知るために・・・ 本を読む?! (前回の続き)ナチスドイツ、黒人差別、宗教対立・・・、長く複雑な世界史的背景から引き起こされているこれら諸問題について、日本人はあまりにも無頓着。一方で、これらの諸問題を知らないことが、グローバルスタンダードについていけない国民性を形作っていることも、一つの事実といえましょう。で
旧制高校における教育と現代の違いとは?! (前回の続き)グローバル時代である現代を生きるわれわれにとって、必須の教養といえる “世界史”。受験科目に選ばなかったことが原因で、世界史の知識が著しく劣るタカシ。その遅れを挽回せんがため、まさに五十の手習いとばかりに世界史の勉強を始めたところ、そこにダイバーシティの本質を見る
英語よりも重要な教養とは?! みなさま、新年あけましておめでとうございます! 今年も『タカシの外資系物語』をよろしくお願いいたします!! “世界史に疎い”・・・ これは私が自覚しているウィークポイントの1つであり、コンプレックスでもあります。この原因は明らかでして、学生時代にきっちりと勉強しなかったことに尽きる。ま、
われわれ日本人が誤解している隣国 先日、その年の世相を漢字一文字で表す、師走恒例の「今年の漢字」が発表され、 “北” に決まりました。“北”朝鮮の脅威に不安を感じた年、また、大谷翔平選手の大リーグ挑戦・早稲田実業高校の清宮幸太郎選手の入団など“北”海道日本ハムファイターズに注目が集まり、競馬界では“北(キタ)”サンブラ
リーダー = トランプ大統領、初めての・・・?! (前回の続き)今回のコラムでは、リーダーが備えるべき定量的要件について、過去に私が実際に評価された指標を紹介していきたいと思います。 本題に入ります前に、最近気になったことを少し・・・。 アメリカで約30年ぶりの抜本的な税制改革が成立間近となっています。法人税減税の20
組織のライフステージとリーダーシップ (前回の続き)リーダーが備えるべき定量的要件とは何か? 収益拡大やコスト削減などの、財務的な指標は当然のこととして、その前提となる組織運営のKPI(Key Performance Indicator)も重要です。今回のコラムでは、外資生活20年のタカシが実際に経験し、自らもそれで評
再挑戦させる組織へ (前回の続き)リーダーシップを、具体的・定量的に把握するには?! 今回は、外資におけるリーダーシップ関連の取り組みを、私自身の体験の中からお話ししたいと思います。 本題に入ります前に・・・、前回のコラムで触れた大相撲問題について、一言コメントしたいと思います。私は前回のコラムで、「横綱・白鵬のリーダ
白鵬40回目の優勝よりも・・・ (前回の続き)巷にあふれるリーダーシップ論は、抽象的でフワフワっとし過ぎていて、いまいち理解できない・・・って、みなさん、思いませんか?! そこで、従来のリーダーシップ論とは一線を画す、“定量的リーダーシップ論” というものを、考えてみたいと思います。話の本題に入る前に、世間を騒がせてい
アフリカ・ジンバブエが大変です! アフリカ南部のジンバブエが大変なことになっています! ジンバブエを37年間統治してきた世界最高齢(93歳!)の指導者ムガベ大統領が、自国軍に軟禁されました。つまり、クーデターです。隣国である南アフリカ共和国が仲裁に入っていますが、流れからして、早晩ムガベ大統領は失脚し、政権交代が起こる
1968年7月 奈良県生まれ。
大学卒業後、某大手銀行に入行したものの、「愛想が悪く、顔がこわい」という理由から、お客様と接する仕事に就かせてもらえず、銀行システム部門のエンジニアとして社会人生活スタート。その後、マーケット部門に異動。金利デリバティブのトレーダーとして、外資系銀行への出向も経験。銀行の海外撤退に伴い退職し、外資系コンサルティング会社に入社。10年前に同業のライバル企業に転職し、現在に至る ( 外資系2社目 )。肩書きは、パートナー(役員クラス)。 昨年、うつ病にて半年の休職に至るも、奇跡の復活を遂げる。
みなさん、こんにちは ! 奈良タカシです。あさ出版より『外資流 ! 「タカシの外資系物語」』という本が出版されています。
出版のお話をいただいた当初は、ダイジョブのコラムを編集して掲載すればいいんだろう ・・・ などと安易に考えていたのですが、編集のご担当がそりゃもう厳しい方でして、「半分以上は書き下ろしじゃ ! 」なんて条件が出されたものですから、ヒィヒィ泣きながら(T-T)執筆していました。
結果的には、半分が書き下ろし、すでにコラムとして発表している残りの分についても、発表後にいただいた意見や質問を踏まえ、大幅に加筆・修正しています。 ま、そんな苦労 ( ? ) の甲斐あって、外資系企業に対する自分の考え方を体系化できたと満足しています。
書店にてお手にとっていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
奈良タカシ