元・外資系人事部長、現グローバル人材プロデューサーの鈴木美加子です。本日のテーマは、「転職活動に求人サイトを積極的に活用する」です。

転職活動をする方法は、求人サイト・転職エージェント・LinkedIn・社員紹介など多岐に渡ります。本日は求人サイトを活用するメリットについて説明します。

1. 多様な求人情報にアクセス可能

求人サイトには、さまざまな業界や職種の求人情報が集約されています。そのため、自分の希望や能力に合った求人を比較検討することができます。複数の企業の求人情報にアクセスできるため、幅広い選択肢から最適な仕事を見つけることができます。 しかもWEB上で作業が完結するので、そもそもどのような求人が存在するのかを知りたい時、まだ転職エージェントなど「人」とコンタクトし始める心の準備が整っていない時に役立ちます。

2. 時間と労力の節約

求人サイトを活用すると、求人情報を１箇所で見ることができます。頻繁に更新されるので、最新の求人情報を早く入手することができます。気になる企業のHPを個別に当たる労力と時間を省力できます。

情報が溢れている昨今、自分が欲しい情報を一気に閲覧して取捨選択できることは時短に繋がります。特に現職が忙しい場合、転職活動に費やせる時間が限られることが多いので、積極的に求人サイトを活用して時間と労力の節約を図りたいです。

3. 応募プロセスの簡素化

求人サイトには、オンラインでの応募プロセスを簡略化する機能が提供されています。履歴書のアップロードを通じて、求人への応募を迅速に行うことが可能です。日本語の履歴書と英文履歴書を一度登録すれば、複数の求人に応募できるようになっていることが多いです。

4. 求人情報の比較とフィルタリング

求人サイトでは検索やフィルタリング機能を活用して、自分の条件に合った求人を絞り込むことができます。希望年収などさまざまな要素を選択して絞り込めば、自分に最適な求人を見つけやすくなっています。

どうしても外せない要件、例えば勤務したい国・使いたい外国語・就労スタイル（テレワーク希望）などがある場合は、フィルタリングをかけることで全ての求人の内容を確認する手間が省けます。

以上、求人サイトを活用するメリットについて説明しました。Daijob.com社の求人サイトの履歴書管理機能が近日中にリニューアルされます。英文履歴書については、作成方法・注意点・サンプルなどが丁寧に書かれていますので、初めて英文履歴書を作成する方でも安心です。キャリアの棚卸を十分にして、自分のキャリアをアピール力高く可視化する作業に取り組んでください。

初めて英文履歴書を作成するとき、つい億劫になってしまう方もいますが、外資・海外への転職にあたって英文履歴書が無ければ転職活動のプロセスが始まりません。サイトが用意してくれている説明を頼りに早めに完成してください。一旦作成が終われば、サイトにアップロードすれば良いだけです。Daijob.com社独自のテンプレートではなく、汎用性がある英文履歴書をサイトにアップロードできるようになったので、上手に活用してください。

転職活動にあたっては、一つの手段だけで完結するのは難しいのが現実です。複数のメディアを使いながら、自分にとって最適な仕事を見つけましょう。転職活動にはエネルギーが必要です。自分の理想通りにプロセスが進まなかったり、第一志望の会社に断られたり、一喜一憂していたら心が持ちません。

長丁場になるかもしれないと覚悟して、自分を売り込むツールである英文履歴書の作成には十分な時間を取って、求人サイトに登録するようにしてください。こまめにアップデートしたいところですが、現実は一回作成すると放置しがちなので、最初に作成する時にしっかり時間をかけることが肝心です。

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