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フィリピン英語学校 – お薦めです!

1週間、フィリピンのセブ島に出張しました。

「外資系への転職支援セミナー」を行う事と、マンツーマン英語学校見学が目的でした。

英語学校で体験レッスンを受けてきましたが、結果は、フィリピン語学留学、かなりお薦めです。

私が主宰している、グローバル人材養成の世人(せじん)塾の生徒の方々で、まだスピーキングを強化する必要がある人にお薦めできるかどうか、自分の目で見て来たのですが、お薦めだとわかりましたので、情報を共有させて頂きます。

セブ島までは成田から直行便があって、わずか5時間。

物価は、東京の1/8ほどで、ここにマンツーマン英語学校が成立する鍵があります。

人件費が安いので、マンツーマンで1日5−7時間、グループ・レッスンで2時間、望めばもっと時間数を増やすことが出来て、ドーミトリー、3食つきで、2週間¥100,000位(フライト代を除く)が可能なわけです。長期になればなるほど、お得ですし、4人部屋を選べば、もっと安くあがります。

フィリピンで大丈夫かと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、大丈夫です。

教育を受けているフィリピン人の英語はかなり綺麗です。

私がオーストラリアのメルボルンに住んでいた時、カスタマー・サポートに連絡すると、IT以外はフィリピンに繋がっていました。(ITはインドのバンガローでした。)

セブにも24時間コールセンターを請け負っている、IT Park と呼ばれているところがあり、まさしく不夜城。

アメリカなど時差がある英語国が頼んでいるのですから、訛りがひどいわけはありません。

また教育を受けた方の仕事が限られるので、高学歴のフィリピン人にとっても、外国人に英語を教える仕事は有り難いし、やりがいがある仕事と言えるでしょう。

私は海外に出ると、英語脳に切り替えるのに4日くらいかかるのが標準ですが、今回は、体験レッスン2コマで見事に切り替わったので、ビックリしてしまいました。

授業は、生徒が考えて話すように出来ています。先生の話を一方的に聞くようには全くできておらず、否が応でも話すことになるからだろうと思いました。

ブランディングについてと、将来の夢についての具体的な話を2人の先生として、頭が疲れました(笑)

フィリピン留学の理想的な使い方は、

文法や単語については、どこでも一人で出来るので、日本でやる。(向こうに行って、基本をやっていたのではお金と時間が勿体ないです。)

TOIEC600点を超えて、話す力が足りなかったらフィリピン留学を考えましょう。

転職の合間に、4週間行ければいいですが、普通は無理なので、年末年始など2週間の休暇が取れる時を利用するのがいいと思います。

敬虔なカトリック国なので、Xmas周辺は閉鎖になるところが多いですが、やっているところもわずかながらあります。

とにかくとにかく、話し倒す。

最初は恥ずかしくても、単語が出なくても、1対1で話さざるをえない環境になるので、進歩が早いです。

日本では考えられないような貧富の差を見てくることも、グローバル人材になるために必要なことなので、セブ島でのマンツーマン語学留学を全面的にお薦めします。

鈴木美加子

グローバル・キャリア・カウンセラー /(株)AT Globe 代表取締役

日本GEの人事でキャリアをスタートさせ、モルガン・スタンレー、イートンのアジア・パシフィック本部などを経て、日本DHLの人事本部長に就任。1万人を面接した自身の転職経験と英語や異文化と格闘した体験を元に、外資への転職を希望する方・外資でキャリア・アップしたい方を全力でサポート。
英検1級、TOEIC960点。iU情報経営イノベーション大学・客員教授。ルミナスパーク・リーダー認定講師、STAR面接技法・認定講師、ホフステード異文化モデル公認講師

NY生まれでオーストラリア居住経験あり。映画とコーヒーが大好き。
著書「やっぱり外資系がいい人のAtoZ」(青春出版社)
「英文履歴書の書き方・英語面接の受け方」(日本実業出版社)

株式会社AT Globe

強みを活かし個の力を最大限に発揮できるグローバル人材を、一人でも増やすことで母国の発展に寄与することをミッションとする。 企業向けには異文化理解・海外赴任前研修を、個人向けには外資への転職サポートを提供。

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