Global Career Guide
アルジェリア人質事件の衝撃 全世界に衝撃を与えた、アルジェリア人質事件。日本人10名の死亡が確認され、深い悲しみが社会を覆いました。犠牲者の皆様には、心からのご冥福をお祈りいたします。 今回の事件、私が最もショックを受けたのは、多数の “一般人” が犠牲になったということです。政治家や外交官、また、ジャーナリストの場合
まずは、“宿題” の回答から・・・ (前回の続き) 前回のコラムでは、「TOEICは750点で十分! 750点がクリアできたら、英語の勉強はいったん忘れて、本業に励むべし!!」 という話をしました。しかし、議論が白熱したり、複雑な交渉事になると、TOEIC750点程度の英語力では、全く歯が立たないのも事実。特に、外資系
英語が苦手な人が辿るキャリアパス (前回の続き) 前回のコラムでは、グローバルに多様化した社会を生き抜くために・・・(ちょっと堅苦しい表現ですね・・・)、もっとわかりやすく言うと、英語を使って仕事をする上で、会社で落ちこぼれない(外資系では、surviveする と言います)ために、「相手が英語で話していることの8割を理
タカシ、正月恒例の “こだわり” とは? みなさん、新年明けましておめでとうございます! 今年も、タカシの外資系物語をよろしくお願いします!! さて、みなさんは正月恒例の行事というか、“こだわり” のようなものがありますか? 初詣とかは普通に行くとして・・・ 私の場合は、まず、「箱根駅伝の応援」 というのが
外資の “師走” はクレイジー?! 衆議院選挙のドタバタ も過ぎ、ふと気付いてみると、今年も残り一週間あまり。毎年懲りずに同じことを言っていますが、本当に時間のたつのは早いものです・・・。 日本では、12月を “師走” といって、一年の中でも特に忙しい時期として位置づけています。一方で、欧米には “師走”
役員が怒る理由 (前回の続き) プロジェクトを成功させる上での最大の要因は、「経営陣の関与とコミットメント」である・・・ でも、そもそもやる気がなかったり、やる気はあってもピントはずれの役員連中を、どのようにコミットさせるのか?! この難題に対して、同僚のアメリカ人は、「役員というのは、“権限” を持った “道具(ツー
プロジェクト成功のための最大要因とは? コンサルタントという職業柄、次のような質問をよく受けます。 「プロジェクトを成功させるための、最大の要因は何ですか?」 無理のないスケジュール、非常時のリスクプラン、経験豊富なPM(プロジェクト・マネージャ)、明確で可視化された目的、実効的な
タカシの自宅近所で、流通戦争勃発! 私は横浜の街中に住んでいるということもあり、自宅から徒歩圏内に、実に7件のコンビニがあります。一般的に、コンビニというのは、店構え・品揃え・接客サービス等、どこに行ってもだいたい同じ。つまり、究極の “標準化” 仕様です。どこに行っても同じなら、結局はブランド力と立地条件が差別化の最
War Room = 役員を働かせる場所? (前回の続き) 軍事や政治活動のための作戦ルームである “War Room”。そこでは、戦略的な意思決定が即断即決で下されます。では、外資における “War Room” の実態とはいかなるものなのでしょうか? 「来週からプロジェクトが開始されるのに、
ビジネス = ゲーム、戦争?! 上司(役員) 「タカシ・・・、これは “War Room” 行き だな・・・」 私 「は、はぁ・・・(やっぱり、そうっすよね・・・)」 “War Room” - 直訳すると、「戦争の部屋」 です。何だか物騒な響きですね。英英辞典をひくと、「“War R
1968年7月 奈良県生まれ。
大学卒業後、某大手銀行に入行したものの、「愛想が悪く、顔がこわい」という理由から、お客様と接する仕事に就かせてもらえず、銀行システム部門のエンジニアとして社会人生活スタート。その後、マーケット部門に異動。金利デリバティブのトレーダーとして、外資系銀行への出向も経験。銀行の海外撤退に伴い退職し、外資系コンサルティング会社に入社。10年前に同業のライバル企業に転職し、現在に至る ( 外資系2社目 )。肩書きは、パートナー(役員クラス)。 昨年、うつ病にて半年の休職に至るも、奇跡の復活を遂げる。
みなさん、こんにちは ! 奈良タカシです。あさ出版より『外資流 ! 「タカシの外資系物語」』という本が出版されています。
出版のお話をいただいた当初は、ダイジョブのコラムを編集して掲載すればいいんだろう ・・・ などと安易に考えていたのですが、編集のご担当がそりゃもう厳しい方でして、「半分以上は書き下ろしじゃ ! 」なんて条件が出されたものですから、ヒィヒィ泣きながら(T-T)執筆していました。
結果的には、半分が書き下ろし、すでにコラムとして発表している残りの分についても、発表後にいただいた意見や質問を踏まえ、大幅に加筆・修正しています。 ま、そんな苦労 ( ? ) の甲斐あって、外資系企業に対する自分の考え方を体系化できたと満足しています。
書店にてお手にとっていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
奈良タカシ