Global Career Guide

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1/14(金)「Daijob Career Fair ONLINE」に登壇します

元・外資系人事部長、現グローバル人材育成家の鈴木美加子です。明けましておめでとうございます。3連休も終わり仕事エンジン全開になる頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか? 本年もどうぞよろしくお願いいたします。外資系企業に転職されたい方、いずれ海外で働きたい方に役立つ情報を、2022年もお届けできるよう精進させていただきます。

さて、今週の金曜日1/14(金)に、今年最初のDaijob.com社主催オンラインのキャリアフェア「Daijob Career Fair ONLINE」が実施され、今回もスピーカーとして登壇させていただきます。

テーマは、「外資系企業と日本企業の違い、転職で成功するためのコツ」です。

外資系企業と日本企業に、もちろん良し悪しはありません。ただ求めている人物像が明らかに違うので、適性を見極めることは大事です。先日キャリア相談をされた方が、GAFA1社と日本の大手自動車メーカー両方を受けていて少し心配になりました。磁石のS極とN極ほど違うだろう2社両方で、成功できる人材は存在しないからです。

転職を成功させるコツを、大きく4つ挙げると以下になります。

1. 自身の強み・好みを正確に棚卸しする
2. 上記を受けて外資系・日系どちらに向いている人材なのかを冷静に判断する
3. 自分に向いている業界を選ぶ
4. キャリアの方向性を変えることを考えている方は、適性を見極める

詳しくはセミナーでお話ししますが、日本企業と外資系企業が求めている理想の人材像はかなり異なります。

例として資質・姿勢を挙げてみます。

< 日本企業 >
解雇のリスクがないように見える組織を好む
比較的受け身である
ドライな人間関係を好まず、どちらかと言うと集団主義で「和」を乱さない
実力主義を望まない
長期的思考が得意

< 外資系企業 >

成果主義を好む
アサーティブ(自分の意見をほどよく主張できる)
自分のキャリアに責任を持てる自律型人材
想定外の物事に柔軟に対応できる
多様性を享受できる
短期的思考が得意

現状に不満があり、英語がそれなりにできる人材全員に外資系勤務をお勧めするかというと、そんなことはありません。例えば謙遜しすぎる方は、100の実力を120にも見せようとする外国人と仕事をすると損をすることが多いので、日本企業にとどまるようアドバイスさせていただきます。同じ日経でもより適している職場を得ることは可能です。「謙譲の美徳」という概念が、外資には存在しないことは控えめであるように育つ日本人にとって、大きな鍵となり得ます。

セミナーでは、企業文化がどう違うかからお伝えします。企業文化こそが求められる人材像を決定づけるからです。最後に10分質疑応答のパートを設けて、時間が許す限り皆さんの質問にもお答えさせていただきます。


1/14(金) 14:20 – 14:50

「Cultural differences between Japanese companies and foreign-capital ones = Successful job change tips =(日系企業と外資系企業の違い・転職に成功するコツ)」

※セミナーの言語は英語になります。

フェアに参加するためには参加登録(無料)が必要ですので、ご注意ください。

それでは、セミナーでお目にかからせていただくことを楽しみにしています。

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鈴木美加子

グローバル・キャリア・カウンセラー /(株)AT Globe 代表取締役

日本GEの人事でキャリアをスタートさせ、モルガン・スタンレー、イートンのアジア・パシフィック本部などを経て、日本DHLの人事本部長に就任。1万人を面接した自身の転職経験と英語や異文化と格闘した体験を元に、外資への転職を希望する方・外資でキャリア・アップしたい方を全力でサポート。
英検1級、TOEIC960点。iU情報経営イノベーション大学・客員教授。ルミナスパーク・リーダー認定講師、STAR面接技法・認定講師、ホフステード異文化モデル公認講師

NY生まれでオーストラリア居住経験あり。映画とコーヒーが大好き。
著書「やっぱり外資系がいい人のAtoZ」(青春出版社)
「英文履歴書の書き方・英語面接の受け方」(日本実業出版社)

株式会社AT Globe

強みを活かし個の力を最大限に発揮できるグローバル人材を、一人でも増やすことで母国の発展に寄与することをミッションとする。 企業向けには異文化理解・海外赴任前研修を、個人向けには外資への転職サポートを提供。

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