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プレゼンテーション力【1】 伝える(説得力)

プレゼンテーション力【1】伝える(説得力)

プレゼンテーションで大切なのは、“伝えること(説得力)”です。
伝え方には言葉以外にもボディランゲージや、速度、自信、アイコンタクトなど様々な要素が組み合わさり、その結果として伝えたい相手に伝えたいことが伝わるものです。多くの英語圏では誰もが学校で“美辞学(説得力)”を学びます。西洋の美辞学は古代ギリシャで生まれローマ時代に完成されました。そして、その後ローマ皇帝により一気に広がったと言われています。しかしながら、美辞学は言葉に関してのみの学問で、本来物事を人に伝えることは言葉だけでなく、もっと複雑で難しいのです。

さて、今日は、なかでも知っておくと便利な3つの説得力の磨き方をご紹介します。

[説得力を磨く その1]  緊張を自信へ変える!

プレゼンテーションにおいて、緊張は最も邪魔でやっかいなものです。
多くの人が集団の前で話す場合緊張します。ましてや母国語以外でスピーチする場合は尚のことです。写真のように全てを完全にコピーできていれば別ですが、恐らく全ては覚えられないでしょう。冒頭の部分だけでも練習を繰り返し、しっかりマスターし、乗り切ることさえできれば、あなたは自信がつき、中盤になっても落ち着いて発表することができるはずです。
くれぐれも、“ゆっくり話す”ことを忘れずに。人は緊張すると早口になりがちです。そうするとミスも生まれ易くなるので、自信を持って、そして自分のプレゼンテーションをコントロールするのです。(たとえ心臓が口から飛び出そうなくらい緊張していたとしても!)

[説得力を磨く その2] 悪い癖を断ち切り、良い癖を身につける!

まず、鏡の前に立って自分のボディーランゲージをチェックしましょう。同じ動きを繰り返していませんか?同じ動きばかりをすると見ている方は飽きてしまいます。強張りすぎてもいけません。強張ってしまい動きが硬くなるとやはり聴衆は飽きてしまいます。
また、レーザーポイントやスピーチ台などツールを利用する時は注意が必要です。
これらも使い過ぎると、つい頼ってしまい気づかないうちに変化のないスピーチになってしまい、聴衆は退屈さを感じてしまいます。もし歩き回れるスペースがあるのなら歩きながらスピーチをするといいでしょう。但し、歩く速度は話す速度に合わせて。早く歩き過ぎないようにしましょう。ゆっくり歩くことで自信に溢れているように見えます。

[説得力を磨く その3]  とにかく好感を持ってもらう!

多少英語が間違っていたり、緊張していたとしても、聴衆に好かれればいいのです。好かれさせすれば聴衆はあなたの文法のミスは気にしません。
ところが、多くに見られるのが、「間違っちゃいけない」という意識が働き堅苦しいスピーチになってしまうことです。聴衆はあなたが楽しんでいない事を感じ取り、やはりつまらないスピーチになってしまいます。
笑顔を絶やさずに、まずあなた自信が楽しんでいると聴取に見せるのです。笑顔でいることでまたリラックスすることもできます。
そしてアイコンタクトを意識し、会場を見渡し、いろんな人に目を向けます。目があったら微笑み、そしてユーモアの一つでも言ってみましょう。聴衆が笑みを浮かべるようになれば、もうそれはあなたのスピーチに夢中になっている証拠です。人は誰しも笑っていたいのです。たとえそれが困難な局面だったとしても。但し、やりすぎには注意が必要です。あなたはお笑い芸人ではないのですから。

まとめ

良いプレゼンテーションとはコンビネーションです。まずは内容が優れていること、そして次に説得力のあるスピーチです。今日お届けしたプレゼンテーションテクニックを是非明日から実践してみてください。



Noel Bradshaw

ロゼッタストーンラーニングセンター COO

Noel Bradshawは、経営コンサルティング会社アクセンチュアのロンドン支店にて経営コンサルタントとしてのキャリアを積んだ後、2年間JETプログラムに参加。現在はロゼッタストーンラーニングセンターでCOOに就任し、運営全般の指揮を執る。

Noel Bradshaw is the COO of Rosetta Stone Learning Center and started his career at management consulting firm Accenture. He came to Japan with the JET programme before joining Rosetta Stone Learning Center and has been with the company for 8 years.

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