Global Career Guide
“仕事術”本 を 3 分類してみる だから明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。その日の苦労は、その日だけで十分である。 ~ マタイ福音書 6 章 34 節より ~ え ? なんか、導入がいつもと違うじゃないかって ? いやーー、ちょっとカッコいいでしょ ?! 実はこれ、娘が通っている幼稚園の「園
男性が女性に抱く、畏敬の念からくる“恐怖心”とは ? (前回の続き) 前回のコラムでは、「女性の社会進出(会社での昇進も含め)を阻害している元凶は、“男性” にある」 というお話をしました。今回は、私がそのように考える理由からお話したいと思います。 私が、「“男性” が悪い」と言い放っている最大の理由は、女性の社会進出
「女性はなぜ出世しないのか ? 」 (前回の続き)今年のノーベル平和賞は、中東の女性政治家・社会活動家が受賞しました。これに呼応するように、昨今、日本においても女性の社会進出が一般化していますが、ことビジネス分野においては、話題になっている割に、大きな進展は見られていないように思います。今回のコラムでは、ビジネスの世界
ホワイト・ペーパーに記載された事例、その国は ? 私が勤めるコンサルティング会社では、年に 1 回、“ホワイト・ペーパー(White Paper)” なるものが発行されます。これは、各産業別・分野別に、現状分析と今後の動向等についてまとめたお客様向けの読み物でして、例えば、「銀行業における携帯端末の活用」とか、「戦略意
日本人が長時間働いても、イマイチ成果が出ない理由とは ? (前回の続き) 前回のコラムでは、財政破綻が問題となっているギリシャが、実はドイツよりも国民の労働時間が長いという統計がある・・・ というお話しました。財政破綻といえば、日本も同様の状態にあります。加えて、日本の労働時間も世界屈指なわけでして・・・ ということは
ギリシャがヤバい ! 最近、ヨーロッパの経済危機が話題になっています。リーマンショック以降、アイルランド・ポルトガルといった国の信用不安が問題になっていたのですが、ここにきて、ギリシャが深刻な財政赤字になっていることが判明し、ドイツやフランスといったユーロ主要国が、その救済に乗り出す事態となっています。 今回の経済危機
お家芸の凋落 最近、サッカー・陸上等々、スポーツが盛り上がっています。これはひとえに、「なでしこジャパン」の効果が大きいと思うのですが、いずれにしても、震災を経て元気がなくなった日本全体に、“国威発揚” の意識が芽生えることは、それはそれでいいことなのだと思います。 一方、スポーツの中でも、相撲・柔道など、日本の国技や
「システム移行」 に奪われた青春 ?! 少し前の、ある週末のこと。私はクライアントのシステム移行作業をサポートするために、地方に出張していました。そのときに気付いたお話を 1 つ。 「システム移行」というのは、新しいシステムを構築した際に、古いシステムからデータを移すことを指します。また広義には、マシン(ハードウェア機
同期パートナー ○田 との駆け引き (前回の続き) 「役員の階段を駆け上る、アイツは何をやったのか ? どのような手段を使ったのか ? 」 前回のコラムでは、出世する役員の条件として、「Penetration(TOP層に取り入ること)がうまいこと」を挙げました。さて、残りの条件とは・・・ ? 同期パートナーの○田が、U
“大トラ” S くんの言い分 居酒屋にて・・・ 「タカシさんは、一体どうやってパートナーに昇進したんですかっ ! 」どうやって、って言われてもなぁ・・・「僕なんか、夜も寝ずに、週末も犠牲にして頑張っているのに、マネージャーにもなれやしないっ ! ヒック ! 」絶対的な労働時間は必要だけど、やたら長いからって、出世するわ
1968年7月 奈良県生まれ。
大学卒業後、某大手銀行に入行したものの、「愛想が悪く、顔がこわい」という理由から、お客様と接する仕事に就かせてもらえず、銀行システム部門のエンジニアとして社会人生活スタート。その後、マーケット部門に異動。金利デリバティブのトレーダーとして、外資系銀行への出向も経験。銀行の海外撤退に伴い退職し、外資系コンサルティング会社に入社。10年前に同業のライバル企業に転職し、現在に至る ( 外資系2社目 )。肩書きは、パートナー(役員クラス)。 昨年、うつ病にて半年の休職に至るも、奇跡の復活を遂げる。
みなさん、こんにちは ! 奈良タカシです。あさ出版より『外資流 ! 「タカシの外資系物語」』という本が出版されています。
出版のお話をいただいた当初は、ダイジョブのコラムを編集して掲載すればいいんだろう ・・・ などと安易に考えていたのですが、編集のご担当がそりゃもう厳しい方でして、「半分以上は書き下ろしじゃ ! 」なんて条件が出されたものですから、ヒィヒィ泣きながら(T-T)執筆していました。
結果的には、半分が書き下ろし、すでにコラムとして発表している残りの分についても、発表後にいただいた意見や質問を踏まえ、大幅に加筆・修正しています。 ま、そんな苦労 ( ? ) の甲斐あって、外資系企業に対する自分の考え方を体系化できたと満足しています。
書店にてお手にとっていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
奈良タカシ