Global Career Guide
最近、「スローフード」という言葉が流行っています。ハンバーガーなどのファスト (Fast) フードに対してのスロー (Slow) フード。伝統的な食材や料理、質の高い素材を提供する小規模な生産者を守り、消費者に「味」を再認識させる運動のことを指し「スローフード運動」と呼ばれています。 伝統的な食材や料理には、職人芸とい
私が大学を卒業して最初に就職したのは銀行でした。当時は学生優位の、いわゆる「超売り手市場」でして、私も 10 以上の企業から内定をもらい、「はて、一体どの企業に入ろうかな … 」などと頭を悩ましていたことを覚えています。 私は文系だったこともあり、できるだけ「テクノロジー」などとは縁のない会社に入ろうと決めていました。
ニューヨークでの出張を無事終えた私は、帰りにサンフランシスコに立ち寄ることにしました。「立ち寄る」と言っても、大した目的があったわけではなく、単にこちらにくるときにサンフランシスコ経由で入ったために、帰りも同じ経路をたどらなければ高くつくという理由だけなのですが。 超早起きして早朝便でサンフランシスコに着いたため、時間
( 前回の続き )アトランタでの用事を終え、われわれはニューヨーク (NY) に入りました。顧客へのインタビュー等はすでに終了しており、NY では NY 本社の同僚と意見交換をすることを目的としていました。そのためか、「おのぼりさん」気分でかなりリラックスしていました。 NY に入った当日、時刻はもはや夜 8 時を回っ
( 前回の続き )サンフランシスコ経由でアトランタへ入る途中、乗り継ぎのデルタ機に乗り込もうとした私は「手荷物検査」のために機内に入る直前で呼び止められました。 …… しょうがないなぁ …… と口では文句を言っていますが、顔は微笑んでいます。というのも、こういう状況で露骨にイヤな顔をすると私の経験から判断して、かえって
先日、私はプロジェクトの関係で、1 週間ほどアメリカへ行ってきました。今回から数回そのときの出来事をお話します。 今回の出張は、私を含めて 5 名の大所帯でした。目的は、ある日系企業の米国法人 ( アトランタとニューヨーク ) におけるインタビューと現場の見学です。現在わが社では、この企業の業務改革プロジェクトをサポー
職場の中で、「仕事がはかどらずイライラする」、「夜眠れない」などの悩みはよく聞かれます。一方で、管理者や経営者サイドも「どうも社員の仕事の能率が悪いようだ」と感じているケースがあります。 確かに、ストレスを感じながら仕事をしていると能率は上がりません。このような社員のストレスを発見・解決し、会社全体の生産性向上を支援す
公共経済学の中に、「フリーライダー(Free Rider)」という言葉があります。要は「ただ乗り」のことで、費用を負担せずに便益を受ける人のことを言います。例えば、ある町が住民の税金を使って橋をかけたとします。しかしその橋は、税金を払った住民だけが使用するわけではなく、税金を払わなかった人も使うことができます。こういう
外資系企業に入って気づいたことの 1 つに、「ほめられる機会が多くなった」ということが上げられます。別に取り立ててすごいことをしたわけでもないのに、上司から「タカシ、すごいな。頑張ってるな ! 」とよく言われます。日系企業にいた頃には、上司からほめられるようなことは、全くと言っていいほどありませんでした。これは一体、ど
( 前回の続き、ちなみにこれはほぼ 7 年前の話です ) ( 晴れて ( ? ) トレーディング部門に異動になってから早や 6 ヶ月。当初は「マーケット部門内システム部員」として活動していた私にも、トレーダーとしての真価が問われる時期がやってきました。つまり、目に見える形での「稼ぎ」が必要となってきたのです。 ( 私が