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9/15(金)16時半~ キャリアフェア開催

元・外資系人事部長、現グローバル人材プロデューサーの鈴木美加子です。9月15日(金) 16:30~20:30まで、秋葉原UDにてDaijob.com主催のキャリアフェアが開催されます。

毎回会場を拝見してきてつくづく思うのですが、キャリアフェアは最も求人数が多い業界を表すようです。コロナ前、花形はIT企業でした。面接官10人ぐらいで参加し、お揃いのTシャツでミニ冷蔵庫にペットボトルの水を持参してと、とても華やかでした。

時が流れ、次回のキャリアフェアには、ホスピタリティー業界、特にホテル業界から多く出展されます。コロナが落ち着き、インバウンドが勢いを取り戻した今、多くの求人を抱えている業界とお見受けします。

人手不足の企業と面接すると、比較的早く合否が分かります。先方も急いでいるからです。何らかの理由で転職を加速させたい状況にあり、職種的にホスピタリティー業界に移ることが可能な場合は、特に足を運んでみてください。

キャリアフェアの良いところは、採用担当者とその場で直接話ができることです。そのため、以下に該当する方々には、特にフェアへの参加をお勧めします。

1. 職歴が多く、履歴書だけを見ると候補者として弱い
書類選考だけの場合は、他の候補者との比較もあり、経験者最優先、職歴が非常に多い人は落選と言うことになりがちです。

キャリアフェアの場合は、担当者と直接話すことができるので、その場で面接のアポ取りまでこぎつけることが可能になります。自分を代弁する履歴書より、自分自身がその場で説明した方が、アピール力が強いのは当然です。

2. 面接の経験がほとんど無い、もしくは面接が苦手
キャリアフェアの場はあくまでカジュアルです。多少言葉が足りなくても、失言があったとしても、公式な面接では無いので許容されます。面接慣れしていない方や面接に緊張する癖がある方は、情報を収集しつつ担当者の方とカジュアルに話す練習をする場と位置づけることができます。

3. キャリアに一貫性がない人材
履歴書をぱっと読んだときに専門性がはっきりしない方は、企業の採用担当者と直接話ができる場に出ていくと、まだ公表されてないポジションや、もうすぐ空きそうなポジションなども、その場で教えてもらえるのでラッキーです。担当者にとって、履歴書から合うポジションを思い出すより、目の前にいる人材にマッチするポジションを思い出す方が楽なので、「この人、あっちのポジションの方が良いのでは」になります。実は転職活動に苦戦していた知り合いが、このカテゴリーに該当し、公募していないポジションで面接してもらえることになり、受かったという経験をしています。

私は今回、「受かる面接」セミナーを17:35~18:15に開催させていただきます。

・応募するポジションの職務記述書と、自分のスキルセットを比較して面接でなるべくギャップを埋める
・ほどよい第一印象を残す
・ロジカルに「短く」答える
・自分が話したいことではなく、面接官が聞くべきことを話す

などを中心に、他にも候補者がいる中で自身をアピールするコツを話します。また、面接でのNGについても「なぜか」を含め解説します。

キャリアフェアは事前登録制ですので、こちらからご登録ください。 皆さんの転職活動を応援しています!

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鈴木美加子

グローバル・キャリア・カウンセラー /(株)AT Globe 代表取締役

日本GEの人事でキャリアをスタートさせ、モルガン・スタンレー、イートンのアジア・パシフィック本部などを経て、日本DHLの人事本部長に就任。1万人を面接した自身の転職経験と英語や異文化と格闘した体験を元に、外資への転職を希望する方・外資でキャリア・アップしたい方を全力でサポート。
英検1級、TOEIC960点。iU情報経営イノベーション大学・客員教授。ルミナスパーク・リーダー認定講師、STAR面接技法・認定講師、ホフステード異文化モデル公認講師

NY生まれでオーストラリア居住経験あり。映画とコーヒーが大好き。
著書「やっぱり外資系がいい人のAtoZ」(青春出版社)
「英文履歴書の書き方・英語面接の受け方」(日本実業出版社)

株式会社AT Globe

強みを活かし個の力を最大限に発揮できるグローバル人材を、一人でも増やすことで母国の発展に寄与することをミッションとする。 企業向けには異文化理解・海外赴任前研修を、個人向けには外資への転職サポートを提供。

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