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先日、わが家の掃除機がこわれてしまいました。実は、2 年半前に購入してから、今回で 3 度目の故障です。「 2 年半で故障 3 回って、何かおかしいんじゃない ?」と思われるかもしれません。私もそう思います。ただ、わが家の掃除機って、コードレスなのです ( 実はちょっと自慢 )。2 年半前、海外の某有名メーカー F 社
( 前回の続き )銀行員時代の後輩であるマサルと久しぶりに連絡を取ったところ、彼は銀行を辞めて外資系企業に転職を考えているとのこと。彼が転職を決意した理由は、「今の銀行で仕事を与えてもらえず、干されている」というものでした。 私 「干されてるって言うけどさ、どんな感じなの ?」 マサル 「去年の 6 月に、証券のディー
みなさん、新年明けましておめでとうございます。今年も 『タカシの外資系物語』 をよろしくお願いいたします。 さて、私は今、ある銀行のプロジェクトに参加しています。そのプロジェクトとは、人件費削減を目的としたもので、はっきり言えば「リストラ」のお手伝いをしています。プロジェクトにおける私の役割は、ある手法を使って、どの部
先日、トム・クルーズ主演の「ラスト・サムライ」という映画を見てきました。実は「ファインディング・ニモ」というアニメを見るために映画館に出かけたのですが、あいにく満員だったため、仕方なくトム・クルーズの方に変えたのです。 正直言うと、あまり気が進まなかったんですよ、トム・クルーズの方。何となくタイトルからして、また例のご
「数字は人格である」みなさんはこの言葉から、何を想像しますか ? 私は外資系企業に転職して 6 年余り、現在 2 社目の外資系に在籍しています。そして、外資系に転職する前と後で比較して、いったい自分の中で何が変わったかというと、「数字は人格である」ということを理解したか否か、それに尽きると思っています。 ここで言う「数
( 前回の続き )うーーーむ …… 会議室はさっきから重苦しい沈黙が漂っています。急遽、アメリカ本部から出張で東京に来ることになったホワイト氏。われら日本支社の重要な顧客である A 銀行で、彼に何を話させるか、それがこの会議の議題です。 「こうなったら、われわれの考えを、正直に話してみるか …… 」 A 銀行の担当営業
「A 銀行提案に関与しているみなさん、本日午後 2 時に本社会議室へ集合のこと !」 朝会社に来てみると、このようなメールが「Urgent ( 緊急・最優先事項 )」の位置づけで送られていました。まったく、こっちの都合も考えずに、困ったもんです。 私はメールを出してきた張本人である、営業課長のイノウエ氏に電話してみまし
「三つ子の魂百まで」ということわざがあります。これは、「幼い頃に身に付けた事柄は、死ぬまで忘れない」という意味ですが、ビジネスの世界でも同じことが当てはまります。それは、新入社員の頃に覚えたことは、いくら転職を繰り返したとしても、なかなか変えることができないということです。 私が「三つ子の魂」を叩き込まれたのは、新卒で
( 前回の続き )「さて困ったことになりました。転職して初めての営業活動を開始したのはいいのですが、そこで前職の同僚アキラと鉢合わせ。加えて、その顧客は前職時代に私とその同僚が開拓した顧客だったのです。 「いやーーー、ご無沙汰しています。会社は変わっても、お互い今後とも頑張って、いい仕事をしていきましょうね !」なーん
「タカシ、そろそろわが社にも慣れてきたかな ?」 何やら背後に殺気がすると思ったら、上司の M 氏が立っていました。 「え、えぇ、まぁ……」 「何かわからないことがあったら、遠慮なく言ってくださいよ。じゃ……」 M 氏はそれだけ言い残して去っていきました。 もうそろそろヤバイかな……何が「ヤバイ」かと言いますと、要する