Global Career Guide
みなさんは、フジ子・ヘミングというピアニストをご存知でしょうか ? 1 万枚売れれば大ヒットと言われているクラシック音楽の世界で、デビュー CD の「奇蹟のカンパネラ」は 70 万枚の売り上げを達成し、それ以外の CD と合わせると売り上げ 150 万枚に迫っています。 私はこう見えてもクラシックには少々うるさく、仕事
最近わが社の評価シートに、「エンプロイアビリティー ( Employability )」という項目が追加されました。さて、エンプロイアビリティーとは何なのでしょうか ? 一般的には、「会社に雇われるために必要な能力」または「企業 ( 社会 ) の求めるサービスを提供して報酬がもらえる能力」というふうに解釈されています。
先日、私のところにこんなメールが来ました。 「Board Members decided you would be promoted to “CMO”…( 役員会は、あなたを「CMO」に任命しました … )」 「おいおい、またかよー !」 実は最近、社内で「 C ナントカ O 」とい
先ごろのことですが、「ショウ・ザ・フラッグ !」という言葉が、ニュースを賑わしました。これは、米テロ事件に関連して、アーミテージ米国務副長官が、日本の柳井駐米大使に発した言葉で、「旗を見せろ !」すなわち、「俺につくならつくとハッキリ言え ! = 日本の具体的な支援策を示してほしい」という意味の発言でした。 実際には、
「CROSS ROAD 右へ曲がるのか、左へ折れるのか、まっすぐ進むのか、今立ち止まるか … 」 これは、いまや押しも押されもせぬ人気作家、辻仁成さんがかつて在籍したロックバンド、ECHOES の「CROSS ROAD」という歌の一節です。高校時代に ECHOES をよく聴いていた私は、「将来、自分にも人生の明暗を分け
最近、MBA を取得しようとする人たちが増えています。不安定な世の中を生き抜くために、何か “つぶし” のきく「資格」を取得しようという潜在的な意識と、「MBA」というカッコいい響きに惹かれてか、希望者は年を追うごとに増加しています。日本の有名大学が MBA のカリキュラム導入を開始したことも、
自らの仕事に意欲的に取り組み、高い目標に向かって努力することは、われわれ社会人にとって「生きている実感」を与えてくれる、非常に有意義な活動だといえます。 一方で、その努力も限度を過ぎると、健康に重大な弊害を及ぼす危険性を孕んでいます。一般に、「燃え尽き症候群」と呼ばれる症状は、仕事に充実感を感じていながらも、休息を取ら
私のチームにいる Yumiko さん。最近何やら、業務終了後も遅くまで残って作業をしています。 ( 私 )「こんなに遅くまで、どうしたの ? 」 ( Yumiko )「あぁ、タカシさん。実は Woman’s Initiative Meeting の準備をしているのです」 Woman’s Init
一般に企業における人事や経理などの部門は、「間接部門」と呼ばれます。これらの部門は、生産や営業などの直接部門と比べると、商品や顧客と接する機会がなく、収益への貢献度も見えにくい分野です。 例えば給与計算や経費支払などの業務は、基本的にはだれがやっても結果は同じになるはずです。それならば、いっそのこと外部の戦力に業務を委
最近、企業における「リストラ = 人員削減」が大きな話題になっています。従来のリストラは、外資系企業や外資が経営を握っていた企業が中心であったものが、いわゆる「伝統的な日本企業」においても活発に行われるようになってきました。 そもそも企業のダイナミズムで見れば、その時々に応じた形で会社の規模を操作することは当然の経営施