Global Career Guide
体力が劣ること は、仕事とは無関係?! (前回の続き) 「女性が体力的に劣ることが仕事に悪影響を与えるか、否か?」 今回のコラムでは、この問いかけに対する私なりの見解をお話しするとともに、性差(ジェンダー)とビジネス上の役割分担について話を進めたいと思います。 結論から言うと、女性が体力的に劣ることが仕事に悪影響を与え
体力が劣る = 仕事ができない は成り立つのか?! (前回の続き) 今回のコラムでは、「ダイバーシティ」 の二重性 についてお話します。ダイバーシティが進んでいる社会においては、性差(ジェンダー)を厳格に尊重する文化があります。ダイバーシティ と 性差尊重 は、どのように両立しているのでしょうか? 当然のことですが、
東大に入ること が “目的” である社会 (前回の続き)今回のコラムでは、外資系企業での事例を引きながら、目指すべき 女性活躍推進社会 について考えてみましょう。 「○年以内に、女性の役員比率を△%にする・・・」 非常にありがちなパターン。しかし、このスローガンは、“手段” であって “目的” ではありません。日本社会
女性活躍推進・・・ で、どうなるの?! いやぁ、株価が上がってきましたねぇ・・・ 日銀総裁K氏による なんちゃらバズーカ を呼び水としたのは事実ですが、相場なんてものは、“勢い” ちゅうか、誤解を恐れずに言えば、“勝てば官軍”、要は上がればいいんです! 機械受注 や 鉱工業生産 (※) 等、実需を表す数値も確実に上昇し
早稲田の学生が身につけないモノとは?! (前回の続き) コンサル業界のカリスマ、元BCG(ボストン・コンサルティング・グループ)の日本代表で、現在は、早稲田ビジネススクールの教授の 内田和成氏 の講演会に参加したタカシ。得意の “フライング挙手” で、見事(?!)質問コーナーの一番手に指名・・・ と、ここまではシナリオ
タカシは ロザン宇治原氏に勝てるか?! The early bird catches the worm. 小学生の頃、私には1つの 夢 というか 野望 がありました。 それは、当時大人気だった 『アメリカ横断ウルトラクイズ』 に出場すること。 このコラムの読者のみなさんなら、うすうす感付いていらっしゃると思うのですが、
最後の脱線 : どうしても伝えたいこと (先週の続き) 「日本人にとっての “グローバル” とは、欧米・ロシア・中国・朝鮮半島のみであって、それ以外の地域、アフリカ、イスラム圏、中南米等 のことは何も知らない・・・」 実際に、日本人の偏ったグローバル観 というか 無知 により、日本企業は大きなビジネスチャンスを逸してい
“ハラル” は リスク? それとも チャンス? (先週の続き) 先週のコラムでは、イスラム国による日本人拉致問題について熱く語りすぎたため、本題に入ることができませんでした(私の “脱線話” は今に始まったことではないが・・・)。今回は、安全運行(?)で、お話します・・・。 テーマは、 「日本人にとってのグローバルは、
法令・ルール順守 = コンプラ 本当の意味とは?! 本題に入る前に、少し脱線話を。つい数日前、今回のテーマにもかかわる大きな事件が起きました。「イスラム国」による、日本人2名の拉致および身代金要求事件です。 まず、私の基本スタンスから言うと、 「現地のガイドすら危険で立ち入らない場所に行くな! ルール・常識は守れ!!」
各国のベストセラー・ランキングを眺めてみると・・・ (前回の続き)年明け最初のグローバル電話会議では、各自が年末年始に読んだ本の紹介をする、いわゆる “ビブリオバトル” がここ数年の恒例となっています。私は経済学の専門書としては異例のベストセラーとなっている、“ピケティ本” (『21世紀の資本』(みすず書房刊 原題:『
1968年7月 奈良県生まれ。
大学卒業後、某大手銀行に入行したものの、「愛想が悪く、顔がこわい」という理由から、お客様と接する仕事に就かせてもらえず、銀行システム部門のエンジニアとして社会人生活スタート。その後、マーケット部門に異動。金利デリバティブのトレーダーとして、外資系銀行への出向も経験。銀行の海外撤退に伴い退職し、外資系コンサルティング会社に入社。10年前に同業のライバル企業に転職し、現在に至る ( 外資系2社目 )。肩書きは、パートナー(役員クラス)。 昨年、うつ病にて半年の休職に至るも、奇跡の復活を遂げる。
みなさん、こんにちは ! 奈良タカシです。あさ出版より『外資流 ! 「タカシの外資系物語」』という本が出版されています。
出版のお話をいただいた当初は、ダイジョブのコラムを編集して掲載すればいいんだろう ・・・ などと安易に考えていたのですが、編集のご担当がそりゃもう厳しい方でして、「半分以上は書き下ろしじゃ ! 」なんて条件が出されたものですから、ヒィヒィ泣きながら(T-T)執筆していました。
結果的には、半分が書き下ろし、すでにコラムとして発表している残りの分についても、発表後にいただいた意見や質問を踏まえ、大幅に加筆・修正しています。 ま、そんな苦労 ( ? ) の甲斐あって、外資系企業に対する自分の考え方を体系化できたと満足しています。
書店にてお手にとっていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
奈良タカシ