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8/26(金)キャリアフェアにて「外資の実情・受かるための面接」セミナー開催

元・外資系人事部長、現グローバル人材育成家の鈴木美加子です。本日は、8月26日(金) 16:30-20:30秋葉原DXにて開催される、キャリアフェアのお知らせです。

キャリア・フェアでは、企業の担当者と直接お話できるので、求人広告には載っていない情報がはいることもあります。会社を訪れ会議室に通されての正式な面接ではないので、緊張しないで話をすることができるのも良い点です。なんと言っても、たくさんの企業が一堂に会するので、時間効率良く転職活動ができます。ぜひ積極的に活用できますように。

特に転職慣れしていない場合、面接に備えて「アサーティブネス」を鍛えておく必要があります。アサーティブネスとは、相手の役職に関わらず自分の意見をちゃんと伝えることができる力で、面接の場では自分を上手にPRする力にも通じます。

日本人は、人前で自分の意見を言わないように教育されるので、アサーティブネスは不得意分野であることが多いです。つい「控えめ」に振る舞ってしまいますが、それでは面接で損をしてします。自分の実績は、最大限にアピールできないと勿体ないですし、面接に受からないことに繋がってしまいます。

キャリアフェアはカジュアルな雰囲気で、採用担当者と話ができる場です。前回も会場内を回り、活発に会話が進んでいる場を目にしました。1対1で採用担当者とフェア参加者が話しているブースがある一方で、希望者が多くて、1対複数で話しているブースもありました。ここで「アサーティブネス」が試されます。

皆さんは、採用担当者と複数の方が話している場面で、積極的に話せるタイプでしょうか? それとも周囲の人が話し終わるのを待っていて、なかなか自分は発言できないタイプでしょうか? どちらが良い悪いはありませんが、どのような企業が向いているかに関係します。

あまり周囲を気にせず、聞きたいことを聞き自分も話すタイプなら、米系の外資が向いています。そこまでアサーティブではないかもしれないと思ったら、ヨーロッパ系の外資がよりフィットするでしょう。基本的に「自分」を押し出すのが不得意なのであれば、アジア資本の外資を選ぶと居心地が良いと感じることができます。

欧米が「個人主義」をベースにしているのに対し、アジアは「集団主義」がベースにあるので、周りに配慮する程度が高くなるというわけです。もちろんヨーロッパ、アジアと言ってもそれぞれに広く、スタートアップの企業はどこの国でもアサーティブな人が多いなど、個別の事情はあります。

キャリアフェアに参加して、複数の企業の情報を1回で集める、自分のアサーティブ度合いをチェックしてみる、カジュアルトークをヒントにフォーマルな面談への準備をすることをお勧めします。事前に出展企業の内容をよく読んで、ブースを訪問する優先順位を決めておくと時間効率良く回ることができます。

私は、当日17:35 – 18:15 「元・外資系人事部長が語る〜外資の実情・受かるための面接」セミナーに登壇します。会場は秋葉原DXです。

外資系企業への転職を考える前に、まずは実状を知りましょう。外資の実力主義について、仕事ができないとすぐクビになるのかどうか、求められる英語力、日本法人に裁量権はあるかなど、外資の特徴について簡単に話します。 書類選考を通過したら、面接が待っています。1万人以上を面接した経験から、採用担当の目線で「面接に受かるコツ」のアドバイスをさせていただきます。

例えば、以下の質問に即答できますか?

– 英語慣れしていないと5分でわかる候補者の癖3つとは?
– 目の前に英文履歴書があるのに、「簡単に自己紹介してください」と聞かれるのはなぜ?
– 経歴にブランクが2回以上あり、理由を聞かれたらどうしたら良いか?

もしピンと来なかったら、是非キャリアフェアとセミナーにご参加ください。

キャリアフェアについての詳細は、こちらです。

https://www.daijob.com/cfair/place/51

皆さんの転職が成功するよう応援しています!

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鈴木美加子

グローバル・キャリア・カウンセラー /(株)AT Globe 代表取締役

日本GEの人事でキャリアをスタートさせ、モルガン・スタンレー、イートンのアジア・パシフィック本部などを経て、日本DHLの人事本部長に就任。1万人を面接した自身の転職経験と英語や異文化と格闘した体験を元に、外資への転職を希望する方・外資でキャリア・アップしたい方を全力でサポート。
英検1級、TOEIC960点。iU情報経営イノベーション大学・客員教授。ルミナスパーク・リーダー認定講師、STAR面接技法・認定講師、ホフステード異文化モデル公認講師

NY生まれでオーストラリア居住経験あり。映画とコーヒーが大好き。
著書「やっぱり外資系がいい人のAtoZ」(青春出版社)
「英文履歴書の書き方・英語面接の受け方」(日本実業出版社)

株式会社AT Globe

強みを活かし個の力を最大限に発揮できるグローバル人材を、一人でも増やすことで母国の発展に寄与することをミッションとする。 企業向けには異文化理解・海外赴任前研修を、個人向けには外資への転職サポートを提供。

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