Global Career Guide
最近、中途採用の面談をしていて気付くのは、「職場での人間関係を重視する」人が増えてきたことです。実際に、仕事のやりがいより、自分のキャリアより、給料より、人間関係の良い職場で働くことをより重視する傾向が強まっています。 確かに、いわゆる「一般職」と言われる事務職においては、職場の人間関係というのは非常に重要です。総合職
先日、NY オフィスの同僚である Joseph から、突然次のような E メールが来ました。 “I have an unfortunate news that I will no longer be working at XX company as of this Friday…”(
最近、「コーチング」という言葉が流行しています。「コーチング」というと、多くの人はスポーツにおける「コーチと選手の関係」を思い浮かべると思います。しかし、ビジネス社会におけるコーチングとは、「能動的な自己変革へと導くコミュニケーション・スキル」としてとらえられており、スポーツにおけるコーチングよりも一歩進んだものとして
外資系企業で働くようになって以来、日系企業にいた頃に比べると、明らかに「論理的思考能力」が向上したような気がします。 そもそも「論理的思考」とは何でしょうか ? 定義はいろいろとあるでしょうが、要は「 A は B だから C である」というようなロジックを当てはめることによって、結論を導くことだと思います。 日本の教育
みなさんは、「外資系企業に勤務する人々は、さぞかし高度な PC スキルを持っているんだろうなぁ…」と思っていませんか ? パソコンやインターネットを駆使する能力のことを、俗に「情報リテラシー」といいます。そして、この情報リテラシーを有する人とそうでない人との間に存在する格差、すなわち「デジタル・デバイド」が欧米先進国で
みなさんの会社では、部屋に何かの名前がついているでしょうか ? こんなことを聞くと、「こいつは何を言っとるんじゃい ? 」と思われる方も多いかもしれません。しかし、外資系企業では、会議室などの部屋に名前をつけることが珍しくありません。 例えば、私が勤める外資系企業の場合、会議室に「ヘラクレス」「ジュピター」「ケンタウル
前回のコラムで、「自分のことは自分ですること」の重要性を書きました。ま、実際には、このこと自体は社会人としてごく当たり前のことで、今さら強調するほどのことでもありません。しかし多くの日系企業では、その「当たり前のこと」が実行されていないのも事実です。 例えば税金の年末調整処理をとっても、かなりの差があります。年末調整の
先日、入社して 6 ヶ月が経過した中途採用者のミーティングに呼ばれました。私の役割は、会社に対する彼らの意見に耳を傾け、適切な回答をしてやるという、何とも気が進まない仕事でした。要するに、「こんなはずじゃなかった」「話が違うじゃないか」という文句に対して、経営に代わって、回答ならぬ「言い訳」をしてやるという事なのです。
過去のコラムの中で、外資系企業への転職に関して、「MBA などの資格よりも、実務としての実力を身に付けることが重要」という主旨のことを書いてきました。このような議論をすると、「MBA などの資格を否定している」と取られがちなのですが、それは大きな誤解です。何かの目的を持って、資格の取得に励むことはすばらしいことだと思い
現在、私のチームにトモコさんという女性がいます。彼女は、大学を卒業して、某有名企業に「女性総合職 I 期生」として入社したものの、男性中心の文化に耐え切れず退社。アメリカの大学で MBA 取得後、外資系銀行を経て、うちの会社に入社してきました。 彼女の入社前に、私は上司から、彼女が私のチームに入ることを知らされました。