Global Career Guide
“SELF-INTEREST” で動かない人 (前回の続き) 人事担当役員との面談。察するに・・・、私に近い同僚のパートナーBが、さらなる昇進対象(Senior Vice President!)となっているようで、Bの評判を私から根掘り葉掘り聞こうとしている様がアリアリと伝わってきます・・・ 少しヤケ気味の私は、Bの印
人事担当役員との面談 : その目的は? (前回の続き) パートナー(役員クラス)候補のA子さんから、「パートナーに昇進して、良かったと思うことは何ですか?」 と問われ、回答に窮したタカシ。 「自身が昇進して、良かったと思えることが、何もない?!(T-T)」・・・ つまり、「昇進した自分を否定していると同時に、仕事を全く
パートナー候補 A子さん からの電話 先日、同僚のマネージャー:A子さんから、電話がありました。 A子さん 「タカシさん、ご無沙汰してます・・・ ちょっと、お願いがあるのですが・・・」 私 「ん? どした?」 A子さん 「今度、“Expert研修” を受講することになりまして・・・」 私 「おぉっ! そりゃすごいね、お
SMEによる “尋問” 開始! ((前回の続き) 日本法人の新規案件積み増しのため、US本社の社長から特命を受けて、遠路はるばるやってきたSMEたち。クライアント担当責任者の一人であるタカシ、この一週間は、どうしても調整できないお客様との予定以外、全てをキャンセルにして、彼ら・彼女らと対峙することになりました。SMEと
日本人が、グローバルSMEに協力を仰がない理由とは?! (前回の続き) 「日本法人の将来における見込み案件が低調でヤバイ!」 急遽、US本社からやって来たSME(= Subject Matter Expert、各分野の専門家)たちと、見込み案件の積み増し、つまり新規案件の創出作業をやることになったタカシ。突然の “来訪
突然の来訪者! その目的は・・・? 最近、私の会社で、外国人の数が異常に増えてきたような気がします。そもそも、“外資系” なので、相応の外国人がいるのは当然なんですが、何か急に増えたような・・・。月曜の朝は、受付が見知らぬ外国人で溢れていますし、金曜には大荷物をカートに乗せて、会社を闊歩する外国人がゾロゾロいる。そう、
“欠席裁判” キターーーーーーーーっ! まずは、よくある光景から。 部長 「それでは、緊急ミーティングを始めようか・・・。あれ? D課長は?」 A課長 「なんか、忙しそうにしてたんで・・・ すぐ来ると思いますけど・・・」 部長 「そうか・・・、じゃ、先に始めよう。 いや、実はね、みんなも知ってると思うんだが、○○社との
日本社会における “失敗” (前回の続き) 「アメリカ人は “失敗” に寛容か?!」 という問いに対し、前回のコラムでは、アメリカ人が “失敗” そのものに関して寛容なわけではなく、“失敗” から得た “教訓” を活かすことが非常に評価される社会なので、上記問いのように感じるだけである。重要なのは、失敗の “次” だ!
アメリカ人は “失敗” に関して寛容か?! 『 失敗は成功のもと 』 ・・・ 日本で最もよく使われる格言の1つではないでしょうか。これを、英語で何というか、みなさんご存知ですか? – Failure teaches success – Every failure is a stepping-st
当たり前のことは、当たり前にする! (前回の続き) 海外で不測の事態が起こったとき、どのように対処するか? みなさんも、「こりゃ、本格的にヤバいな・・・(=生命の危険を感じる)」 というレベルの経験まではいかないまでも、「こりゃ、ちょっとヤバいな・・・(=もしかしたら、殴られるかも? お金取られるかも?)」 程度の経験
1968年7月 奈良県生まれ。
大学卒業後、某大手銀行に入行したものの、「愛想が悪く、顔がこわい」という理由から、お客様と接する仕事に就かせてもらえず、銀行システム部門のエンジニアとして社会人生活スタート。その後、マーケット部門に異動。金利デリバティブのトレーダーとして、外資系銀行への出向も経験。銀行の海外撤退に伴い退職し、外資系コンサルティング会社に入社。10年前に同業のライバル企業に転職し、現在に至る ( 外資系2社目 )。肩書きは、パートナー(役員クラス)。 昨年、うつ病にて半年の休職に至るも、奇跡の復活を遂げる。
みなさん、こんにちは ! 奈良タカシです。あさ出版より『外資流 ! 「タカシの外資系物語」』という本が出版されています。
出版のお話をいただいた当初は、ダイジョブのコラムを編集して掲載すればいいんだろう ・・・ などと安易に考えていたのですが、編集のご担当がそりゃもう厳しい方でして、「半分以上は書き下ろしじゃ ! 」なんて条件が出されたものですから、ヒィヒィ泣きながら(T-T)執筆していました。
結果的には、半分が書き下ろし、すでにコラムとして発表している残りの分についても、発表後にいただいた意見や質問を踏まえ、大幅に加筆・修正しています。 ま、そんな苦労 ( ? ) の甲斐あって、外資系企業に対する自分の考え方を体系化できたと満足しています。
書店にてお手にとっていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
奈良タカシ