Global Career Guide
心理学系リーダーシップ理論とは・・・ (前回の続き) 今週は、コッター以降の代表的なリーダーシップ理論について、お話したいと思います。 コッター以前のリーダーシップ理論というのは、リーダー自身の振る舞いや考え方に焦点が当てられていました。しかし、リーダーシップというのはリーダー一人では決して成り立たないわけで、組織を構
リーダーシップ理論の発展 (前回の続き) 今週から数回に分けて、「リーダーシップ理論」を概観したいと思います。 毎回 “トホホ話” ばかり披露している私ですが、こう見えてもコンサルティング会社のパートナーですので、「戦略論」とか、「リーダーシップ理論」については、常識として一通りマスターしています(つもり、です・・・)
リーダーシップ = 結果を残すこと ? 最近、わが社役員層(外国人)からのメールに、頻繁に出てくるフレーズがあります。それは、 Show Your Leadership !!! 「リーダーシップを見せてくれよ。頼りにしてるからな、おい ! 」てな感じの意味でしょうね。業績が悪くなると、この手のメールが増えてくるんですよ
常に冷静だった“なでしこジャパン いやぁー、すごかったですねぇ、なでしこジャパン ! ワールドカップ優勝ですよ、世界一 ! 以前から、女子サッカーのレベルの高さは認識していたんですけど、ここまでやるとは・・・ キャプテンの澤選手はじめ、選手のみなさん(監督はじめ、関係者のみなさん全て ! )には、頭が下がります。本当に
アジアの映画事情 (前回の続き) 今週も、映画の話をします。最近、私のオフィスでも、アジア系のスタッフ、特に中国人、インド人が増えてきました。彼らもアメリカ人同様、かなりの“映画通”です。しかし、アメリカ人がハリウッド映画一辺倒なのに比べると、中国人、インド人の映画観は少し異なります。 中国人の多くもハリウッド映画を好
タカシの映画遍歴 今週は、映画の話をしましょう。実は私、子供の頃は、ほとんど映画を観たことがありませんでした。両親(特に母親)が短気で、かつ暗所恐怖症だったもので、映画を観たいと言った日にゃ、「映画ぁ? アホか、あんたは! 2時間も暗闇で、じっとなんかしてられっかいな!辛気臭い!(※)」 などと一蹴されていました(※辛
アジアで仕事をするなら、外資系 ? (前回の続き) 画一化されたエントリーシート、通り一遍の優等生的な回答・・・ 極度に標準化され、コモディティと化した新卒採用面接において、タカシは学生さんの潜在能力を見抜くために、以下のような“ひねり”を加えることにしました。 (1) 学生さんが予想だにしていない質問をして、その反応
タカシ vs A さん (その 1 ) (前回の続き) 震災の影響で、大幅なスケジュール遅延となった今年の新卒採用面接。 2 名の最終面接を任されたタカシは、[行動事実](仮定や憶測ではなく、実際に行った“事実”のみに着目する)を重視する人事部の方針を理解した上で、いざ面接を始めたはみたものの・・・ コンコンっ(ノック
大幅に遅れた採用活動 先日のこと、HR(Human Resource:人事部)から、以下のようなタイトルのメールが来ました。 – Interview for 2012 New Graduates – 新卒の採用面接です。文面を見てみると、「今年は震災の影響もあり、例年に比べ、採用活動が大幅に遅れ
タカシの説明に、専務寝る ? (前回の続き)私が長年抱いてきた謎 = 「アメリカ企業では、ボス(上司)には絶対服従なので、ボスの顔色を見て、仕事をする必要がある。なので、個人が自由に発想する時間(個人が自由に使える時間)は取りにくいはず。にもかかわらず、アメリカ企業が、画期的な新商品・サービスを開発するのがうまいのは、
1968年7月 奈良県生まれ。
大学卒業後、某大手銀行に入行したものの、「愛想が悪く、顔がこわい」という理由から、お客様と接する仕事に就かせてもらえず、銀行システム部門のエンジニアとして社会人生活スタート。その後、マーケット部門に異動。金利デリバティブのトレーダーとして、外資系銀行への出向も経験。銀行の海外撤退に伴い退職し、外資系コンサルティング会社に入社。10年前に同業のライバル企業に転職し、現在に至る ( 外資系2社目 )。肩書きは、パートナー(役員クラス)。 昨年、うつ病にて半年の休職に至るも、奇跡の復活を遂げる。
みなさん、こんにちは ! 奈良タカシです。あさ出版より『外資流 ! 「タカシの外資系物語」』という本が出版されています。
出版のお話をいただいた当初は、ダイジョブのコラムを編集して掲載すればいいんだろう ・・・ などと安易に考えていたのですが、編集のご担当がそりゃもう厳しい方でして、「半分以上は書き下ろしじゃ ! 」なんて条件が出されたものですから、ヒィヒィ泣きながら(T-T)執筆していました。
結果的には、半分が書き下ろし、すでにコラムとして発表している残りの分についても、発表後にいただいた意見や質問を踏まえ、大幅に加筆・修正しています。 ま、そんな苦労 ( ? ) の甲斐あって、外資系企業に対する自分の考え方を体系化できたと満足しています。
書店にてお手にとっていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
奈良タカシ