Global Career Guide
外資系企業においては、「独自の考え方 = 方法論」というものが明確に存在します。私が勤めているコンサルティング・ファームなどの業態の場合、特にそうなのですが、プロジェクトそのものが、会社が決めたやり方に従って進んでいきます。やり方が決まっているわけですから、担当者は自分のプロジェクトをいかに会社の方法論に適合させるか、
私が勤める外資系企業では、外部的には 3 つの肩書しかありません。「アナリスト」「マネージャー」「パートナー」。「アナリスト」は実務作業担当者、「マネージャー」は現場レベルの責任者です。「パートナー」は「共同経営者」という意味で、会社の株式を互いに持ち合うことで、出資している人物のことなのですが、業務上は「部長」ぐらい
最近は、日系企業においても、イントラネットによる社内 E メールが活用されています。確かに E メールがないころの連絡手段といえば、実際に出向いて話をするか、直接電話をするしかなかったでしょう。限られた業務時間の中で、実際に目的相手と話をするには、やはり限界が出てきます。時間や場所を問わずに確実に伝達できる、また多数の
私が勤める外資系企業には、「秘書グループ」というセクションがあります。その業務内容は、特定の重役の横に付き添って、いわゆる秘書業務をやるというよりも、どちらかというと「雑用業務」に近いものです。しかし「雑用」といっても、掃除などをするわけではありません。外資系企業の場合、従業員である外国人が日本で働く上で、さまざまな問
多くの外資系企業の場合、頻繁に欧米本国からの出張者がやって来ます。私は金融部門に在籍していますが、金融のグローバル・ヘッドが来日するときなどは、よく成田までアテンドしに行ったりもします。 また、滞在中のホテルを手配することもあります。相手のランクにもよりますが、たいていは「ホテルオークラ」か「帝国ホテル」を予約します。
外資系企業において、特に優れている福利厚生プログラムに「トレーニング・ジムへの優待」があります。私の会社も、ある有名なフィットネス・クラブと契約しており、社員は格安料金でクラブを使用することができます。 同僚の外国人と接していて驚くことのひとつに、彼らの綿密な健康管理が挙げられます。どれだけ忙しくても、毎日プールで泳い
グローバルベースで仕事をしていると、海外と打ち合わせをする機会が頻繁に発生します。私が現在担当しているプロジェクトは、東京・ニューヨーク・ロンドン・シンガポール・香港のスタッフが関与しており、連絡をとり合って意思疎通を図るのが非常に難しい状況にあります。また、e-mail での連絡にも限界があります。このような場合、「
最近、私のチームにジュリアンという女性が入りました。彼女は「サマーインターン」と呼ばれていて、米国の本社が受け入れている大学院生です。現在、ペンシルバニア大学のウォートン・ビジネススクール ( 米国有数の MBA) に通い、英語はもちろんのこと、日本語と中国語を話す才媛です。 「サマーインターン」というのは、主に MB
「あなたにとって一番大事なものは何ですか ?」という質問をした場合、多くの人は「家族」と答えるのではないでしょうか。これは、日本人でも外国人でも同じであり、家族が生きがいであるということには納得します。 では、家族と仕事との関係についてはどうでしょう。日系企業では、仕事場に家族の問題を持ちこむのは、ほとんどご法度といえ
「あなたはユーモアを持っていますか ?」とたずねられたら、あなたはどのように答えますか ? 実をいうと、この質問は私が勤める外資系企業の「人物評価シート」にある質問項目なのです。私の上司は、四半期に 1 回、私の評価をこのシートで実施します。ではいったい、仕事における「ユーモア」とはどのようなものなのでしょうか ? 日